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1:続 身代わり 1
投稿者:
ケンシロウ
信行はリビングでテレビの前に座ってリモコンを握りしめていた。
3日前に山本から沙織とのセックスシーンを盗撮したDVDを渡されたが、沙織が家にいて見るチャンスがなかった。 今日は朝から大学時代の同級生達と外出していて夕方まで帰って来ない。 日曜日なので信行と一緒にいたいと言ったが、たまには友達とゆっくりしておいでと半端強引に送り出した。 これでやっとこのDVDを見れるチャンスがきた。 しかし再生ボタンを押す勇気がない。 山本に渡された時に 「約束だから渡すが、奥さんを愛してるなら見ない方がいい!」 「もし見てもこれが決して奥さんの本性じゃない! どんな貞淑な女でもこういうシチュエーションになれば必ずこうなる」 と言われた。 信行が起たなくなってから半年、めっきり笑顔が減っていた沙織が山本とのことがあって以来、昔の明るさを取り戻した。 むしろセックスしていた時より優しくなった気がする。 このまま自分は沙織の恥態を見ずに山本との関係を続けた方が上手くいくのではないかとも思う。 だが沙織の恥態を見ることが刺激になってEDが治るかも知れない。 しかし、そうでなかったら? 沙織を今まで通りに愛せるんだろうか? そんな思いが交差してボタンを押せないまま悪戯に時間は過ぎていた。 一旦リモコンをテーブルに置くと空になったカップに珈琲を注いで一口啜ると、タバコに火をつけた。 「ふーっ」 ため息混じりに煙を吐いて目を閉じた。 いったい俺はどうしたいんだろう? 自分から言い出しておきながら、これじゃ沙織に対する裏切りじゃないか? しかし2人のことを勝手に妄想して頭がおかしくなりそうで仕事もろくに手につかない。 事実を直視してきちんと沙織と向き合うべきだ! そんなことを考えているとタバコの灰が落ちて慌てて片付けた。 決心がつかず携帯を取ると山本の番号を押していた。 「もしもし、どうしたんだ?ビデオ見ちまったのか?」 出ていきなりの質問に慌てて 「あっ、休みの日にすみません。いや、その、どうしたらいいかわからなくて」 「今日は奥さんいないのか?」 「はい。友達と出掛けてて夕方まで帰って来ません」 「俺に何と言ってもらいたいんだ?見ない方がいいと言ったはずだが!」 「ですが、このままだと仕事も手につかなくて」 「そうか!そうだよな。 もし見るんだったら奥さ んを庇う訳じゃないが、 間違いなく奥さんは君を 愛してる!それだけは信 じてやれ!」 そう言われて気持ちが楽になった。 「ありがとうございます!今から見ます!」 「そうか!聞きたいことがあればいつでも電話くれ」 「はい。お休みのところすみませんでした。失礼します。」 電話を切ると、一度大きく息を吐いてからリモコンの再生ボタンを押した。 再生が始まるといきなりベッドの中央で沙織がワンピースの裾を捲られて下着を脱がされているところだった。 ドキッとして一瞬で口の中の唾液が渇いてカラカラになった。 震える手で珈琲を流し込む。 画面はさらに足をM字に開いた沙織を映している。 そんな沙織の姿を見ただけで心臓が飛び出しそうだった。 山本の背中が邪魔して沙織の大切なところは見えない! それから山本が沙織の足を取って爪先を丁寧にしゃぶってから、ふくらはぎから膝裏、太腿の内側と舐め上げていった。 俺の俺だけの大切な沙織の足が俺以外の男に触れられて、しかも舐められている。 思わず拳を握りしめた、だがまだ肝心なところは映らない! 付け根の方まで舐めていって、遂に沙織の大切なところにしゃぶりついた。 「あっ、あっ、もうダメ」 沙織の声が聞こえる! しかも悩ましく呻いて腰が跳ね上がるように痙攣している。 あれは沙織がイッた時に見せる動きだ! 本当に俺の妻の沙織なのか? 頭がクラクラするほどの興奮を覚えるが、私のペニスはピクリともしない! 画面の中は私の心中を無視して進んでいく。 山本は沙織の服を脱がせてブラも取った。 画面いっぱいに無防備に投げ出された沙織の美しい裸体が映し出された。 こうやってテレビで改めて見ると沙織のスタイルの美しさは際立っている。 山本はバスローブを脱ぎ捨てると沙織の上に重なってキスをした。 左手で耳たぶからうなじを撫でて、右手で張りのある乳房を揉み上げる。 沙織の柔らかく張りのあるオッパイが無惨に形を変えていく。 そして沙織の可憐な乳首を含んだ。 「ああぁー」 また沙織の悩ましいうめき声が聞こえた。 心の底から吐き出すように声をあげている沙織を見て息が詰まりそうだ! 山本は沙織の大切な部分に中指と薬指を埋めた。 私でさえいまだ気遣って指は一本しか入れたことがないのに。 「あっ」 沙織がまた違う反応を見せた。 「いやーっ、そこダメーッ、よすぎるぅ」 と言いながら腰を波打たせた。 ウソだろ! あんなことを俺に言ったことなど一度もなかった。 山本が身体を開いたから沙織のソコが画面にはっきり映し出された。 私は画面に顔がつくくらい近づいた! 濡れている! 沙織のソコは画面を通してもはっきり判るように濡れている。 山本に抱き寄せられて髪をなでられている彼女の表情を見ると凄く幸せそうだ! 「優しいんですね」 と言って潤んだ瞳で山本を見つめている。 「そう?ただ君を大切にしたいだけだよ」 と言うと 「ありがとう♪」 と言って胸に顔を埋めた。 「そろそろ入ってもいいかな?」 と言って、彼女の膝の間に身体を入れた。 「来て!あなたがいっぱい欲しい!」 と叫ぶように言う。 あの貞淑な沙織があんなことを言うなんて信じられなかった。 沙織は淫乱なのか? 山本は沙織の愛液に溢れた秘園にイッキに根元まで打ち込んだ。 その瞬間胸が張り裂けそうになった。 俺が言い出したことではあるが本当に沙織に他の男のペニスが入るなんて! 「あうっ、ああっ、あっ、あっ」 と声をあげて腰が痙攣した。 またイッたのか? 信じられない! これは沙織なんかじゃない! 少なくとも俺の知っている沙織はこんなに簡単にイキまくる女性じゃない! しばらくそのまま動きを止めていたが、またゆっくりと浅く抜き差しを始めて、腰を上下左右に動かしだした。 「それいい!凄くいい!」 と言って沙織の腰も動く。 山本がそのまま後ろにのけ反った為に今度は繋がったところがハッキリと映し出された。 沙織の私の沙織の大切なところに、私以外のペニスが根元まで入っている。 頭でわかってはいても、その事実を見てしまうと胸が張り裂けそうで息が詰まった。 だが、沙織はそのまま下から突き上げられると 「いやーっ、それダメーッ、ダメ、ダメ」 と叫んで激しく達したようだった。 沙織の想像を絶する恥態を目にして下半身に違和感を感じた。 腰からペニスの辺りがビクビクして久しぶりの快感に包まれた。 はっ!としてパンツの中に手を入れると指先にネバッとしたものが触れた。 残念ながら起ってはいないが、そのままの状態で射精してしまったようだ! 慌ててリモコンの静止ボタンを押してから、処理をした。 「ふーっ」 タバコに火をつけて、煙を大きく吐き出した。 こんなことってあるんだな、まるで起きたまま夢精したようなもんだ! だけど久しぶりの射精はかなり気持ち良かった。 テレビに目をやると2人が繋がったままの静止画が映し出されていた。 それを眺めていると下半身に力がみなぎるような気がしてきた。 実際にはピクリともしてないのだが、もしかしたら元気なるかも知れない! そんな希望の光が射した気がした。 そう思うと、さっきまでの胸が張り裂けそうな切羽詰まった気持ちではなく、欲望の捌け口としてビデオを見れそうな気持ちになった。 タバコを消すとリモコンの再生ボタンを押した。 山本は沙織の両手を引くと膝の上に座らせて騎乗位の態勢をとらせて、腰を掴むと回すように動かした。 食い入るように見つめていると、いつの間にか沙織が自ら腰を振るようになっていた。 「ああっ、当たる、当たってるの」 と言って、それがいいのか夢中で声を上げながら腰を振り続けている。 時折、 「あ、うっ」 と言って腰をガクガクッとさせてイッているはずなのに腰を振り続けている。 これが沙織の本性なのだろうか? 沙織のことが判らなくなる。 突然 「いやあ、止まらない、助けて、止まらないの!」 と叫び出した。 私は思わず乗り出して画面を食い入るように見つめた。 「大丈夫だよ、思いっきりイッていいよ」 と山本が声をかけている。 やがて気を失ったように山本の胸に崩れ落ちた。 急に画面が変わった。 山本がベッドにもたれ掛かってタバコを吸っている。沙織は横に寝ているが、山本がタバコを消して沙織を後ろ向きに膝の上に座らせてそのままペニスを埋めた。 顔を切なくしかめた沙織の姿がこちら向きになって山本の姿が隠れた。 すると山本の両手が沙織の膝の下から出てきて沙織の脚を大きく開いた。 全裸で大股開きの沙織に山本のペニスが埋まっているのがハッキリと見えている。 さらに後ろから乳房を揉みしだかれ、片方の手でクリトリスを擦られて悩ましい声を上げてよがっている。 私は瞬きも忘れて画面に見入っていた。 しかも下の方では山本のペニスが出入りしているのがハッキリと映っている。 「ああ、いいっ、凄いの!」 と言って、前のめりに倒れてお尻をピクピク痙攣させて絶頂の余韻に浸っている姿がとてもエロチックだ。 その瞬間またも股間に痺れみたいな感じがした。 パンツの中に手を入れたみると、またもベッタリとしていた。 二度目の射精なのか先程の残りが出たのか判らないが、もう少しで起ちそうな気がする。 前に山本さんが言ってくれたように3Pでもすれば回復するかも知れないと真剣に思った。 それから山本が正常位でイクまで画像が流れたが、もう見る気力はなかった。 テレビの電源を落としてからタバコに火をつけて目を閉じると、沙織のアラレもない姿が浮かんでくる。 胸がグッと締め付けられて苦しくなった。 タバコを消して携帯を取ると山本さんの番号を押した。 「もしもし、見たのか?」 いきなりの質問に 「ええ、沙織の姿は私の想像を越えてました。」 「そうか!で、どう感じたんだ?」 「生まれて初めてと言っていいくらい興奮しました。残念ながら起ちはしませんでしたが、二度も射精してしまいました。」 「そうか。すごい進歩じゃないか!でも多分同じ立場だったら俺でもそうなったと思うよ。」 「それで、もしかしたら、その、あの、」 「3人でしたくなったのか?」 私の思いをあっさりと言い当てられてしまった。 「はい。もしかしたら起つようになるかも知れないと思って。」 「奥さんが了承するなら俺は構わないよ。」 山本さんはアッサリ答えてくれた。 「ありがとうございます。妻に話してまた連絡します。」 「わかった。頑張れよ!」 「失礼します。」 電話を切ると勇気がみなぎってきた。 後は沙織が帰ってきたらどう話すか、沙織ならきっと解ってくれるはずだ。
レスを見る(1)
2008/07/26 14:01:53(nr3NO6n4)
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