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堕落の裏
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:堕落の裏
投稿者:
レスありがとうございます。
メールも、返事に至っていませんが、読ませていただいています。ありがとうございます。

男側の区切りに来たので、新しくスレッドを作らせてもらいます。

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最初は、どうしようもないストレスを発散させる為の妄想でしかなかった。
あまりに現実とかけ離れていたし、当然実現など考えてはいなかった。

自分でもプライドが高く固い女だと自覚している。
鏡に写る顔は、その目の形も顎の雰囲気も、攻撃的だと思う。
大きすぎる胸は、学生の頃からコンプレックスでしかなかったし、それを褒めるような男には嫌悪しか感じなかった。

現実では、どうしてこうも嫌みな受け答えが口から出るのか……もう少し柔らかく、丁寧に接することはできないものかと思うときはある。
けれどそれは、後悔の念とは絶対に違うし、今さら変えられるはずもなく……それに、それを媚びていると感じる自分の感覚を間違いだとも思わなかった。

ただ……どうしようもないストレスを感じたときに、ほんの少し妄想をした。

妄想の中の自分は、いつも必ず理不尽なくらい絶対的に低い立場だった。
強いたげられ、蔑まれていた。
私は抵抗せず、ただ受け入れ続ける。

顔の見えない首から下だけの男が数人で私を囲み、聞き取れない罵声を浴びせる。
私は全裸で男達の真ん中で正座し、侘びる。

それを想像し始めると、どうしようもなく情けなくなり、心が締め付けられるような感情を感じ、頭が真っ白になる。



内容は、時間の経過とともにエスカレートし続けた。
男は相変わらず顔の見えないままだったが、私の体に触れるようになり、囲んでいた全員で私を凌辱し始める。
妄想の中、扱いは乱暴になり、行為は荒くなっていった。

ある日、友人と歩いていたとき、さしかかった交差点の信号待ちの最中に友人から話しかけられた。
友人は交差点の反対側を指差していた。
その指の先には公園があり、ベンチの上で浮浪者が寝ていた。

友人は私にだけ聞こえる声で、浮浪者を蔑む言葉で罵った。
最低、汚い、臭い、不潔、どうしようもない、、、、
頭のなか、友人の声は男の声になり、響いていた。
その時の妄想のなか、私を囲み蔑む男は、どれもみな不潔で醜く太り、臭く汚かった。

それはほんの数秒の出来事だったが、以来、私の妄想に取りつき離れなくなった。
妄想の中の私は醜い男の行為を受け入れ、蔑む言葉に反応し続けるようになった。
想像だけでは満足できなくなるのは、そこからそう時間はかからなかった。。。

卒業よりも早く、私はそれを実行してしまう。
インターネットを徘徊し、あるハプニングバーに目をつけた。
店の掲示板に男を装い書き込んだ。
内容は、そのうち訪ねたいと言いながら、同席させる女の異常な性癖の説明ばかりに終始した。

強引な要求が好み。
乱暴な扱いに反応する。
男は醜く太り不細工な変態を好む。

自分の文字は的確に自分を刺激した。
その文字に反応する男からの書き込みにも、自分で驚くくらい体が反応した。

ぴったりな男がいる。メタボで印象が不潔な感じ。店に来るどんな女からも嫌われるくらい変態。
ただ性格が自己中で、他人の女も説教しながら寝とろうとするバカだから、やめておいた方が良いかも。
そう書かれた書き込みを見て、電車のチケットを手配した。

自分は行けなくなったが女は行かせる。どうか紹介してやってほしいと書き込んだら、一人ではダメ。やめていた方がいいと何人もから書き込まれた。
けれど、私は実行した。
我慢できる状態ではなかった。


もちろん可能な限りのリスクを回避するため、遠く離れた県を選んだ。
ハプニングバーを選んだのも、入店を管理されている店なら、犯罪や必用以上の行為にまでは至らないだろうと考えたからだ。

派手な下着やミニスカートを積めた鞄を抱きながら、電車に二時間揺られて目的地に向かった。
少し遅い昼食を駅前でとり、予約したビジネスホテルにチェックインし着替えた。
外に出た瞬間、自分が別人になった気分だった。
知らない街。見たことがない風景。ケバい服装。
時間はまだ三時だった。


頑張って時間を潰したが、4時過ぎには諦めて店に着いてしまった。
店は少し窮屈な階段を登った二階にあった。
インターホンを鳴らすと鍵が開く音がした。
中に入るとカーテンで仕切られた狭い部屋になっており、そこで女性店員から身分証明を求められた。
用紙を記入していると、店員から▲▲さん?と聞かれた。
それは掲示板に書き込んだ名前だったが、もちろん偽名だったため返事が遅れた。
その反応を、私が不安感を感じていると思ったのか、女性店員は少し笑顔を作り、そして小声で話しかけてきた。
やめておいた方がいい。男はもう来ている。掲示板を読んでいて、期待しているが、私から見ても変態だから、避けたほうが良い。店員の意見は終始、私を思い止まらせようとしていた。
が、私は止められなかった。
店員は残念そうな表情のまま、店の構造や部屋の用途、ルールを説明し私を案内した。

カーテンが開かれると、そこは店内だった。
黒を基調とした、赤とワインレツドの下品な雰囲気の漂う空間。
ガラス張りのボックス席と壁際に並ぶカウンター。
奥には三階に昇る階段が見えている。
緊張したまま、私はカウンターに座りドリンクを注文した。

ドリンクの到着よりも早く、後ろから声をかけられた。
店内に人気がなかったので、死ぬほど驚いた。
振り替えると、そこには背の高いデブが立っていた。
男は私の名前を確認すると、腕を握り、着いてこいと言いながら私を三階に上げた。


毛足の長いピンクのカーペットにスリッパを脱いで上がり、壁際の黒いソファーベッドに腰かける男を見ていた。

男は、お前の男とはあれからメールで連絡していると嘘をついた。
何でもしてかまわない。自分の奴隷として扱ってほしいと言われている、、、など、全てが嘘だった。
しかし、同時に口から吐く私を貶す言葉に、頭の中は麻痺し溶けて、男の言葉に了解の返事ばかりしていた。

それはまるで、催眠のように

それはまるで、妄想の中にそのまま入り込んだように、私を支配し続けた。
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2012/02/15 00:59:11(lj/tUjMu)
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