「お母さん、早く兄貴の部屋を片付けようよ」　


今年から社会人として自立した長男の部屋が空いた為、高校１年生のサトルが使う事になったのですが、まだ整理されていない荷物があり、使う事が出来ない状態でした。


そこで休日にサトルと２人で部屋を片付ける事にしたのです。


必要な物は長男が既に持って行っていましたので、ほとんどがマンガや雑誌、ＤＶＤなどでした。　

ただ、お気に入りの本や、録画したＤＶＤがあるらしく、見つけて欲しいとの事で雑誌は一冊ずつ確認し、ＤＶＤも見ながら整理していました。


「アアン、アッ、アッ」　

セットしていたＤＶＤから突然男女が性行為をしているアダルト画像が流れてきたのです。

私とサトルはビックリして顔を合わせました。


「何よこれ！」


私は慌ててテレビの電源を切りました。


「お母さんダメだよ、この後に兄貴の探してる録画があるかもりれないよ」


長男の残して行った雑誌にはアダルトＤＶＤや雑誌も沢山あり、探している物はＤＶＤにごちゃ混ぜに録画しているようなのでした。

私達は仕方なくＤＶＤを見ながら片付けをすることになりました。


女性の喘ぎ声や卑猥な音や映像が流れる中、私達は黙々と作業をしていました。　　

「ママ、いいでしょ！ママ！」　

「ダメよ！私達親子なのよ！」　


近親相姦物が始まったようでした。　　
母と高校生の息子のストーリーのようで、主人が出張で家を留守にしている間の情事で、驚く事に私とサトルと同じ設定なのでした。　


チラリとサトルに目をやると、画面を食い入るように見つめていました。

その画面には風呂上がりでバスタオル一枚姿の母親に息子が迫るシーンでした。　

バスタオルを剥ぎ取られた母親はリビングに逃げ込むも押さえつけられ、唇を奪われます。やがて観念した母親はソファーで息子を受け入れます。


私達は無言で息子が母親を近親相姦する映像が流れる部屋で片付け作業を続けていました。



「晩ご飯の用意をするから…今日はここまでね」


「僕はもう少し片付けるから」


私は逃げるように部屋を出て行きました。


夕食の間は、サトルは黙々と食べすぐまた長男の部屋に戻って行きました。　

　
またあのＤＶＤを見ているのだと思うと…
風呂上がりに息子が迫ってきたら…
私は少し不安になっていました。


「お母さん、先に僕が風呂に入るから、その後入りなよ」　


私はドキリとしました。　

「風呂上がりにやるからね」


私にはそう聞こえてしまいました。


風呂から上がった息子は私を見て「ママ」と一言いってリビングに行きました。　

あの子はＤＶＤ通り、風呂上がりに襲う気だわ　


私はそう思いシャワーを止め、バスタオル一枚でお風呂を出て行きました。


終わりです。　

エロくなくてスミマセン。
読んで頂きありがとうございましたm(__)m