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初夏の水遊び1
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:初夏の水遊び1
投稿者: そう
初夏、山村悟史はある競技施設にいた。
そこは、陸上競技場や体育館、武道館などその街の運動施設が集まった
場所であり、さまざまな競技大会が行われていた。
悟史はその中の屋内プール仮設ドーピング検査員室に身を置いていた。

その日、屋内プールでは競泳大会が行われていた。
大規模な大会ではないが、一応、国の代表を選出する参考大会となって
おり、悟史の通う医科大学から数人がボランティアで、薬物検査の検査
員としてかり出されていた。

歓声が検査員室まで響く。
悟史は大会プログラムに目を移した。
今はちょうど女子の最後の競技である200M平泳ぎの決勝が終わる時間帯だ。
後30分程度で上位入賞者が検査室に来るだろう。
普通、薬物検査は採尿をするので同性の検査官が行うことになっている。
男子の競技は女子の後に行われるので、現在検査員室には女性検査官が詰
めており、男性検査員は他の場所で時間をつぶしていた。
悟史は同級生の美香の話し相手として検査員室に引きずり込まれたのであ
る。

「悟史知ってる?平泳ぎの新星「西原あゆみ」。まだ13歳なのにすごいよ
ねぇ。今日も決勝まで残ってたよ」
美香は悟史に対して一方的に話していた。いつものことだ。
「取材に対してもテキパキと答えるし、幼い顔してるのに私よりしっかり者
みたいだよ」
「でも、これはあたしが仕入れてきた情報なんだけど・・・」
美香の仕入れてくる情報はくだらない事が多いので、聞き流す程度に耳を
傾ける。
「あゆみちゃんは採尿が苦手なんだって。この前の大会も優勝してたけど
採尿に何時間もかかったらしいよ。やっぱり思春期の女の子なんだね」
悟史はホウホウと相槌を打つ。
「あたしが採尿に立ち会うことになったら、いっぱい話して緊張をほぐし
てあげないとねー。おねーさんに任せなさいってね!」
悟史がお調子者である美香の発言に少し感心していると、検査室の扉が開き
女性競技者が入室してきた。

検査員室がにわかにざわつき始める。
女性検査員が採尿のために、選手をともなって検査室に向かう。
今回は決勝進出者8名が検査の対象である。
瞬く間に、女性検査員は美香を残して全員出払ってしまった。
現在、部屋には美香と悟史だけが残っている。
「うーん。8人だからあと一人いるはずなんだけどねー。あゆみちゃん来て
ないし」
廊下で足音がして扉が開いた。
悟史達はあゆみが来たものと思い扉に目をやったが、そこにいたのは女性
検査員の一人だった。
「あ、美香ちゃん。残ってるの?ちょっと手伝って」
美香は「はい」と返事をして一緒に出て行ってしまった。
悟史だけが部屋に残るかたちになり、時間が5分10分と過ぎた。
プールからの歓声は止み、廊下と部屋はひっそりと静まっていた。
何らかの形で全員検査が出来ているのであろう。悟史は誰も来ないはずの
部屋でゆっくりと自分の出番を待つことにした。

ふいに廊下で足音がした。次の瞬間、扉が勢いよく開きジャージ姿の少女
が部屋に入ってきた。
悟史が目を向けると、そこにはテレビで何回か見た顔、西原あゆみの姿が
あった。
整った顔立。ショートカットにした髪はまだ乾いてないのであろう、しっ
とりとしている。無駄肉の無いスタイルは典型的なスポーツ少女の体つき
だ。まぁ、胸にも肉がついてないのは将来性に期待という所か。

あゆみはスタスタと悟史の下に歩み寄ると
「ドーピング検査受けに来たから早くやってよ」
そう言い放ち悟史をキッと睨み付けた。
「今は見ての通り女性検査員が出払っていますからしばらくお待ちくだ
さい」
悟史は穏やかにそう答えた。
「何で誰もいないのよ!。これだから地方の大会は参加したくなかった
のに!」
「ま、もうすぐ誰か帰ってくると思うから」
悟史はそう言いながらあゆみをなだめた。
テレビテ見た印象と実物はやはり違う物だな、と、いう思いを悟史は感じ
ていた。
ハキハキと物を言い、凛とした印象を受けていたが、実際には生意気で勝
気な少女のようだ。
運動選手として勝負するには、これぐらいの性格じゃないと無理なんだろ
う。
あゆみは悟史から視線を外し、扉の方を睨みつけていた。
30秒もたたないうちに
「もう!誰も帰ってこないじゃない!」
「だいたい表彰式終わってすぐに囲み取材なんてするから遅れちゃったのよ!
今なら出そうなのに・・・」
あゆみはブツブツ文句を言っていたが、少し考え込むように大人しくなった。
「あなたも検査員なの?」
悟史をキッと見つめながらあゆみが聞く。
「ああ、一応公認の検査員だけど」
あゆみの視線が宙を泳いだ。しかし、意を決したように
「じゃあ、あんたが立ち会ってよ。今すぐに」
悟史は驚きを隠せずにあゆみを見返した。



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2009/04/25 01:43:30(DxDDvWAn)
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