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1:家庭内情事 最終章
投稿者:
影法師
浩二が学校から真っすぐ戻ると言う事は無くなり、帰る頃には、すでに主人も 戻っていると言うのが日々の様相となりました。 当然、浩二との接触は、主人の目を避けてと言う事になります。 これが、出来そうに見えて、中々難しいのです。 主人が風呂に入っている時だけが、気を使わずに話が出来る時間です。 「浩二、あなたこの頃帰り遅いわね。たまには早く帰れないの?」 「そうかな、そんなに遅くは無いだろう? 夜10時前には帰っているじゃない か。」 チョット私との会話が咬み合わない。 「えっ、夜じゃなくて・・終わってから何処か行っているの?」 「友達といろいろ遊んでいるよ、心配する様な事してないから・・安心し て。」 母親としての私に、話しているつもりなのだろう。 「彼女?」 「何でそんな事聞くのさ?」 浩二が急に態度を変えた。 「正直に言いなさいよ、彼女と逢っているの? 一緒にラブホテルに行った人 なんでしょう?」 私はそう言ってしまってから、自分でハッとしました。 (やだ!・・、やきもち?) 言ってから、私はその事に気づき、 「勘違いしないでね、別に焼きもちやいている訳じゃないわよ。」 それが返って、その事を認めている様なものでした。 「何だよ、じゃ父さんに頼めよ、良いよ、許してやるから・・やりなよ。」 「何よ、そんなの、浩二に関係ないでしょう? 私は困ってなんかいませんか ら・・。」 そう心ならずも、断言してしまいました。 正直言って、疎遠になっているのは事実でした。 浩二が思う程、主人は精力的では有りません。 それまでは、たまに交渉を持つ程度ながらも、ある意味私のストレス発散には なっていました。 その行為が、半年間の出張で途絶へ、それが切掛けで浩二との禁じられた行為 へと走らせました。 そして、今度はその浩二から、連夜に渡るセックス攻撃を受ける事に。 自分が招いた結果と、それを受け入れる覚悟は出来たのですが、 今度はその覚悟が空回りを始めたのです。 (えっ! なによ、そんなの無いでしょう? 私、如何なるのよ・・?) 浩二にそう言いたい心境でした。 (散々私の畑を耕して於いて・・・・放って置くつもり?) (もう、勝手なんだから!) 何か怒りが込み上げて来ました。 しかし、文句を言ってやろうとした矢先、主人が風呂から上がってきました。 主人の姿を認めると、 早々に浩二は私の前から姿を消すと、部屋へ行ってしまいました。 <影法師>
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2010/04/30 05:34:03(zwLXEhTS)
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