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僕が目覚めた時、少女はベッドにいなかった。
体を起こして目覚し時計を見る。午前11時…。 僕は少しぼんやりとした意識の中で、昨日の少女との行為を思い返してい た。 少女の柔らかく暖かな唇に包まれての絶頂、小さな体にペニスを突き立てた 時の痺れるような快感、眠りに落ちる前の少女の言葉。 少女の残り香、甘い香りが夢では無いと告げていた。 僕はトランクスとTシャツを着てベッドルームからダイニングに向かう。 キッチンにバスタオルを巻いた後ろ向きの少女の姿、少女はフライパンを握 っていた。 「おはよう」僕は少女に声をかける。 少女は体をびくっと震わせた。 「わぁ、びっくりしたぁ。おはよう」 振り向いて微笑む少女の姿。つややかな細い肩と綺麗な脚。 「今起こそうと思ったんだ。朝ごはん、作ったの。美味しくないけど」 ダイニングテーブルの上にはグラスに注いだミルクと焼きたてのトースト。 フライパンの中には目玉焼きがふたつ。 不味くしようと思っても難しいメニューだ。 「勝手に冷蔵庫開けちゃったよ、シャワーも浴びちゃった」 僕は、その角食が賞味期限切れだったことを思い出した。まぁ、でも焼いた ら大抵のものは大丈夫だ。 「あたし、おなか、すいちゃったよ」 少女の愛らしい笑顔。見とれる僕。 僕は12歳の少女に、その…すっかりやられてしまっていた。 「ね、おじさん、着るもの貸して欲しいんだけど…」 僕は我に返った。とりあえず寝室に行ってタンスから適当に下着を選ぶ。 ぶかぶかのTシャツと男物のトランクスを着た少女と向かい合って、僕はいつ もより美味しく朝食を頂いた。 朝食後、僕と少女は並んで居間のソファに座った。 「昨日は本当にごめん」 僕は少女の肩を抱いて謝る。 「ううん、いいんだけど…」 「けど?」 「まだ、ちょっとだけお腹痛いんだ」 僕は少女にキスする。少女の細い腕が僕に回る。 「ね、昨日寝る前にあたしが言ったこと、覚えてる?」 「え。覚えてるけど…」 「あたし、できるんだよ。お尻でも…だから、おじさんがしたかったら… ね」 僕のペニスが上を向く。少女の細い体を抱きしめた。 「優香ちゃんの、お尻で…して、いいの?」 「うん、いいよ。…おじさん、したことある?」 「ううん、無い」 「じゃあね、えっと。…あたしの言う通りしてね。痛いのは嫌だから」 ベッドルーム。ベッドの上で全裸になった少女はうつ伏せに寝て細い脚を大 きく開いた。 少女に言われた通り、シャンプーを自分のペニスに塗る。そして少女のアナ ルにもシャンプーを垂らす。 「ゆっくりね、ゆっくり指、入れて」 僕は人差し指で少女のアナルにシャンプーを塗る。小さな形の良いお尻。小 さくすぼんだ可愛いアナル。 指がアナルに触れた瞬間、少女のお尻にきゅっと力が入る。 「入れてもいいの?」 「うん…でもお尻に力が入っちゃったら、止めてね」 僕はゆっくりと小さなアナルに指を埋めた。 第一関節が埋まった時、アナルがきゅっと締まった。 「あはぁ、くぅっ」 少女が小さく呻き、僕の人差し指がきつく締め付けられた。 「優香ちゃん、大丈夫?」 少女のお尻から力が抜ける。 「うん…入れたり出したりして」 僕は真っ直ぐに大きく脚を開いた少女を眺めながら、指を出し入れする。 少女は枕をきゅっと握り、頭を少し浮かせた。 「くはぁ、ふあぁ…。ね、入れていいよぉ…」 僕は指を抜き、ペニスを少女のアナルにあてがう。 「待って、あたし、深呼吸するからぁ」 「うん」 「息を全部吐いた時に、少しずつ入れてね」 少女は大きく深呼吸を始めた。 僕は少女が息を吐ききった時を見極め、ペニスをぐいっと進めた。 いきなりペニスの先端、亀頭の部分が小さなアナルにめり込んだ。 「いやああぁ、痛いぃ」 少女の叫び。小さな背中が反り返る 「少しずつ…お願い、少しだよぉ」 「ごめん、少し…だね」 少女は再び深呼吸を始める。 僕は慎重に、すこぶる慎重にペニスを進める。 少女の呼吸に合わせ、お尻に力が入ったら無理をしない、そして息を吐きき った瞬間に僅かずつペニスを送る。 小さなアナルにペニスがきつく圧迫される。少女のアナルがこれほどに狭い とは僕は思っていなかった。 少女の直腸をゆっくりとペニスが進み。そしてほぼ全てが、少女のアナルに 埋まった。 「いいよ。動いても」 僕は背後から少女の肩を抱き、出し入れを始めた。 「くぅっ、あぐぅ…」 苦しげな声。枕を握り締める小さな手。 「優香ちゃん、大丈夫?」 「かはぁっ…早くぅ」 「え?優香ちゃん?」 「早くぅっ…終わってぇ、お願いぃ」 少女に言われる前に僕はもう限界だった。 少女のアナルにペニスをより深く突きたてる。 「あぐぅ、くはああぁっ」 少女のお尻がぎゅっと締まり、小さな体が硬直した。 僕はその強烈な締りに耐えられなかった。 僕のペニスは何度も大きく脈動し、少女の直腸に精液を吐き出す。 全ての精液を少女に吐き出し終わった時、僕は放心状態だった。 「抜いて、お願い、抜いてぇ」 少女の声に僕は我に返り、アナルからペニスを引き抜く。 僕のペニスの、最初の無理な挿入で少女のアナルは傷ついていた。 血がにじむ小さなアナルを見て、僕は背後から少女を抱きしめる。 「ごめん、痛かった?ごめん」 少女は鼻をすすりながら、小さく首を振った。 「ね、おじさん…あたし、明日もここに居させて…」 僕は少女の頭を撫で、耳元で「ずっと居てもいいよ」と囁いていた。 僕は少女に毛布を掛け、バスルームに向かった。 シャワーを浴び、居間に戻ってテレビをつける。 そして冷蔵庫から待望の缶ビールを取り出し、ソファに座って一気にその半 分を渇いた喉に流し込んだ。 テレビから、ニュースが流れていた。 【今朝9時頃、○○区○○、○丁目の一戸建ての住宅で】 あれ、家の近所だなと思ってテレビに注意を向ける。 【会社員、サイトウタカシさんと妻、アヤカさんが何者かに刺し殺されてい るのを】 サイトウアヤカ…どこかで聞き覚えのある名前と思って僕はテレビを凝視す る。 【サイトウさん宅を尋ねた知人が発見し、○○警察署に通報…】 その時、僕は突然、背後からの視線を感じて凍りついた。 突き刺さるような、焼かれるような視線…。振り返らなくてもそこに少女が いることは明らかだった。 【なお、この家の12歳の長女の行方がわからなくなっており、警察はこの少 女の行方を…】 僕はゆっくりと振り向く。 陶器のような無表情な少女の顔。悲しげな、しかし狂気を帯びた目が僕を射 抜く。 「こ、殺したのか…キミが両親を」 少女は答えなかった。 氷のような長い沈黙。僕を射抜く視線。 そして少女が口を開いたと同時に、僕は反射的に立ち上がっていた。 「ここに居てもいいよって、おじさん、言ってくれたよね」 「け、警察に行こう。僕が付いて行ってあげるから」 僕の声は震え、上ずっていた。 「あたし、我慢したよ。苦しくても、痛くても、おじさんの為に一生懸命我 慢したのに」 僕は壁にかかった電話の親機に駆け寄る。震える手でその受話器を取った。 震える指。110番が押せない。 少女の叫び声が耳を貫く。 「う そ つ き ぃ 」 少女は走ってダイニングに消えた。 僕はやっとの思いで110番を押す。2度目の呼び出し音で電話は繋がった。 「もしもし、あの、今ニュースで見た…」 その時、僕の横腹に何かがぶつかった。 それが少女だと認識した時に、脇腹に鈍痛。 少女の手に握られた柳葉包丁が脇腹に突き刺さっているのを見た時、鈍痛は 激痛に変わっていた。 僕は受話器を握ったまま倒れこむ。壁にかけた親機が外れて床に落ちる。 「ゆ、優香ちゃん…」 少女は僕の脇腹から包丁を引き抜き、もう一度僕の腹に突き立てた。そし て、すっと立ち上がる。 「おじさんが、おじさんが…悪いんだよ」 僕は、ただ少女を見上げていた。 「あたし、あたし…もうどこにも帰る所なんて無いッ」 体が動かない。僕は妙に冷静に、こりゃ死ぬな、と思っていた。 生暖かい血が傷口から噴出しているのがわかる。僕は倒れたまま、少女の姿 を眼球だけで追った。 少女がベランダへの扉を開けたのが見えた。 そして手すりを乗り越え、ベランダの向こう側に少女は見えなくなった。 目の前が暗くなると同時に「ドンッ」という鈍い音が、かすかに聞こえた。 父さんの言うとおりだったよ…。 飼えない子犬は拾ってきたらいけないんだ…。 僕は、あの一度拾ってまた捨てに行った仔犬のことを、再び思い出してい た。 あの仔犬、悲しそうな目で震えていたんだ。 寒そうだったから、僕のお気に入りのバスタオルに包んでダンボール箱に入 れたんだ。 そして僕は泣きながら、誰も来ないような公園の隅に置いて来たんだ。 翌日に僕は学校の帰り、給食の牛乳を飲まないで持って行ったんだ…。 意識が薄れていく中で、僕は思い出していた。 あの、バスタオルに包まって死んでいた、小さな仔犬の姿を…。 仔犬 完
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2008/11/07 12:38:44(asumNiyR)
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