私の運転する車が渋滞でノロノロ運転していた時の事、反対車線の5メートル位前方でバイクとワゴン車の接触事故を目撃した。私はすぐに駆け寄り、救急車を呼んだ。それから「大丈夫ですか?何処か痛いところありますか?」と問いかけてみたが返事がない。バイクはまだ新車?でハーレー883だ。銀マットに横たわっている人に何度も声をかけているうちに、おやっ!!この子は女性だと気が付いた。ちょっと小柄で大きなバイク乗ってるなぁと、「バイクは私が移動しておきますよ、どこへ移動しておけば良いですか?バイクのキーを私に預けられる?」と一瞬私をじっと見つめてからキーを渡してくれました。早速名刺の裏に携帯番号を書いて彼女に渡すとそのまま救急車で搬送されていきました。　　それから1週間して、彼女から電話がありました。「おかげさまで退院できました。バイクの件ありがとうございました」と、そして「あの時の初期手当してくれた人にもお礼をしたい」と言われたので「本人に確認をしてみる」といって私はその医師にあらかじめ聞いておいた携帯電話で連絡すると「私は医師で、処置をしただけだから」と丁寧にお断りいたしました。そして月日が2年経ちました。ある日電話が入りました。お世話になりましたとの事。バイクは未だ修理できていませんとの事でした。長電話になってしまったので、私の事務所に来ないですか?と云うと「じゃあお邪魔しようかしら」10分後訪ねて来た。自ら歳は47歳である事、バイク命で何よりも大事にしている事、その為に筋トレまで通っている事、今では筋トレが趣味に近いかなと云うほどになっている事、等々夜中まで話しました。47歳独身で大型バイクと筋トレが趣味で、私としてはこれから先如何なものかと、どう展開したら良いのか模索の段階です。只私もバイク(ハーレー1300)を乗っていることから気が合いそうなそんな気がして。　　　つづく

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