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元カレとの出会いは蜜の味。女が男を誘うとき。同窓会。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:元カレとの出会いは蜜の味。女が男を誘うとき。同窓会。
投稿者: 愛-美香
「はい、チーズ」

皆が笑顔で写真に写る。今日のために買ったホワイトグリーンのワンピース。スタイルがとても綺麗に見えるデザイン。パパにおねだりして、買ってもらった少し高めのブランドのワンピース。

夏の暑い最中、K高校の20年ぶりの同窓会。私の出身高校は大阪でも屈指、おそらくNo.1の公立進学高。同級生の男の子はほとんどが高いステータスを築いている。医者は沢山いるし、官僚、大学の教授や準教授、弁護士。中にはベンチャー企業の社長なんてのもいる。

そこで元彼と再会した。既婚の私にとっては別に他の男なんてどうでもいい。とにかく、元彼に会いたくて、声が聞きたくて同窓会に出席した。そして、会うべくして会った二人。

時計のネジが過去に巻き戻される。

***************

三次会。

「ねえ、美香…4人でカラオケ行こうよ。楽しいから」

親友の理恵はもう呂律が回らないぐらいに酔っぱらっている。理恵は、理恵の元彼に腕組みしながらふらふらと前を歩いている。元彼の手は利益の腰を抱え、理恵の手は元彼のヒップをタッチしている。

(もう、この二人、かなり怪しい。)

理恵と私、そして理恵の元彼と、私の元彼の章介の4人で京橋のカラオケ屋に入る。部屋に入るなり、理恵と元彼はソファーの上で抱き合い、人目も憚らずキスを交わす。驚く私を横目に、理恵は元彼の膝の上に乗る。元彼とキスをしながら、スカートを捲し上げられる。ベージュのパンストの下のオレンジ色のパンティが露になる。

(理恵、あなたって…エッチしにきたの)

「こうしようか」

章介はそう言うと、カラオケモニターの明かりを消し、部屋の明かりを暗転させる。

部屋の中が薄い間接照明だけの世界になる。

「ねえ、歌わないの?」

私は章介に問いかけるが、

「ああ、歌わない。それに、あの二人。歌いにきてるわけじゃなさそうやしな」

淡い光の中で私たちとは反対のソファーの隅で2つの影がゆらゆらと動いている。

「ねえ、私たち、どうする?」
「そうやな…このままここに居るか…ドロンするかやな」
「せっかくゆっくりできると思ったのに」と私が言うと、彼は私の肩に手を回し、私の頭をぐっと引き寄せる。

私はその力に抗わず、彼にピタリとくっつくと、彼の肩に頭を乗せる。

「美香、少し痩せた?」
「あの頃と比べたら痩せたわね。主婦業はしんどいのよ。ねえ、痩せたってどの辺りかな?」
「腕周りと顔のこの辺りかな」

章介の手が私の頬に触れる。思わずドキッとする。彼の顔が近づく。

(嘘!)

そして、私は唇を寄せる。唇と唇が重なる。20年ぶりのキス。長いような短いようなキス。

「酔った勢い?久々ね。前はタバコの匂いがしてた。タバコやめたんだね」

私は恥ずかしくなり、彼の胸に顔を埋める。彼の手が私の髪を撫でる。

「キレイになったな。美香。いい年の取り方しているよ。旦那さんに愛されているんだな」

「うん…まあね」

私のハイニーの黒パンストに包まれた脚と彼の脚がくっつく。私は彼の脚へ自分の脚を絡めていく。彼の太腿へ、さりげなく手を置く。

「年をとっても相変わらず可愛いよ…美香は」
「章介こそ。年をとっても格好いいわよ。だって、私の好きな人だったんだもん。今でも素敵よ」

彼はまた唇を重ねる。さっきのキスよりも濃厚で長いキス。唾液の交換をしあうように、舌と舌を絡め合わせる。彼の手が太腿へと降りてくる。スカートの上から太腿へ指先が這う。私の身体はもう、全身が性感帯のように敏感になっていて、触られるだけでも吐息が漏れそうになる。

(今日、彼とセックスしたら、私、気持ちよくて死んじゃうかも)

反対側のソファーの端では、男女の熱い吐息が聞こえてくる。りえは白のブラウスの前ボタンを全部外し、ブラジャーの肩紐はずり落ち、豊満な乳房を覗かせている。男は乳房に口を近づけ、甘い吐息をもらしながら、その2つの膨らみを楽しんでいるように見える。薄明かりの中、そこだけ白く光っているような幻想的な裸体が男の膝の上で、ゆらゆらと動く。

「あれから20年か…あの頃が懐かしいわ」

************

大学卒業まで1年を残して、私達は別れた。お互いに第1種国家試験の受験があり、それに向けて、今は少し距離を置きましょう、ということにした。彼との半同棲生活も解消した。そして、二人とも合格し、晴れて卒業。私は大阪で、彼は上京して働き始めた。離れ離れになってから、私は何度か上京し、彼の住むアパートに行き、そこで何度か身体を重ねた。でも、数ヶ月して、彼から「僕は忙しくて大阪へ美香に会いに行けない。美香に無理や気苦労をかけることになる。だから、今、いい形で別れよう」と告げられた。

学生時代は私は沢山の男を知った。母に言われた「若い頃は沢山、恋しなさい」という言葉が心の中にいつもあって、私は沢山、恋をすることにした。でも、ほとんどは遊び。好きという感情を越えて、愛してるって思えたのは元彼だけだった。

************

「結婚してくれって言わないの」
「今は結婚は考えられない。仕事に打ち込みたいんだ。ごめんな」

それが別れの言葉となった。そのうち、私はお見合い結婚をした。彼へ結婚報告の手紙を出すと、1週間後に彼からの手紙が来た。相変わらずの綺麗な字で、

「結婚おめでとう…年が過ぎ行くことをあなたの結婚を通して感じました…僕の一つの望みがかなった。それは美香の結婚。お幸せに」

彼の近況が知りたかったけど、手紙はずうずうしいと思ったので、年賀状だけのやり取りにした。彼は独身寮を出て、幹部候補が住む都内のマンションへ引っ越したこと、部下が沢山できて多忙な毎日を送っていることを知った。たまに、びっくりするような有名人と写っている写真も送ってきてくれたりした。仕事柄、こういう人ともお食事することがあるらしい。

そして、まだ独身ということ。

文字だけのやり取りじゃなく、会って声が聞きたい。

**********************

「あっ、あっん」という理恵の吐息が隣から聞こえる。薄明かりにも目が慣れてきて、隣の様子がよく見える。喘ぎ声をあげながら、理恵の身体が上下に動いている。

「ねえ、章くん…エッチしたくなったわ。…ねえ?」
「いいよ。美香」

カチャカチャとズボンのベルトを外す音がする。彼のズボンが床にストンと落ちる。私はハイヒールを脱ぐ。スカートを捲し上げ、ハイニーのパンスト沿いにパンティを脱ぐ。

「章くん。見て。」

私はふざけて脱いだ紫のパンティを彼に見せ、それを彼の膝の上に置くと、スカートをまくし上げる。

「今日は帰りたくない。」
「終電逃したら、帰りはタクシーで帰りなよ。タクシー代ぐらい出して上げるよ」
「そうね。あともう少し、ゆっくりしちゃおうかな…泊まりたいな~朝まで一緒にいたいな~」

甘えた声でお願いしてから、彼を見つめる。目と目が会い、彼の上に股がる。彼を上からキスして上げる。唾液がクチュクチュと混じる音と私の漏れる吐息。

「待って。服、シワがつくとまずいから脱ぐね」

私はワンピースを脱ぎ、黒のキャミソール姿になる。私の下半身は丸裸になる。彼の手がキャミソールの上から二つの膨らみに触れる。柔らかい手つきで上着を捲し上げられ、背中に回した手でブラジャーのホックを外し、肩紐が外れると、ブラジャーはするりとお腹まで落ちる。

「おっぱい、相変わらず小さいでしょ。ここだけは変わらないのよ。残念」

お腹周りに付いたお肉で、括れ具合も弱くなってきた私のウェストを抱えながら、

「美香は相変わらず細いな。変わらないな。キレイだよ」と言ってくれる。

彼は手のひらの中で乳房を下から持ち上げ、舌先が固く勃起した乳首を音をたてながら吸い上げる。乳首を弄ばれながら、私はソファーに寝かされる。彼の顔が私の下半身にスライドし、彼の舌先が私の蜜口に触れる。

「あっ、ダメ。今はダメ。そこ、汚いから。ねっ、お願い。今日はダメ。また次の時にね。」

シャワーも浴びず、私の身体の中で一番、ムレムレになっている場所。そこに漂う熱気と湿度をもったフェロモンは濃厚で、男を瞬殺してしまうぐらいの毒気を持っている。おしっこもしたし、大きいのもした。だから、私は彼の顔を手で押し退ける。それから、何度もクンニのモーションを見せたが、その都度、私は彼の愛撫を拒絶した。

彼に嫌われたくなかったから、その一心。気持ちいい感情が高ぶってくる。

「ねえ、章くんの早く見せてくれる」

彼のパンツに手をかけ、パンツを脱がしてあげる。そこから、今まで窮屈そうにしてた怒張した肉茎がピョンと飛び出す。

「ふふっ、変わらないわね。大きい」。

思い出のあるぺニス。女子大時代、私を散々、楽しませてくれた肉棒は、以前と比べてより大きく、黒さを増している気がする。「久しぶり」という思いを込め、愛らしいぺニスの先端にキスをしてあげる。私は右手で彼の肉茎の根元を握ると、上下にしごいてあげる。彼はスカートへ手を潜らせ、愛蜜溢れる陰部へ左手の指先を這わす。指先が薄めの恥毛の下にある突起した肉芽に到達すると、そこで指先は肉芽を中心に円を描き始める。

「気持ちいい、あっ、気持ちいい」

私は前を向かされる。脚を広げられ、背中越しに彼の指先が、薄めの陰毛の下から大小の陰唇を掻き分けて入ってくる。彼は私の膣内の上壁へ指先を這わせる。指のピストンが激しくなる。

「あっ、あっん」

もう理恵たちのことは気にならなくなっている。もう理恵と彼は全裸に近い格好になり、理恵は髪を振り乱しながら隣で激しく喘いでいる。彼は立ったまま、私は横向きで肉棒を嘗めてあげる。カリの裏側を舌先の繊細なタッチを使って夛っぷりと攻めてあげ、その肉棒を喉の奥まで深く咥える。私は彼の上に股がると、私の蜜口の縦線に彼の肉棒を手で誘い、縦線の溝に肉棒の裏筋を当てる。素股の状態で腰をグラウンドさせる。大小の陰唇の中のクレパスは潤いを増し、その上を肉棒が滑らかに滑る。

スライドさせながら、肉棒の先端が蜜口から溢れ出た愛液で艶やかに光る。カリはその色を赤黒くそめ、攻撃の機会を伺っているように見える。彼が少し腰を浮かせる。お腹に肉へばりついていた肉棒が少し角度を上げ、その先端がぐっと蜜口の中へ割って入る。

「ねえ、入ってる?」
「ああっ、いいのか?入れて」
「入れて。早く」

素股の時間はもう終わり。騎乗位の体勢で彼の肉棒が膣口を割って入ってくる。彼はぐっと腰を落とす。奥への一突きがあり、それから、リズミカルに膣内を肉壁が刺激していく。彼の股間が私の股間を打ち付け、クチュクチュとした淫らに湿った音がする。

ずっと楽しんでいたい。私は絶頂の渦に巻き込まれながら、

「あっ、あっん、いい、気持ちいい」

という喜びの声から、

「いく、い…いく…アッアッ~。イカせて。お願い」と声を上ずらせ、おねだりの声がでる。

腰のあたりが痙攣を始める。粗相したように愛液があふれ、二人の内ももを濡らす。

「口に出して。飲んであげる」

彼の眉間にシワがよると、「うっ」という声とともに、肉棒を抜き、私の口の中にぺニスを押し込む。
ソファーがガタガタと揺れる。外し忘れたネックレスが鎖骨の辺りで揺れ、耳元ではイヤリングが薄暗い光の中で点滅する。彼は私の口の中で吐精した。生暖かいモノが口いっぱいに広がり、私は口の中でそれを転がすと、ゴクリと飲み込む。

男ってみんな味が違うのよね。懐かしさと嬉しさで涙が出てくる。こんな感覚、久しぶり。

「ねえ、今度はもっとゆっくりできる場所で。」

****************

カラオケ屋さんを出る。一曲も歌うことなく、理恵ともほとんど会話はなかった。

「中之島、散歩して帰ろうか?」

身体が火照っている。二次会までのお酒の酔いがだんだん、覚めてくると、なんだかさっきまでのことが恥ずかしく思えてくる。夜景が川面に煌めくなか、手をつないで大川沿いを歩く。ベンチに座り、空気を吸い込む。夜風が私の黒髪を撫で、口元に髪がまとわりつく。彼の手が肩に回る。私は彼のほうを向き、そっと目を閉じる。

「来月、会おう」。

彼とは中之島から北新地へ向かう途中でタクシーに乗り、さよならをした。

来月ね。約束したわ。繋いだ手を離さないで。

(続)
 
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2022/05/17 17:01:08(T2PLRJV5)
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