～プロローグ～


「宮前ってエロい体してるよなー」
「胸とか触りてー」
「いや、胸よりもあのケツだろ！クソやわらかそう！」

　さやかは2-3のアイドル的存在だ。といってもそんな綺麗なもんじゃない。
恐らく誰もがさやかで想像して抜いたことがあるだろう。“そういう”意味のアイドルだ。
オレももちろんその一人だったが、オレはもっと先を行っている。
皆が憧れるそのさやかの尻も胸も、すでに触ったことがある。

　しかしオレはさやかの彼氏ではない。それではどのようにか。
そう、痴漢である。

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