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1:百花繚乱~女教頭とPTA~1
投稿者:
乱歩
「教師としての自覚があるんですか?」
「…はぁ」 「今回の生徒の喫煙にしても、あなた方教師の未熟さが招いた事態と言っても過言ではないですよね。」 僅かに開いた窓から、部活に励む子供達の声が聞こえる。 平穏な学園の午後の一時だが、この一室だけが違う。 草臥れたポロシャツを着た、髭が中途半端に生えた冴えない中年男性を追い詰める3人の女。 中でも真ん中に座っている、髪をアップに纏めたいかにもインテリな眼鏡をかけたキツイ顔立ちの女が、この緊迫した室内での殆どの発言をしていた。 彼女、この清凜学園高校のPTA会長を務める憲子にとって元々の問題が何かなど最早どうでもいい問題で、目の前の冴えない男をどう懲らしめるか、に関心は移っていた。 「大体なに?そのだらしない格好は。 私が以前勤めていた三前銀行で、そんな心構えだったらすぐにクビか左遷だわ。」 「いえ、毎日妻は洗濯してくれて、だらしないとは…」 「ふんっ、まあとにかく。 担任である近藤先生、あなたが生徒の前でも平気で喫煙をしていたことは、息子の隆弘からも聞いてます。 それが今回の集団喫煙に繋がったとPTAでは考えてますから。 教育委員会にも然るべき報告をします。」 教育に対する夢や情熱はとうに失っていたが、守るべき生活のためには安定した教育という職業は必須のものだった。 「! 私に改めるべきところがあれば、改めさせていただきます。 今回の事は何卒穏便に!」 顔色を失った近藤に、口許に蔑みの笑みを浮かべ憲子は冷たい視線を送り黙っている。 「担任がこれじゃ、安心して娘を預ける事も…」 「でも立花さん、先生も反省している事ですし、内々で処理するという事にしませんか?」 豊満な肉体を、ライトブルーのカチッとしたスカートスーツで包んだ憲子の両脇に座る二人の女が口を開いた。 一人は草野静江といい、学園に娘を預ける母である。 170cm近い長身に、憲子程ではないがEカップの豊かな胸が着ているニット越しにセックスアピールした、いかにも好色そうな女性だ。 もう一人は、他の二人より格段に若く来年やっと四十路になる、ピンクのスーツがとても似合う小柄な可愛い女性、高梨真由子といい、この二人は共にPTA副会長を務めていた。 「そうねえ・・ 誠意を見せてもらえたらねえ・・」 獲物を痛ぶる猫のような目付きになった憲子に、 「心機一転、坊主にして毎日ネクタイを締め教育にあたります!」 必死な形相の近藤に3人は堪えてた笑いを弾けさせた。 「フフン、まあとりあえずそんなところかしらね。 情けない人ねえ。」 ガチャ 三人が再び笑おうとしていたその時、静かにドアが開き一人の女がその部屋に入った。 今時珍しいソフトリーゼントで、Dカップのバランスの良いラインがはっきり分かる白のパンツスーツがとても似合う女性だった。 彼女は小池百合、若干43歳の清凜学園の教頭である。 「近藤先生。 そんなことをする必要はありません。」 「突然入って来て何を言ってるの?」 「失礼ですが、先程からドア越しに聞かせてもらいました。 近藤先生の行為や姿勢は、当学園の規定の範囲内でのものです。 問題を外に出すならば、学園の徹底的な改善のため、ちょうどいい機会なので、どうぞなさって下さい。」 「えっ!! …立花さん…」 急に不安そうな表情に変わった静江を横に、憲子と百合はお互い全く目を反らさずに、キツイ視線を互いに送りあっていた。 「…立花さん。 学園としては生徒の将来のため、今回は穏便に内々で処理をしたいのですが、如何でしょうか?」 そう語りかけた百合を、憎々しく睨んでいた憲子の口から呻くような声が漏れる。 「ご勝手に。」 そう呟くと、憎しみを浮かべた表情のまま荒々しくドアを開け部屋を後にした。 二人の副会長も慌ただしく憲子の後を追い、部屋には静寂の中二人の教師が残った。 「小池教頭。 ありがとうございました。」 「……情けないわね。 あんなモンスターペアレントにいいようにされてっ」 吐き捨てる百合に、弱々しい表情の近藤は弁明する。 「教育委員会に行けばあることないこと吹き込まれて、無実の…」 「本当に馬鹿な人ね! あの中にいた草野の娘が今回の喫煙に関わってたでしょ? あいつらは、処分が怖くて怒鳴り込んで来たのよ。 教育委員会になんか、いくはずがないでしょ!」 「あ…」 「そんなんだから舐められるのよ。 本当に坊主にしたほうがいいかもね!」 百合は捨て台詞を吐き部屋を後にした。 一人残された近藤の口から呻きがこぼれる。 「お前も立花も男を舐めやがって… 人間扱いしない、徹底的な便所女に堕としてやれたら。。」 百合、憲子ともに、近藤の妄想では、排便管理までされた中出し奴隷としてオナペットにされていた。 Fカップの胸と豊満なヒップの憲子には、浣腸でバンパンになったアナルに極太バイブを入れながらの中だしレイプを、生意気な顔付きの百合はイマラチオで窒息させて失禁してる処に喉の奥で射精するのがお気に入りの妄想だった。 まだ、現実になるとは全く考えてもいなかったが… 「あの教頭、何様かしらね?」 「………」 「でも立花さん、今回は本当にありがとうございました。」 「近藤先生をあそこまでやりこむなんて、本当に凄いです!」 場所を憲子の家に移した三人は、先程の出来事を話していた。 娘が救われた安堵から良く喋る静江や、いつも憲子をおだてる真由子とは対象的に、憲子は不機嫌な表情で黙っていた。 百合とぶつかる事は再々であり、学園で憲子に屈服しない唯一の存在だった。 次第に不機嫌な憲子に気圧されて、二人も黙り気味になって暫くしたとき、憲子が嫌らしい笑みを浮かべ話を始めた。 「小池先生と仲良くなるためにパーティーを開きましょう。 「え?」 驚く二人を前に憲子は楽しそうに話を続ける。 「あんなに熱心な先生に、お礼の場も設けないなんて、PTAとして間違いじゃない?」 「え?あっええ。 二人が仲良くなってくれれば嬉しいです!」 驚いた真由子だったが、元来平和主義な性格なので嬉しそうに答えた。 「楽しい出し物もなくちゃいけないわね。。」 「イベント? どんなイベント?」 「そうねぇ。 黒人のストリップなんてどうかしら!」 「えっ、それ楽しそうだわっ!」 静江は唾を飲み込んだあと、待ちきれないような表情で賛成の意を表した。 真由子は顔を赤くして黙っていた。 「でも… もしかしたら…」 「も、もしかしたらなんです??」 「ほらっ、小池先生って素敵な方じゃない? 」 「確かに、年齢相応の色気はあるわね。」 「だから… ニガーが我慢出来なくて、小池先生を私達の前でレイプしちゃうかもね。」 「……!」 憲子の百合への憎悪の大きさと、企みに気付き二人は息を飲んだ。 「草野さん、インターネット良く使うのよね? ストリップの手配お願いね。 真由子さんは、小池先生をパーティーに誘ってちょうだい。 私は場所を用意するわ。 …どんな悲鳴をあげても、誰にも気付いて貰えないような場所を……ね!」 怖い笑みを浮かべる憲子に、二人は黙って頷いて見せた。 2週間後 その日は土曜日で、PTA主催の小池教頭との懇親会の日だった。 午前10時から正午と開催の時間は、懇親会にしては早すぎるが、それ以上に不思議なのは、憲子が場所を確保したのは終了の正午から遥かに後の19時だった。 出席者は、憲子、静江、真由子、主賓の百合、それに……4人の黒人だった。 (8時間も黒人に輪姦されれば、自分がどれだけ下らない豚か思い知るでしょ。) 憲子は、久しぶりに味わう高揚を感じつつ会場に向かった。 憲子は昔から人を見下して来た。 また人より上になるため、努力もした。 大学は、文系最難関国立大である田安大学に現役で進学し、就職は国内最大手メガバンクである三前銀行に総合職で入社した。 しかしここで挫折を味わう。 就職して暫くは、持ち前の勤勉さと押しの強さで、同期の中でも高い評価を得て来たが、入社後5年程たち部下を率いて中規模のプロジェクトを取り仕切るようになってからは、チームとしての生産性が低く途端に評価を落とした。 原因は、個人主義的かつ自己愛傾向が強い憲子のリーダーとしての資質の無さにあったが、憲子はひたすら評価をしない上司を恨み、無能な部下に辛く当たった。 やがて厄介者扱いされ、弊職に廻された憲子は、以前投資の仕事で知り合った資産家と結婚し、現実から逃げるように退社した。 29で結婚し32で長男隆弘を産む頃には、憲子の権高な態度に夫は嫌気をさし、夫婦仲も崩壊していた。 以降教育と、自分の周りの世界での権力獲得に努め、それはある例外を除けば概ね成功していた。 「……小池百合……!」 その例外は、今では思い出すだけで胸を指す痛みを産んだ。 自分に屈服しない、自分が出来なかった職業上の成功、気の強そうな眼差し、とにかくその総てが疎ましかった。 その女が今日自分の前で、人格が崩壊するほど激しくレイプされる。 ザーメンだらけの顔で泣きながら謝罪させたら、この鬱憤は晴れるだろう。 そんな事を考え、憲子は金の縁取りがされた黒いスーツの中の身体を濡らしていた。 「今日はお招き頂いて、本当にありがとうございます。」 黒のパンツスーツを着た百合が、最後に会場に到着したのは9:55頃だった。 「三人で今日は小池先生にお近づきになろうと企画したのよ。 楽しんで下さいね。」 「ありがとうございます!」 ケータリングと、ワインで和やかに懇親会は始まった。 他愛もない話、教育に関する話、熱心に話す百合とは対象的に、憲子は満ち足りた表情で周りの話に耳を傾けていた。 「…本当にいい教育をするために、皆さんとお近づきになれたのは本当に良かったです。」 「一緒に頑張りましょうね。」 (この豚が…、笑わせるわ…) ピンポーン 表面上和やかなパーティールームに、来客を告げる音がした。 不審そうな表情を浮かべた百合に構わず、静江は入り口に向かった。 静江が連れてきた、屈強な黒い肉体。 ラインがはっきり分かるシャツに、セックスアピール満点のデニム。 動揺を隠せない百合は慌てた。 「これは一体どういうことです!?」 「今日の特別イベントでーす!!」 顔をポーッとさせて一言も口を効けない真由子とは対象的に、やけにはしゃいでいる静江が答える。 「こ、こういうのは、教育者として…」 「先生いいじゃな~い。」 「いえ、やっぱりいけません。 私は帰ります。」 百合が帰る素振りを見せた時、それまで黙って様子を見ていた憲子が口を開いた。 「鍛えられた美しい肉体を鑑賞するだけよ。 芸術を見るようなものじゃない? 懇親会の目的である、皆の距離を近くするためには、なかなか相応しいイベントだと思うけど…」 「…… そういう事なら…」 (賢い女ね。。 私達も口外出来ないから、教師としてのリスクは少ないと見たのね… でも違うのよ… あなたここでレイプされて本当の雌豚になるのよ…) 違う意図を孕みつつ、憲子と百合は含み笑いの似た表情で見つめあった。 スローテンポのバラードに乗せてストリップは始まった。 鍛えぬかれた漆黒の肉体、そこに内包された荒々しい野生が、動きに合わせて表情を変えて、見る者に語りかけてくる。 雄と雌、シンプルなメッセージに、静江は興奮を真由子は羞恥を、百合は関心を隠せない。 憲子は、ただ百合を横目で見ていた。 1終わり。 前置き長すぎた。。 気力があれば次回憲子の奴隷堕ち編に続きます。。。
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2009/09/03 04:57:46(cwQFWhXF)
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