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1:平和な夏休みが終わった日 第3話
現実ってのはそう簡単に逃げる事は出来ない。
口うるさい親から逃げたいのと、 気楽な生活がしたいという理由で始めた一人暮らし。 実際は色々と大変なところもあったけど、 気楽な生活は送れている事もあって基本的に不満は無い。 まりがこの家に押し掛けて来た事は正直めんどいと思ってる。 やつからセックスがしたいという提案があったのは魅力的だが、 めんどいという感情の方が強いのも事実だ。 そして今、目の前にある悪夢。 こいつは避けたいと思うし、やばいのは明らかだ・・・・。 てか、なんでこうなった?。 事の始まりは昨日の昼。 まりはこの家に来てからの食事が、 コンビニで買って来た物だけである事に不満をあげていた。 「飽きた。」 面倒臭いばりに簡潔に言ってくる。 「他にねぇんだよ。」 面倒臭いから・・・・それを理由にこの生活を続けている。 「なんか買って来て作ってよ。」 「俺がかよっ!。」 不毛な睨み合いが始まる・・・・。 「はぁぁ、しゃあねぇな・・・・。」 こんな事しても疲れるだけだと思い仕方なく立ち上がり、 出掛ける準備をする。 近くに一応量販店はある。ただコンビニよりほんのちょっと遠い。 それを理由にこれまで利用する事はなかった。 「・・・・ある意味お兄ちゃんらしいけど。」 その事を話すと素っ気ない態度で返してくる可愛くない姪。 家から少し歩いた距離にコンビニがあり、 目的の量販店はその後ろ隣にある。 「この位で面倒臭がってたわけ?。」 「うるせぇ。」 すんごい顔で睨んでくるまりを俺は見なかった事にして店に入る。 まりはあれもこれもと欲しがったが、 たった二人でそこまで買ってどうするという事で却下。 買う物は最低限にし、まりの不満顔を横に清算。 ただ、まだコンビニで買った物が残っていたので、 夕食はその処理という事にした。 尤も、当のまりはそうとう不満そうだったが・・・・。 そして今朝。 「手伝ってくれないの?。」 「そんな事言った覚えは無い。」 事実だし、とりあえずまりの文句を聞きながら、 朝食の完成を待つ事にした。だがこれが悪夢の結果になるとは・・・・。 完成した物は使用した食材からはありえない色、臭い。 そして料理とは思えないおぞましい気配を漂わせていた。 俺もそうだが、まりもそこは察しているようで、 お互い箸にすら手を付けていなかった。 「お、お兄ちゃん食べないの?。」 「お、お前こそ・・・・。」 意味の無い牽制・・・・時間だけが過ぎていく・・・・。 と、とりあえず一口と箸に手を伸ばし、一品食べてみる。 「んぐっ!?!?ごがぁっ!。」 口にしたとたん目の前が真っ暗になり、訳の解らないものが見えた。 そして多分吐き出したのだろう、テーブルはそのせいで汚れていた。 「食べない方が良いみたいね。」 「ひとに食わせて言う事かよっ!。」 まったくこいつは・・・・。 せめてのも救いは二人共朝食はあまり食べない方だという事。 結局朝食は袋菓子で済ませ、片付けは二人でやった。 昼食は朝食の事もあって俺が作る事にした。 料理経験は過去に置き去りにして来たと言ったところだったが、 それでもまりに任せるよりはましな物が出来た。納得いかねぇ・・・・。 そして昼食後、俺は縁側でゴロゴロとノンビリしていた。 「お兄ちゃん。」 俺の顔を覗く様にして現れたまり。 ただ状況上、スカートの中が丸見えで、 白いパンツが目に付いてしまっている。 「どうした?。」 「昨日逃げたよね。」 ぎくっ!、今朝特に追求は無かったので問題無いと思っていたが、 昨日の夜、まりのセックスしたいという要望に応え、 実行しようとしたが失敗。 俺はそのまま逃げてしまっていた。情けない事に・・・・。 「だから昨日の続き。」 少し怒った顔で言うまり、まぁそれで済むんならいいが。 「で、どうする?。」 「お兄ちゃんも裸になって。」 「えっ?。」 「だって昨日私だけ裸になったじゃん。ずるい・・・・。」 まぁ確かに・・・・そういう事ならと起き上がり服を脱ぐ。 そしてまりも服を脱ぐ、すると体の所々に蚊の刺された痕が・・・・。 「もしかして、あのまま待ってたのか?。」 「そうだよ。」 ぎろっと睨んでくるまり、怖ぇ、そして悪い事しちまった。 「ふ~~ん。これが。」 いつのまにか俺のあれを弄っているまり。 「俺のち○こでなに遊んでやがる!。」 「いいじゃん、初めてなんだし。」 よかねぇ、と言いたくなったが止めないのは明らかだ。 「なぁ、お前のあそこ・・・・。」 「あ、昨日のあれ気に入ったんだ。 じゃあ、お兄ちゃん寝て。」 にやにやしながら言ってくるまりに従い寝ると、 その上にまりが乗って来た。そして目の前にまりのあそこ・・・・。 まりは相変わらず俺のあれを弄っている。 俺もまりの割れ目を触り始める。 昨日と変わらない柔らかい感触。だからってのもある。 昨日と同じようにこの割れ目を舐めたいと思った。 舌から感じられるまりのあそこの感触。 「じゃあ、私も・・・・。」 まりも合わる様に俺のあれを口に含みだす。 やべぇ、まりのあそこを舐めるのも最高だし、 まりがやっている事もめちゃくちゃ気持ち良い。 これがセックスじゃあないのは色々な本で知っている。 たがそれでも今やっている事が最高に気持ち良いのも確かだ。 くちゅっ、くちゅっ、といういやらしい音が気分を高める。 やがて俺のあれから強い高まりを感じ、 勢いに任せて腰を上に上げてしまう。 「ごふぅっ!。」 あ、いけね。まりの事忘れてた。 「がふっ、がふっ、何するのよぉ。」 縁側の外に顔を向け、口の中のものを吐き出しながら言うまり。 「わ、悪ぃ。」 睨んでくるまりに一応謝っておく。 「本なんかだとこれ、美味しそうにしてたけど・・・・。 正直無理・・・・。」 明らかに顔色を悪くしながら自分の服を回収し、立ち去ろうとするまり。 「おいっ、続きどうするんだよ!。」 「気持ち悪い・・・・。」 俺れの問いにそう言って去って行くまり。 どうやら予想以上に気持ち悪かったようで、 この日はこれ以上の状況の進行は無かった・・・・。 (第3話終)
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2018/05/30 11:39:33(2LzcuKdF)
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