八日目(5/7)
携帯にセットしていたアラームで目が覚めました。
昼過ぎまでに旦那を迎えに空港へ行かなければなりません。
楽しかったセックス漬けの毎日を思い返し、ちょっとせつない気分になりました。
「これからも変わらずに続けていけるよね」
信子はにっこり笑って頷きます。
信子の体は全身キスマークだらけ。
セックス漬けの日々を物語っていました。
「しばらくとれないね、これ、ふふ」
そう言う信子の明るい顔に、僕の股間が反応します。
惜しむようにキスを繰り返し、やっとの思いで服を着ました。
あんなに信子とのセックスしたのに、飽きもせず、未だ信子を欲しがっています。
信子に飽きることなど考えられません。
ふと『信子にとって僕はどれくらいの存在なんだろう。旦那と別れて僕と・・・』
とも考えましたが、口に出すのはやめました。
でもいつか聞いてみたいと思っています。
今のままの関係でもいいですが、信子にその気があるなら、一緒になってもいいと
さえ思っていますので。