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ラウンジ ドルチェ(DOLCE)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:ラウンジ ドルチェ(DOLCE)
投稿者: HO ◆2LEFd5iAoc
ラウンジ ドルチェ
この街に4軒ある飲み屋さんの1軒。
4軒中、ママの美人度はダントツでNo.1。
だが、客質は悪い。和気あいあいで楽しく飲めない連中が集まってくるから、店のせいとも言い切れない。他のスナックはのんびりと静かにゆっくりと喋りながら、他人の上手くもないカラオケを黙って聞ける人達が集う。
以前はごくたまにドルチェには顔を出していたが、祭りの打ち上げでの一件からは行ってなかった。

ルミ子ママはその昔はダンサーだの踊り子だったとかでスタイルは抜群
に良い。姿勢も良いから立ち姿には華がある。着る服もタイトな服ばかりを好んで着る。化粧や髪型も派手だが美人だから映える。
ラウンジ ドルチェのスタッフはルミ子ママ(54)、チーママの福子(57)、この2人は常勤。イベントやヘルプでルミ子ママの妹の裕子(50)、週2~3日いる涼子(36)。他はスタッフではないが、ルミ子ママの友達やら女性客とかが大体いる。
だからお店に行くとひとりぼっちになる事はまずない。

祭りの後、1週間ほど経った日曜日1人ぶらりと立ち寄る。店に入ると『あら~、いらっしゃい。』ルミ子ママが出迎えてくれた。今日のルミ子ママの出で立ちは真っ白なタイトスカートスーツ姿だ。ウエストがシェィプされたジャケットに膝上10センチほどのタイトスカート。脚元は黒エナメルのバックストラップパンプス、10センチはあろうピンヒール。薄いベージュのパンストの光沢も相まってルミ子ママの美脚に魅了される。栗色の巻き髪も小さな美顔をより一層引き立ている。
『あーママ、この前はどうも。今日も一段と綺麗ですね?』
祭りの打ち上げの時にディープキスしたのをほのめかすように挨拶すると、フンッ!とばかり
『いつも調子がいいわね!ったく。』
こんな感じだ。気が強くて可愛げがない。
(何なんだよ?)
席に着こうと周囲を見回す。手前のボックス席に自治会で見かけたことのあるオッサン2人が、福子さんを挟み込みわちゃわちゃやっている。
どうもとばかり会釈すると、向こうもオウ!といった感じでを上げ返してくる。福子さんは笑顔で手を振ってくれた。
福子さんはどこにでもいる普通のおばちゃん。愛想の良さとノリの良さで人気者。

奥のボックス席では女性3人と男性2人のグループ。その中の2人の女性は見た事がある。ママの友達だと思う。
カウンターには小柄な男性が1人で飲んでいた。ひとつ席を空けて座る。隣の男性を見ると、まり子さんの旦那さんだった。話した事は1回もないがまり子さんの小料理屋で数回見かけた程度だった。
まり子さんとの事もあり、内心ハラハラしていた。
『何にするの?ビールでいい?』ルミ子ママがおしぼりとお通しを持って席の横に立ってる。
『あー、っと。あ、ハイ。ビールで。』焦っている僕の心中を察してか、ニヤリと微笑みながら
『この方はそこのほら女将さんのご亭主。菊さん、この子はタクちゃん!』まり子さんの旦那さんを紹介する。
『あぁ、知ってるよ。』想像していたより低く通る声で旦那さんは返事をする。続けて
『ママ、ビール俺から。』
『あら~良かったわね?タクちゃん!』
ビール一本奢ってくれるらしい。さっきの知ってるよの一言も含めて勘ぐってしまう。ソワソワしてるとグラス2つに瓶ビール持ってルミ子ママが来た。
『ちょっと、ほら詰めて。』
僕は旦那さんの真隣に座らされる。旦那さんは焼酎を飲んでいた。僕にビールを注ぐ。瓶ビールを僕に渡してくる。注げという事らしい。
『ハイ、カンパーイ!菊さん頂きます。』『頂きます。』
3人で乾杯をして飲み始める。先客の5人組にママが呼ばれ席を離れる。
口数は少ないが色々な話をしてくれた。言葉の端々に気になる事があった。
『あのー菊さんって出身どこなんですか?』
『うん?東京の東の方だよ。お前さんは?』
実家のすぐ近くだった。何だか一気に親しみが湧く。地元の話をする。話が途絶えた時、菊さんが
『この前は世話になったなぁ?気付いてただろ?』
緊張が走る。周りに気を使いながら
『……ハイ。ごめんなさい。』頭を下げる。
『違う、違うよ。勘違いすんなって。いや~スゲエもん見ちまった。久しぶりにぶるったぜ。』ニヤリと笑う。
『??えっ、な、何がですか?』ぶるった?どういう事?
『ウチのカカァをあんなやっつけ方するなんて。あぁ、なかなかのもんだぜ!興奮したよ。』
菊さんは十数年前に肝臓を壊し療養の為、板前を辞めた。そして生きる活力を失った。そんな菊さんの姿を見かねた女将さんが、いつ菊さんが復帰してもいいように小料理屋を始めたらしい。
『久しぶりに勃った。カカァのあんなに悶えてるの見て何だか興奮したよ。お前さんに対する怒りは一切なかった。むしろ羨ましいとさえ思ったよ。2人の姿を見て自分でシゴいた。もう何年も勃起すらしなかったのに。』自分の股間に手をやりさする菊さん。
『ん?何の話してるの?』
5人組の客が帰り後片付けを終えたルミ子ママが席に戻って来た。椅子をぴったりとくっつけて僕に身体を寄せてくる。組んだ脚を僕に絡ませる。菊さんからは見えないだろうが気にしてしまう。腕に胸を意識的に当ててくる。なんかいつものルミ子ママと少し違った感じだ。
『何でもねぇよ。』菊さんは話を止めた。ビールをもう一本頼み、席を立つ。
『じゃあな。また遊びに来てくれよ。』ルミ子ママがいない時、菊さんが僕に囁く。うなづく僕。カウンターに一万円札を置いて店から出て行く。
僕と女将さんの絡みを見て興奮してたとは。まり子さんとの事を思い出して僕もまた催してきた。自然と股間に手が行く。
『あら、帰っちゃったの?菊さん。これ多いわ!っんもう。』粋だな!

ルミ子ママはビールを持って隣に座る。福子さん達からはこちらは見えない。
先程よりもルミ子ママはぴったりと身体をくっつけてビールを注いでくれた。僕もルミ子ママに注ぐ、肩に手かけてグイッと引き寄せる。そのままビールを飲みながら会話する。ルミ子ママは組んだ脚を今度は僕の両足の間に入れてきた。太ももが露わになる。
『ママ、いい匂いするよね。なんていう香水なの?』
実際、ルミ子ママのこの匂いは前から好きだった。だけど今日は何時もより匂いが強く感じた。ルミ子ママの耳の辺りに鼻を持っていき匂いを嗅ぐ。髪の毛を掻き分け口が耳にくっつくほどの所で
『ルミ子ママの匂い、大好きなんだァ。もっと嗅がせて』
『アン、い、いつでも嗅がせてあげるから……。ここではダメョ、ンンッ』
顔を離し、今度は僕の膝の上にあるルミ子ママの脚を触っていく。脹脛から膝頭を往復させる、時折太腿の外側からお尻にかけて撫でまわす。ちらっと福子さん達を気にかけながらもルミ子ママは僕の髪を撫でつけながら潤んだ瞳で見つめてくる。
『この脚も大好きなんだ。ストッキングもいいなぁ。あーいいョ。』うわ言のように呟いて無遠慮に美脚を触りまくる。僕の肩に頭を乗せルミ子ママは目を瞑る。キスをする。福子さん達がいるから激しいのは難しい。


 
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2018/02/07 19:12:04(6nE32j5F)
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