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マットの上では3人の男が、餌食となった女の体を囲んでいた。 男は全身に汗を滲ませながら、女の両足を抱きかかえるようにして腰を振っている。 喘ぎ声は口に押し込まれたチンポに遮られ、ぐぐもった音になっていた。 筋肉質な腰が打ち付けられるたび、マジックミラーに囲まれた小さなプレイルームに肉のぶつかりあう音が響く。 男に抱えられた女の両足と 形のいい大きな乳房が、ブラックライトの光を浴びて揺れていた。 「まったく、淫乱な女だ・・・そうは思いませんか?」 そう言いながら、山崎は俺のグラスにビールを注いだ。 言葉は女を罵っているが、その声は満足そうな色をしている。 「そ・・・そうですね・・・」 俺はカラカラになった喉からなんとか声を出し、そのままビールを飲み干していった。 「あれで、家に帰れば立派に『妻』を演じるっていうんだから・・・まったく女という生き物は怖いですな」 吉田と名乗った男は 知り合って数時間だとは思えないほど馴れ馴れしく話しに入ってきた。 俺と山崎に笑顔を向けると、すぐに視線をマジックミラーの窓に向けて話していく。 「それにしても羨ましい・・・いったい、どこであんなに良い女を捕まえたんですか?」 吉田は自分のグラスのカクテルを飲みながら話し、けれど視線はプレイルームの女から離さない。 「あんなに大人しそうな美人なのに中身はドスケベ・・・しかも体は極上なんて・・・いや本当に羨ましい」 山崎は吉田の言葉に、嬉しそうにニヤニヤと笑っている。 「で、どうですかね?貸し出しの件、、、考えてはもらえませんか?」 吉田にとってはこれが話題の本命だ。 すでに2回も断られているのに諦めがつかないらしい。 「1度・・・いや、1時間でもいいんです・・・何とかなりませんか?」 山崎は自分の女を褒められ続け、まざらでもない雰囲気でニヤニヤと笑っている。 だからこそ吉田も諦められないのだろう。 「ほんと、この通り!・・・ね?一回だけでも!・・・ね、お願いしますよ、ね・・・」 「まぁまぁ、そんなに頭を下げたりしないで・・・ほら、また順番待ちの列に入りませんか?・・・そろそろ男達も一巡したみたいですし・・・俺に許可を貰うより、あの女に「私を抱いて~」って言わせる方が、やりがいあるでしょう?」 山崎はそう言うと、よっぼど満足したのか大きな声で笑った。 吉田は少し恨めしそうな顔をしたが、それでも女を抱くために順番待ちの列に向かって歩いていった。
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2022/03/07 18:32:33(VSlfC0Ua)
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