暫く、ここに立ち寄る事が出来ませんでした。
当時、確かに母は彼の子供を身籠ったみたいで、何度か二人が悲壮感を漂わせ話し合ってる所を見た事が有ります、身籠ったとは云え決して産める子供では無く、母は密かに病院を訪ね中絶をしたものと思われます。
そのせいか、暫く体調を悪くして母は辛そうでした、そんなある日に父が仕事で居ない午後に仕事場の物陰に母と彼の姿を見かけた。
「ごめんなさい、アナタに黙って、こんな事をしてしまって、でも私にはこうするしか方法が無かった」
母は涙声で話してる。「俺の方こそ、おかみさんに辛い思いをさせて、すみませんでした」彼は母の肩に手を掛け引き寄せる、彼の胸に顔を埋める母の背中が震えてる。
抱き合ったまま二人は顔を見合せると、無言のまま唇を重ねて行く。
「おかみさんの事を生涯離しませんから、おかみさんは俺の大切な人ですから」
「私も、ずっとアナタだけのものだから、アナタしか居ない」
母達は同じ言葉を繰り返しながら抱き合っていた。
それから一ヶ月ぐらい過ぎて春未だ浅い日に母と彼は更に淫らな行為をし始めた。