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1:出戻り姉
投稿者:
とくめい
◆8zW74VhiIE
二十歳で『デキ婚』した姉は10歳年上。
その姉がバツイチとなり、実家に帰って来たのは私が22歳の時。 数年前に父が亡くなり、母と私だけが静かに暮らしていた家の中は、離婚したばかりの姉と姪が転がり込んで来た事で様変わりし、随分賑やかになった。 大学を出たばかりの私が家長、姉が妻、姪が子供、母は祖母。家族としての役割がその様に割り振られるまで、然程長い時間は必要無かったと思う。 本人は『太った』と表現していたが、三十路を迎えた姉の体は10年前より肉感的になり、豊過ぎる胸の膨らみや、腰から太腿に至る曲線の具合等は、衣服の上からでも私の目を奪う程の色気。十代の頃、気が強い美少女だった姉が、歳を重ねて美熟女になって振り撒く色香の中で、それまで女を抱いた事が無かった私は、画像、動画で得た知識と姉の姿を頭の中で重ね、姉の媚態を『オカズ』にして、自慰を繰り返す毎日だった。 そんな悶々とした期間が終わったのは、就職後、初めて迎えた夏。姉と姪が同じ屋根の下で暮らす様になって二カ月程経った時だった。 その日は会社の休日が変則的であり、私が起きた時には、姪は小学校に行った後。母は朝早くから出掛ける宣言を前日にしており、私と姉の二人が家に居た。 「もう夫婦みたいなもんだろ!」 「バカ!止めてよっ!」 白いTシャツ、ブラウンのフレアスカートを履いた姉をリビングで押し倒した時に、二人が発した言葉は、甘さとは真逆の物。 必死の形相で抗う姉に圧し掛かり、Tシャツを捲り上げてブラを晒した時に、震えるブラのカップは殊更巨大に見えた。 「イヤだったらっ!」 頭を振って髪を乱し、ブラを毟り取ろうとする私の手に抗う姉の力は本物だった筈。しかし、ストラップが悲鳴を上げる音と共にブラを引き下ろし、零れ出た乳房を五指で鷲掴んだ途端に、抗う力が多少弱まった。 「止めてよっ。ねぇ、止めてっ」 掴むと指が全て埋まる程の乳房を揉み上げ、寄せ合わせ、指の間から立ち上がる乳首を音を立てて吸う間、姉はうわ言の様に、繰り返しそう言っていた。そして、重なった侭手探りでスカートを捲り上げ、多少苦労しながら中のショーツを引き摺り下すと、本気の抗いは止まっていた様だ。 抗っている時、眉間に皺を寄せて幾度も私を睨んでいた姉が、顔を背けて双眸を強く閉じ、唇を噛み締めている。汗ばみ、紅潮した姉の横顔を視界に収めつつ、私は履いていたトレーナーのズボンを下着毎押し下げ、滾った怒張を表の世界に晒した。 荒い吐息と共に、閉じ様と力を篭める姉の太腿を押し分ける。その間に下肢を割り込ませ、正上位の体位になるまでは順調だった。だが、肉棒の先端を姉の濡れた挟間に押し付けた後は、膣口を探して腰を無為に捻り、挿入を仕切り直す為に腰を浮かせて入れる角度を探る時間が暫く続いた。 「うっ?」 そんな間の抜けた呻きが私の口から漏れたのは、滾った肉棒に姉の指が絡まった時。その後の極短い時間で姉は入り口に私の亀頭を導き、先程まで閉じ掛けていた足の膝を立てて開き気味にした。 「はぁぁ――…っ!」 角度が決まった腰を前に押し出し、膨れ上がった亀頭で姉の膣口を押し開いた途端、姉の口から漏れたのは明瞭な艶声。 眉間に皺を寄せ、口を大きく開いて顔を跳ね上げ、白い喉が震える様に、私は一瞬見入った。そして、遠慮無く下肢を前に推し進め、充血した肉棒を膣孔に埋め切り、乳房を押し潰して姉の体の上に覆い被さった。 ぎこちなく腰を使い、姉の膣孔に肉棒を抜き差しする。肉棒で削る姉の内側が既に濡れていた事に気付いたのは、挿入して暫く経った後だった。下肢で姉の股座と私の下肢が当たる肉音が響く度に、膨れた亀頭が姉の最奥を突き上げ、其れに合わせて姉は.艶の篭った呻きを漏らし、私の背中に回した両手で、無為にトレーナーの布を引き攣らせた。 「くっ!」 「んっ!」 そんな二人の呻きと共に、私は姉の奥深くに白濁を放った。私の脈打ちを姉が濡れた肉筒で締上げる感触に震え、動きを止めていた時間は如何程だったか。その愉悦の瞬間が過ぎた後、間近で姉を見下ろし、繋がった侭でこう囁いた。 「良かった」 それに姉は応える事無く、薄目を開き、汗濡れた顔を背けた侭。私は荒い吐息だけを零し、言葉を発する事の無い姉の上から下りて、リビングの床の上に座り込んだ。 腰上まで捲れ上がったスカートから、開いて投げ出された姉の太腿が見える。そして、下肢の黒い茂みも、その下の濡れた女陰の様子すらも私の座った位置から伺えた。包皮か顔を覗かせた肉芽。先程まで引き延ばされていた開き気味の花弁。姉の吐息と共に窄まりを繰り返す膣口からは、私が先程放った白濁が流れ落ちており、その光景が姉を犯したという事実を私に実感させていた。 脱力し、暫し無防備に横たわっていた姉が、のろのろと起き上がろうとした途端、私は姉の手を掴み、此方に引き寄せた。姉はバランスを崩して他愛なく此方に倒れ込み、座っていた私の股間近くに伏せる姿勢になった。 「舐めて」 この時、私の濡れた怒張が姉の顔近くになる所までは、流石に意図した訳ではない。しかし、私の肉棒を目の前にして、此方を上目遣いで見上げる姉の瞳を見た途端、そうとしか言えなかった。 最初は躊躇い、遠慮勝ちに舌を這わせて来た姉が、自分の愛液と、私の精液に汚れた肉棒を、本気で口奉仕し始めるまで、然程長い時間は必要無かった筈。竿の根元を掴み、先端を口を窄めて吸い立る姉の背中と、尻の丸みが左右に揺れる様を眺め下しつつ、私は先程と同じく怒張を硬く膨れ上がらせていた。 時折、乱れた姉の髪を掻き上げ、フェラチオを続ける姉の横顔を覗き込む。焦点が定まり切らない瞳も、悩ましげに寄せる眉の形も、顎が外れる程大きく開いた唇の色合いも、次なる性交への糧。 そして、この背徳の交わりが一度の関係では終わらないと確信した時に、玄関から帰宅を告げる姪の声が聞こえた。 「ただいま――」 それまでの淫靡な時間が突然終わりを告げて、ただ焦り、冷や汗を流す慌しい時間が流れる。姪がリビングに至るまでの短い時間で、私はトレーナーのズボンを引き上げ、下肢を隠し。姉は、ブラを引き上げTシャツを下して、捲れ上がっていたスカートを直した。 「おかえり」 「おかえり」 姪がリビングに入って来た時に、二人揃ってそう言った。そして私は、キッチンの方に向かう姉の後姿を横目で見つつ、間近に落ちていた姉のショーツを拾って握り込み、姪に気付かれる事無くリビングを後にした。
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2015/04/19 12:55:54(4Y/UvzH3)
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