「お待たせしましたぁ♪ 大盛り、つゆだくでーす♪」
「ごゆっくりどーぞぉ♪」
その声は最近新しくパートに入った主婦の江口さん。歳は40歳ぐらいと聞いている。笑顔が素敵な女性で今日も元気いっぱいの接客が眩しい。
ムッチリとした体に制服のエプロンを巻き、パツンパツンのズボンの尻には小さめのパンティラインがくっきりと浮き出ていていた。お客もそれをいやらしい目つきで追っているのが僕の居る厨房からでもすぐ分かる。江口さんはそんなことなどつゆ知らず、ときどきズボンをクイっとあげる仕草をする。そんなことをしたらますますお尻の食い込みがすごいことになっちゃうよ、江口さん。
「オーダー入りまぁす♪ 並盛り、つゆだくだく、ねぎヌキでお願いしまーす♪」
なんてことないオーダーも江口さんが言うとどこかいやらしく聞こえるのは僕だけだろうか。その言葉に反応して、ついおたまを持つ手が震えてしまう。
------------
諸事情により再投稿いたします。
人物描写等、若干ながら加筆・修正しています。