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デブの恋愛事情
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:デブの恋愛事情
投稿者: たいし
身長174cm、体重102kg、僕はデブだ。20歳になっても恋愛などに縁が無く、それよりも女性恐怖症なのが問題。恥ずかしい、そして女性が恐い。

そんなモテない僕に転機が訪れた。とんでもない転機だった。
会社の仕事で、半年間ある島に先輩3人と行く事になった。コンビニもない、自販機もない、小さなお店が一軒ボツンとあるだけ。まるで楽しくない島だ。

2週間くらいたった頃、先輩に「お前、ちょっと痩せたか?」と言われた。まさかぁ~?と実家に帰った時に体重計に乗ってみると、なんと8kgも落ちていた。
規則正しい生活をしたのが原因だろう。デブの体重は落ちやすい。そして、1ヶ月もすると12kg、更に5kg、10kgとドンドン落ちていく。
結局、半年間で102kgの体重が68kgになり、僕は34kgものダイエットに成功してしまったのだ。お尻とお腹の皮はたるんで、じいさんみたいだ。
会社に帰れば、事務員には別人に見られ、上司は「仕事大変だったなぁ」と体型の変化だけで誉められた。
近所では病人扱いされてしまう。逆に、それがデブにはうれしいのだが…。

島の生活は作業着と浴衣だったので、少しダブついても気にならなかった。けど、元の生活に戻るとそうはいかない。持ってる服が全て合わなくなったのだ。
下着は母親が買ってきた。後は、自分の服だ。しかし、服なんて自分で買ったことがない。いつも母親が買ってきた服を着ていたからだ。

近くのスーパーの洋服売場に行ってみた。自分のサイズだけはXLと知っていた。ところが、試着してみると、3LでもLLでもなく、Lサイズになっていた。

20歳にして、初めて自分で服を買った。そして、その日から色気づいてしまった。読んだ事もなかったファッション誌を読み始めた。
モデルが着ているのを真似して、買ってきたりしてしまう。有頂天だった。

しかし買い物をするのは、いつものさびれたスーパーの洋服売場。どうしても、有名なお店などの人込みが恐かったのだ。

昔から兄は父似のイケメン、僕は母似でどちらかと言うと可愛い系。ただ、デブだったので、それはもう完全に薄れていた。
ところが、痩せたこともあって、自分で鏡を見ながら「結構、僕ってイケてないか?」と思い始めた。
そして親戚のお姉さんに、「あんた、どしたの~?いい男になったジャン。」と言われ、完全に調子に乗ってしまった。

さて、このスーパーは本当にさびれていて、いつ閉店セールが始まるかも知れない、そんなお店です。特に、広い3階のフロアーに店員が5人しかいない。
もちろん客も少なく、人込み嫌いな僕にとっては天国でした。
毎日のように通い、気に入った服を買う。楽しくて仕方なかった。そんな時でした。一人の女性の店員さんに声を掛けられます。
「今日もいらっしゃってるんですか?」、女性恐怖症の僕だけど、おばさんには気が張らない。気軽に話せたのだ。カッコつけなくていいからだろう。
「うち、あんまりいいのないでしょ?あります?」、片付けをしながら、彼女は僕にそう話し掛ける。
その日は、たわいもない話をして別れたが、ほぼ毎日のことである。その日以来、この女性店員さんと顔馴染みになりました。

「この人、何歳だろう?」いつも思う。確実に僕より年上なのは分かるが、30代なのか、40代なのか、まさか50代?
経験の無さから、化粧をした女性の年齢を見分けることも出来ない。

僕が訪れるのが、きまって7時。9時に閉店なので、2時間の服選び。もちろん、閉店間際になれば客も僕くらいしかいない。
それを知っている彼女は、時間を見つけては僕に近寄って来た。少々サボっても、他の店員も何も言いません。
「いらっしゃっい。」、いつものように彼女から声を掛けてきた。「今日は、どんなの探してるの?」とかなり気軽に声が掛かる。
「ああ、別に。とくには…。」、そうです。この頃には、服選びの名目で彼女目当てに訪れていたのです。彼女と会話が交わせるためだけに。

「一緒に探そうか?」と言われ、選び馴れているのか、彼女は次々に服を取ってきては、僕の身体にあてがいます。
「これ、よくない?」と、一緒に鏡に写ったりしします。もう、服どころではありません。免疫ないので、惚れてまいますよ。

「じゃあ、買います。」彼女に告げます。「うん。いいと思うよ。」とそのままレジに持っていき、彼女がそのまま応対をします。
「中野さんって言うんですか?」、名札を見ながら聞いてみます。前から気づいてますが。「ええ。中野…えり子と言います。」と下の名前まで教えてくれた。

商品を渡されて、「お名前は?」と逆に聞かれました。「たいしです。」と名前の交換が出来ました。おかげで、その場を去りづらくなります。
「お仕事、9時までですか?」と聞くと、「片付けしてたら、10時かなぁ?」と答えます。誘ってるように思われたらイヤだなぁ。
だいたい、付き合い方など知りません。誘いに乗られても困ります。けど、初めての経験で、どこか楽しかった。もう帰ろうとすると、

「1階にレストランあるでしょ?そこでいる~?」と誘いに乗られてしまいました。とても困ります。

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2016/04/29 23:04:12(BcQGEiNu)
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