「1回だけでもダメなのよ。」
「……………………」
「なんでお母さんとしたくなったの?」
「よく夜にお母さんの喘ぎ声を聞いてたからだよ!」
「……エッチしてる声を聞きながら1人でしてたんだよ!」
「……とにかく親子ではダメなんだから、コウジと今日話したことはお父さんには黙ってるからもう寝なさい」
「…………………」
自分は強引な行動に出ることもできず言ったことを後悔しながら2階の自分の部屋に行きました。
布団に入ったもののさっきの会話が頭をぐるぐる回って寝付けませんでした。
しばらくしてお母さんが2階に上がってきました。
両親の寝室は自分の部屋の廊下をはさんで隣りでした。
お母さんは自分の部屋の戸を開けて
「おやすみなさい…」
と一言言って行きました。
眠れなかった自分はしばらくして両親の寝室の前で息を押し殺して中の様子をうかがいました。
どうせもう寝てるか…それともさっきの会話で色々想像してオナニーするのか…
どうやら寝ているようでした。
少しがっかりして部屋に戻ろうとした時、
[カチカチカチ]
と音がしてびっくりして急いで部屋に戻りました。
何の音だろうと考えてみると直ぐにわかりました。
真っ暗な部屋の電気