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今朝も窓の向こうには ③-1
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:今朝も窓の向こうには ③-1
投稿者: ともひろ
時計の針が3時に近づいてきた。

ダウンジャケットを羽織って 玄関の鍵をしめた。

小屋周りに幸子さんの姿は無かった。
が、孝子さんの車はまだ停まったままだ、俺はそれを横目に歩きだした。

寺田さんの玄関脇に幸子さんの車。
ゆっくりと歩きながら気配を探るも その気配はしない。
『どっかで油売って…』と言っていたご主人の車も見当たらない。

通りには出ずに、一本 小路を曲がった、真っ直ぐ行けばコインランドリーの裏にでる。
普通車同士ではスレ違えないこの道が一番車の通りが少ない。
ただ、朝は コインランドリーの先の信号を迂回する車が時折通る。

その小路を歩く俺の横を ゆっくりと黒っぽい軽のハイトワゴンが通る、助手席の窓を開けて。
軽が止まり 覗きこんだ時に 車の近づいてくる音、俺は手で 先に行く様に促した。

しばらく行った先、退去して更地になった空地にハザードをだして軽が止まった。
後ろからきた白いミニバンが クラクションを2回鳴らして その横を通り過ぎた。

俺が軽に近づくと 左後ろのスライドドアが開いた。
「ありがとう」、そぅ言って乗りこんだ俺に『おまたせ』と孝子さんがニッコリとしていた。

『大丈夫?、狭くない?』
「ありがとう、大丈夫」

スライドドアが閉まりきるのを待たずに車は走りだした。
後部座席は一番後ろに下げ、助手席も前に出し、俺の為にスペースを広げてくれている。

「慣れた?(この車)」
『ええ、大丈夫』
『良かったぁ、朋さんの言うとおりにして、お尻も暖かいし…』

年度がわりに 次女が孫娘を連れて戻ってくる。
孫は小学生、学童保育だ何だと お迎えを考慮してコンパクトカーから買い換えた、4WDのターボ付きフルオプション。
必然的に一番高いグレードになってしまうだけあって シートヒーター ミラーヒーター ナビ 安全装備…etc。10年落ちの前の車とは比べ物にならない位に快適らしい。
お使いに一緒に行った次女に『交換して』とお願いされたらしいが、『パパに言って買ってもらいな』と、頑なに断ったらしい。
その理由は窓ガラス。
標準のプライバシーガラスには合法で一番暗いフィルムを追加で張ってもらっている、小窓からすべて、窓には下から引き上げるレースがあるのに。
運転席と助手席にも 車検時には取り外せる様にレースのカーテン。
営業マンは〔何故にここまで〕と???いっぱいだったらしいが、それは 俺を乗せても安心な様にと…。

〔…左方向です〕
と、突然ナビがしゃべった。
目的地は 既に設定してあるらしい。

「(目的地)何処?」
「(運転)替わろうか?」
『…教えない。いいでしょ、何処だって、楽しいところ』
ダウンを脱ぎながら聞いた俺に、そう答えた。

『運転してみたいの?、香代さんのと 変わらないでしょ?』
「メーカーと年式が違えば違うじゃん?色々と…」
『車も女性も…(笑)』
「そうそう(笑)」
「乗ってみたいじゃん?(笑)」

自分では手に入れられない車 少し興味のある車を見ると乗ってみたくなる、それは〔女性〕に対しても同じ。
これは 世の男性の〔あるある〕なのだろうか?
それは、この ご近所の ご婦人の あるある でも有るのかもしれない。

『で?、お乗りになったの?』
「お乗りになったって?」
『幸子さんよ、さっき お出かけなさったでしょ?、ちがう?』
「…見てたの?」
『…かなぁ?って』
「・・・・・」
『お乗りになったんでしょ?』
「まだ、お乗りにはなってないけど…」
「て言うかさ、何なの その妙な敬語、怒ると敬語になる人?」
『別にぃ、怒ってなんて ごさいません!』
「ほら また」
『て言うかさ、怒れる立場じゃないけど、…なんだろうね?』
「嫉いてる とか?」
『だって気になるじゃない?』
『幸子さんも そうだけど、阿久さんの奥さんにしても、友人だって言う岩瀬さんにしても…』
『モテモテだったし朋さん…』
「あんなのサービストークでしょ?」
『言い切れないわよ そんな事、現に私がこうして…、それに 気のない人と2人で出かけたりしないわ 女は…』
「じゃぁ、アレだ、孝子さんも最初からそぅだったの?、狙ってたとか?」
『知らないッ!』
「・・・・・」
『・・・・・』
『で?、どちらに?』
「どちらに?って、二木ゴルフ行って帰りにご飯食べて…、それだけ」
『ホントかなぁ?』
「まぁ、色んな話しはしたけどね」
『色んな話し って?』
「なんかさ、ホントらしいよ」
「その…、ご主人の糖尿」
『で?、役にたたないって?』
「…らしいね」
「時々 思いたった様にチャレンジはするみたいだけどさ やっぱり その途中でさ…」
『で?、悶々としてるって?、幸子さん?、で?、お乗りになったの?』
「だから、まだ乗ってないって!」
「乗ってはないけど、結構〔たまって〕そうだったね」
『でしょ?』
「薬もらったら?、とか言っても〔そんなの恥ずかしい〕とか言って貰ってこないとか」
「今更 なに見栄張って…、とか言って喧嘩になった とか」
『女房1人満足させらんないで!、って?』
「なに?、孝子さんも そうだったの?、だから?」
『私の事はいいの!』
『寺田さんち、幸子さんの事よ!』
「香代さんが初めてなんて事はないでしょ?何人位と?、とか」
「あれでも、相手が換わると違うのかしら?、とか。刺激があれば違うのかしら?、とか」
『それで、それで?』
「どんな風にしたら刺激的か?とか、どうしたら男性は喜ぶか?とか」
「体位だとか、場所だとか…」
「〔後ろ〕でした事あるかなんてのも聞かれた…」
「あとは、一度に何人でした事あるの?とか」
『複数で…、って事?』
「らしいよ」
『後ろって お尻って事でしょ?』
『何て答えたの?朋さん』
「あるよッ!って(笑)」
『複数は?』
「あるよッ!、って」
『えッ!、あるの?、何P?』
「何Pってさ、ずいぶんストレートだね(笑)、そこはね…、嘘ついた」
これ以外にも時々作り話しを わざと放り込んで 孝子さんの様子を探ってみた。

『無いんだ? 複数』
「そこはね、まだ ない」
『してみたい?』
「してみたいッ!」
「けど、最初は女の人が良いな、孝子さんと誰かとか、2人でも3人でも」
『大丈夫?、満足させる自信あるの?、全員をよ?』
「なんとかなるでしょ」
「みんな順番待ちしてる訳じゃないだろうし、あっちからも こっちからも 色んなモノが伸びてくんでしょ?きっと、ね?」
『順番待ちって(笑)』
『そんな事にはならないわね きっと、取り合いにはなるかもしれないけど、我先にって』
『でもたいへんよぉ、オモチャ沢山仕入れないと、人数分(笑)』
「そんなの みんな持ってんじゃないの?孝子さんみたいに(笑)」
『それは それなりに持ってんだろうけどさ、さすがにぺニスバンドまでは持ってないでしょ?』
「ふっ、サラッと言ったね今」
「なになに?、何バンドだって?」
『女性同士で使うアレよ!、腰に巻いてさぁ』
「知ってんだ?そんなのも」
「あるの?女性同士で…」
『知らなぁい、ふふ』
妖しい笑みを浮かべながら 孝子さんが何やらナビを操作している。
〔目的地を消去しました〕
と、ナビがしゃべった。

『向こうで 何か取ろうよ朋さん』

「直行する、って事」

『そう、ダメ?』
『だって私…』
『そんな話し聞かすんだもの…』

何処かに寄ろうと設定した目的地を消去して、孝子さんが 真っ直ぐ前を向いた。
 
レスを見る(3)
2021/05/09 13:02:45(rNRYmk1i)
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