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「久しぶりに姉弟(きょうだい)水入らずでゆっくり話すといいよ。」
今日から出張の夫は笑って言ってくれた。結婚1年目の夫はその日も優しかった。まさかこんなことになるなんて・・・。 わたしには、5歳年の離れた弟、貢(みつぐ)がいる。 でっぷり太った体躯に長髪、眼鏡の典型的なオタク小僧。特に勉強ができるわけでもなく、高校はなんとか出たものの、なにもせずに家でぶらぶら、ゲームに明け暮れている。見かねた母親が、少し説教してやってくれと言ってきた。 貢を預かって1週間。予想通り、日がな一日、スマホをいじっているだけの無為な生活。夫は何か説教じみたことを言うこともなく、いつまでも居ていいからね、なんてやさしいことを言ってくれるが、それに甘えてばかりもいられない。 仕事でも勉強でも趣味でもいい何か打ち込めるものを見つけさせること、それが喫緊の課題だけど・・・。 ある朝、洗濯しようとして洗濯機の中の自分の下着に異変があるのに気づいた。取り出して拡げてみる。クロッチ部分が異常に濡れていた。独特な臭い。これは・・精液?・・まさか、貢?そういえば最近、貢のわたしを見る目が尋常ではない時がある。実の弟が姉に対してゆがんだ暗い欲望を抱き、好意以上のものを持っていることに戦慄した。が、逆に色仕掛けで言うことを聞かせる手もあるか、とも考えてみる。 体がほんのり温かくなり、なぜか奇妙なドキドキ感で体が汗ばんできた。 そして、弟と二人きりの夜。 わざと胸元が大きく開いたタンクトップを着て、胸の谷間をこれ見よがしに露出する。もちろん、ノーブラ。下はパンティが見えそうなくらい短いミニスカート。弟のいやらしい視線を痛いほど感じる。 ちょっとやりすぎかしら。 久しぶりに夕食に二人でワインを飲んだ。居間に移って弟をソファにいざなう。もう一本ワインをあけた。姉弟で話が弾んだ。酔うにつれ話題はきわどい内容になってくる。 「あなた、今彼女いないんでしょ。まさか童貞じゃないわよね?」 「まさか・・・」 わたしは確信した。女の子と一度もしたことがない。メガネの奥の小さな目が上目遣いにわたしのほうを見る。急に弟が不憫でかわいそうになった。 「わたし、お風呂に入ってくるね」 わたし、そう言い捨ててお風呂場に向かう。浴室のドアをわずかに開けておいた。シャワーの栓をひねった時、黒い影が脱衣場に揺れるのを感じた。また私の脱いだばかりのパンティを使ってオナニーするのかしら。貢が私の生の下着の匂いをかいだり、チンポにこすりつけたりしている様子を想像した。あそこがうずくように熱をもってくる。浴室ドアの隙間から中が見えるはずだ。わたしは、片手で乳房をもみしだき、もう一方の手を下半身に這わせ、まさぐる。その時、脱衣場の方から大きな音がした。びっくりしてどこかに手をぶつけたのかもしれない。わたしは微笑みながら言ってあげた。 「貢?入ってらっしゃいよ。久しぶりに一緒に入りたいんでしょ。」 貢は両手で股間を押さえながら、恥ずかしそうにおずおずと入ってきた。すでに勃起した肉棒がはち切れんばかりになっているのがわかる。 なんて大きいの? 貢を椅子に座らせた。ボディソープをタップリ泡だて、素手で背中に塗り込んでいく。貢は身を固くした。背中から腕、また後ろから抱きつき、オッパイを背中に押しつけながら胸をまさぐるようにソープをなすりつけた。足の指の間まで丁寧に洗ってあげる。ふくらはぎ、太もも、そして・・・。陰茎を隠した両手を外そうとした。 「姉弟で何恥ずかしがっているの。」 かなり酔っているせいか、わたしも普段になく大胆だった。強引に手をどかせた。巨大な肉棒が解き放たれた野獣のように天を衝く。両手で陰茎を包むようにしてゆっくりとなまめかしく上下になぞっていく。さするほどに硬度が増していくようだ。やわらかい陰嚢もやさしく撫で上げ、大きく反ったカリの裏側も丹念に指を這わせた。 うおっという貢のうめき声。女性にこんなことをされたのは生まれて初めてに違いない。わたしもじんわり濡れてきた。 快感に必死に耐えていた貢は、突然、とんでもないことを言い出した。 「姉ちゃん、もうがまんできない・・素股・・させてくれない?・・お願い。」 「素股って何よ。」 「僕のちんぽを姉ちゃんのおまんこにこすり付けるだけでいいから・・・。」 泣きそうな弟の顔に、わたしはさげすみの表情を浮かべながら、吐き捨てるように言ってやった。 「いやらしいわね、この変態。」 貢の前で足をまたぎ、向かい合わせに抱き合うような格好に座ってあげる。わたしはそっと亀頭に手を添えると、陰茎に肉襞を密着させた。ゆっくりと腰を動かし、肉棒をなぞり上げる。ああ、と貢は苦悶の表情を浮かべた。乳首を口元に持っていくと、乳児のように吸い付いてきた。このぎりぎりの背徳感、わたし自身、今までにないこの強烈な体験に声を上げて感応していた。 ふと見ると、貢は涙を流している。わたしは動きを止めた。 「ん?」 「前から姉ちゃんのことが好きだった。何をやってもそつなくこなす優秀な姉ちゃんと僕はいつも比べられた。でもそんな姉ちゃんが好きで好きでたまらなかった。」 貢の初めての告白にも、わたしは感情を表に出さないよう努めた。涙で濡れた弟の頬に顔を近づけ、頬に軽く接吻する。頬から唇へと、唇が触れるか触れないか、ギリギリのところをゆっくりと動いていく。貢の鼻息が次第に荒くなっていくがわかる。唇まで到達すると、綾香は重なった唇を強く押し付けた。貢がわずかに顔をずらし、自然と二人の唇は開かれた。弟の唾液を感じる。貢は舌を差し入れようとした。わたしはさっと離れて、 「だめえ、そんなキスは・・。」 と、薄く笑いながら弟を睨んだ。貢は、いらだったようにわたしの顔を押さえつけ、がっちり固定した。再び、二人の唇が合わされ、今度はきつく密着する。私の唇が強引に開かれ、たっぷり唾液ののった舌が侵入してきた。わたし、少しあわてた。 「ちょっと・・だめよ・・。」 舌がもつれ合う。遊びの域を超えていた。これ以上はさすがにヤバイ。貢の顔を必死に引き離そうとあがいた。 「やめなさい、本当に・・。」 貢のもう一方の手が、わたしの腰を強引に引き寄せる。激しい動きにわたしの手を離れた陰茎が角度を変えて突きあがってきた。 「きゃっ、だめ、入っちゃう・・・。」 貢は思いっきり腰を突き上げた。弟の太い肉棒が蜜つぼを貫いた。あうっ。わたしは悲鳴を上げた。肉棒が一瞬にして根元まで突き刺さっていた。 「や、いや・・・お願い・・。だめよ、貢。抜いてぇ。」 わたしは必死に引き抜こうとするが、長い陰茎が簡単には抜けるはずもない。若い激情の伴った欲望が一気に炸裂した。時間にすれば、ものの10秒ほどかも。わたしにはその10秒が永遠に思われた。貢が死ぬほど腰を動かし始めたのは覚えている。今までに味わったことのない快感の波がわたしを翻弄した。この直後、生まれて始めての絶頂がわたしを襲った。わたしのおまんこは弟の肉棒をくわえ込んだまま、何度も痙攣した。 ゆっくり弟から降りると、腰砕け状態のわたしはシャワーのところまで這って行くしかない。その様子を後ろから眺めていた弟は、再び欲情したらしい。わたしのお尻をかき抱くようにして再び後ろから挿入してきた。何という回復力! 「ちょっ、なにやって・・ああ・・もう、だめだってぇ・・。」 激しく後ろから突かれながら、とにかく今は何も考えまいと、この快感に身を任せるしかなった。 その後、二人は更なる深みに堕ちていくことになる。
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2019/05/11 16:08:23(Hm72nE6M)
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