夜の繁華街を歩いていると、その前をゆっくりと目的の成すようなキョロキョロとしながら歩いて
いる子がいた。足早の私は追い越そうとした時に、急に振り向いた。追い越そうとしているのと、急
に振り返るのとで、一瞬よけてみたが、触れてしまった。思わず「あっご免なさい!」と私が云うと
「アッ・・・」と「痛くなかった?」と聞くと「大丈夫です」と云って歩き出す。「これから何所か
え行かれるの?」と聞くと、私の足元から頭のてっぺんまで見回して「これからお友達と会うのよ」
と云う。

　「それまで、カラオケにでも行かない?」・・「昨日カラオケを1日中やったのよ、飽きちゃった」
と云ったが「昨日は昨日、これから行こうよ」と云いながら歩いていると、カラオケ屋の前に差し掛
かった。彼女が「ここカラオケよ」「入ろうか」と云ってカラオケをやった。彼女の歌は最近の歌で
良く聞いてはいるが私にはよくわからない。私が歌う時には、古い歌だから知らないでしょうと云う
と、曲がかかった時、「この歌知ってる、昨日歌っている子がいた!」とのってきた。

　1時間ぐらいでここを出た。「今度は、何処にしようか?」「・・・」「ホテルに行ってお風呂へ入
って汗を流したいね」「・・・」と夜の繁華街を歩く。
　ラブホの入り口に差し掛かったところで「行こう?」と云って腰に手をあてて促すと、抵抗も無く
従った。

　部屋に入るなりバスルームに行き、お湯を注いだ。お湯が入るまでの間、どうしようかと、テレビ
を点けに行くと、メニューがあったので、何気なく見ていると、おとなのおもちゃのカタログがあっ
た。彼女のそばに行き、「こんな本があったよ」といって見せた。「どれにする?」と促すと、暫ら
くはページをめくっていたが、私が指をさして「これがいいんじゃない?」と云うと「うん」と云っ
て返事をしたので、早速注文をした。

　ラブホのおばさんがドア越しに注文の品を持って来た。お風呂の湯が溢れていたので私は、風呂に
入りサッと汗を流して素早く出た。と云うのも彼女は入らなかったからだ。彼女は服を着たままベッ
ドに座った。

　大人のおもちゃを広げてみる。スイッチを入れると『ウィーッウィ―ッ』と動き出した。彼女が手
にとってスイッチのボリュームを上げた。持つ手がしびれる位にバイブが強烈だ。
　「すごいね」と云って私がバイブ持ち、オッパイに軽く押し当てた。眼をつむる。そっとベッドに
あおむけに寝かせると、パンツを脱がした。そして、バイ部を弱くして、陰毛から割れ目へとバイ部
を這わせた。

　クリちゃんを攻めると、膣に挿入をした。その間静かに横になっている。ちょっとまを置いて、挿
入されたバイブを自分で抜こうとしている。どうするのかなと見ていると、スイッチのポリュ―ムを
いちばん強くして、再び挿入した。バイブを持っている手がしびれる位の強烈である。子宮にあたっ
てこれ以上入っていかない。手はしびれるし、と暫らくは続いたが、彼女はペニス握ってシコシコは
じめる。

　どうやらバイブで逝ってしまったらしい。バイ部をゆっくりと抜くと、スケベ液が流れ出した。
そこへ勃起したペニスをぶち込んだ。ゆっくりと腰を動かしているうちに、其れに合わせる様に彼女
も腰をつかってきている。

　段々に良くなってきているのが分り、ビショビショだ。「突いてェ!　突いてェもっと強く突いて
ェ」と云って尚も腰を激しく動かしてくる。顔をみこると玉のような汗をかいで必死になって一点を
見つめている。

　取りつかれたような異様な雰囲気である。強烈なバイブで云ったにもかかわらず、このありさま
だ、さすがに私もまいった。雰囲気にのみ込まれ、同時に行くことが出来たが、彼女には物足りなさ
があったようだ。

　初めての出会いから、ラブホに行き目的を達成して満足感を味わったのは、私よりも、むしろ彼女
のの様な気がしてならない。今日はラッキー!と満足をしなが一日を終えた。

　夜の繁華街でのナンパは、大成功だった。帰り際に「これ!」と云って、お小遣いを手渡し、近く
の駅まで送り分れた。

　つづく

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