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欲望と絶望とファイナル
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:欲望と絶望とファイナル
投稿者: らふ ◆DzIZBpNO5g
美穂の抵抗は凄まじかった。
両足をバタつかせ、身体をくねらせ高橋の侵入を拒む。
しかし獣のような迫力で高橋が美穂をガッチリ押さえつけ、美穂の自由を奪
っていく。
「イヤッ!!もうやめて!!!何なの!?」
美穂の声が虚しく部屋に響くが、陵辱は中断されるどころかいっそうその激
しさを増していく。
高橋は恍惚の表情を浮かべ、不安と恐怖で強張る美穂の顔を眺めながら腰を
振っている。
美穂の嫌がる反応を楽しむように浅く突いたり、根元までズッポリと咥え込
ませたりして性行為を楽しんでいる。
俺はそんな光景を見て、改めて高橋という人間の非道さが恐ろしくなり、腰
がヌケてしまい床に尻もちをついて座り込んでしまっていた。
(何やってんだ俺は…止めなきゃ…早く止めさせなきゃ…)
俺は涙で頬を濡らし、必死の抵抗を見せる美穂の横顔を見て、何とかこの鬼
畜男を止めなければと思っていた。
ただ、ここでも俺の正義感は恐怖感の前にその姿を隠していた。
(止められるのか、俺に?…いや、たぶん無理だ…逆らったら俺が何される
か…)
頭の中で醜い葛藤がおこっている間にも美穂の身体はどんどん汚されてい
く。
高橋のフィニッシュが近いのか、奇声をあげ美穂の首を絞めるように手を首
元にやり、激しく腰を前後にグラインドさせていく。
苦しそうな美穂の顔…搾り出すような「やめ…て…ださ…ない…で…」とい
う懇願の言葉。
高橋が美穂の涙を舌でペロペロ舐めとり「ウヒョッ!!ウヒョッ!!」と猿
のような声を上げる。
「このまま射精すぞぉ~!!溜め込んだ精子受け取れよぉ~!!!!」
「や…めて…もう、もう本当に…ナカは…」
首を絞められているせいでかすれるような声しか出せない美穂だが、膣内射
精だけは逃れようと身をよじらせながら最後の抵抗を見せる。
だが、それはあまりに無力で小さな抵抗だった。
「うぉっ!!!お、お、で…射精る…お、うぉぉ~…」
高橋が美穂に全体重を乗せて美穂の中の一番深いところに入ったまま射精を
遂げる。
高橋が美穂の耳をペロリと舐め、耳元で囁く。
「久しぶりだから濃いぜ…1発で孕んじまうかもな…ヒヒヒ」
美穂がショックのあまりかすれた声でヒックヒックと子供のように嗚咽を漏
らしている。
しばらく行為の余韻を堪能し美穂にもたれかかりながら、高橋は俺に台所か
らコップを持ってくるように言った。
キッチンに2つ並んで置かれたマグカップ。何も知らない人が見れば仲むつま
じい恋人同士の暮らす愛の巣によくある風景なのだろう。
俺はなぜか平静を装い、台所へ向かいコップを取りに行った。
「高橋さん…お茶でいいですか?…それか何かミネラルウォーターか…」
「いいから早く持ってこいって!」
気を利かしたつもりで言った俺に高橋が少し不機嫌そうに怒鳴る。
俺は少しムッとしたが、要求通り高橋にコップを手渡す。
「よっ…と…」高橋がゆっくり美穂から離れ、持ってきたコップを美穂のマ
ンコに素早く押し当てる。
流れ落ちてくるかなりの量の精液が美穂の股の間をイヤらしくつたい、そし
て押し付けられたコップの中へと流れ込んでいく。
「もっと腹に力入れろ、美穂!!」
高橋が美穂の下腹部をグッと手で押すと奥に残っていた精子の残骸が膣口に
姿を見せ、外界へと溢れ出し始める。
コップに溜まった精子を満足そうに眺めながら、高橋は美穂を起こす。
美穂は再び膣出しされたショックでまだ肩を震わせて泣いていた。
2人に犯され何度も中出しされ…子どもを孕まされ…堕胎させられ…地の底ま
で落とされたのに、また地獄のような循環が繰り返されようとしているの
だ。
美穂の心の中の衝撃と動揺は察するに余りある。
「のど渇いたろ?飲めよ。」
高橋が自らの精子が入ったコップを美穂に無理矢理手渡す。
美穂は何も言わずにいっそう肩を強く震わせて泣いていた。
「小便も混ぜてやってもいいんだぜ…それか1人分じゃ少ないか?工藤にも中
出ししてもらって量を増やすか?」
「ヒィィィ…」と消え入るような声で泣く美穂。もう美穂には目の前の汚物
を飲み込むという以外の選択肢など用意されてはいなかった。
諦めたようにコップを口につけ、中身を口の中へと運んでいく。身体を屈辱
と恐怖で震わせながら…
相当高橋のモノが濃く、飲みにくいのだろう。顔をしかめ眉間にシワを寄
せ、我慢しながら喉をゴクリと小さく鳴らす。
高橋が美穂に口を開けさせ、自らの欲望の塊を飲み込んだことを確認し、美
穂に微笑みかける。
「懐かしいだろ、この味。またいっぱい飲ませてやるからな…」
精子が喉につかえて咳込んでいる美穂を横目に高橋が下劣な笑いを浮かべ
る。
「さっ、どうぞ工藤ちゃん…つまらないものですが、ヘヘヘッ」
高橋が俺に美穂を犯すように言った。美穂は悲しそうな目で俺のことを見て
いた。

俺はそんな初めて会ったときとは別人のようになってしまった美穂を見て、
自分の不甲斐なさ、身勝手さに無性に腹が立っていた。
そして高橋の口にした「つまらないもの」という言葉にも激しい怒りを覚え
た。
俺は2、3歩美穂に歩み寄り、しっかり美穂の目を見ながら小さい声で「ごめ
ん…」と呟いた。美穂は少し驚いたような顔をしていた。
「つまらねぇのはテメェだろうが!!!!!!」
俺は不意をついて高橋の顔面に1発拳をお見舞いした。
「ぐぇっ!!」気持ちの悪い声を出して高橋が呆気なく床に倒れこんだ。
「『つまらないもの』は…お前と…この俺だ。」
正直、こんな力一杯人を殴ったのは生まれて初めてだった。とんだ勘違いだ
が、ドラマの主人公にでもなったような、正義のヒーローにでもなったよう
な錯覚さえした。
しかし残念なことに俺の蚊の刺すようなパンチ1発で高橋が起き上がってこな
いわけがなかった。
俺はキレた高橋にボコボコに殴られた。死ぬかもしれないと思うくらい殴ら
れ、口の中からも血が出てしょっぱい味が口中に広がった。
「工藤君が死んじゃうよ!!ヤメて!!!」
美穂が泣きながら高橋を止めてくれていたが、美穂も何発か殴られてしま
い、誰もこの男の暴走を止めることはできなかった。
俺は動けなくなるほど散々殴られ、「後で殺す」「実家に火をつける」など
と脅し文句を並べられた挙句、猿轡をされ後ろ手に縛られクローゼットの中
に無理矢理押し込まれた。
部屋の中では高橋が美穂をまた犯し始めたようだ。
美穂に婦人警官の服を着させ、その格好で犯そうというのだ。
あまりに残酷すぎる陵辱の手口。俺には情けないが全く止める術がなかっ
た。
手首にはめられた手錠のカチャカチャという音、美穂の悲鳴、高橋の歓喜の
声が聞こえてくる。
高橋の中出しを告げる絶叫が耳が痛くなるくらいに響き渡る。
「美穂!!お前は一生俺の奴隷だっ!!!食らえっ!!!!」
俺は自分の意識がゆっくりと遠のいていくのを感じていた。

何時間くらい気を失っていたのだろうか…
ピ~ンポ~ンというチャイムの音が響き、俺は目を覚ました。
誰かが入ってくるような気配がして、男の声が聞こえる。
(何だ…誰だ…誰が来たんだ…)
「マジっすか?…マジでいいんすか?」
「おう、十川美穂は俺たちの奴隷だ。お前の薄汚い欲望を全部吐き出しちま
えよ、ハハハ。」
入ってきた男の声には聞き覚えがあった。
「俺ってバレないようにお願いしますよぉ~。」
どこかで聞いたような台詞…そういや俺もそんなこと言ったっけ…
俺は自由のきかない身体を何とか動かし、クローゼットの隙間から部屋の様
子を覗き見る。
目隠しされ縛られた状態で全裸でベッドに固定されている美穂…それを見て
ニヤニヤ笑う高橋…そして恐る恐る美穂の身体に触っている塚本…
「塚…本…」
俺をこれ以上ない絶望感が襲う。そしてポロポロと涙が頬を伝う。


欲望が吐き出され絶望を生み、その絶望感がまた新たな欲望を生む。
欲望と絶望は表裏一体なのかもしれない。
そしてその連鎖は生き続ける以上ずっと続くのだろう。
霞んでいく記憶の中で俺はそんなことをふと考えていた…

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2007/03/21 14:17:17(RUWlt8oQ)
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