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姉への想い(2)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:姉への想い(2)
投稿者:
今、姉は一人で住んでいる
若くして結婚したため、子供たちが巣立ったことによりはじめての一人暮らしだ

私もとうに実家を出て、別の街にいるので、姉とは滅多に会うことがない
正月や盆も互いに用があると実家に帰らないこともあり、1年に一度程度である

私は結婚をしていない
そのため自由になる金があると思っているのか、甥や姪は小遣いに困ったり、欲しいもの
があると私を頼ってくる
私も姉の家が離婚後、金銭的に困窮していると思い、年齢に応じた程度の小遣いや物を与えていた
彼らも大人になっているため、最近は私を頼ることもなくなった
一人をのぞいて

長女は私の姉と同様に若くして結婚した
長女は中学の頃から新聞配達のアルバイトをし、また、夜もパートに出ていた母を気遣い、妹や弟の食事を
作るなど家の中のあらゆることを進んで行なっていた
高校に入学してからはアルバイトの幅も広がり、夏休みや冬休みは時間単位で様々な仕事をし、子供たちの成長に
つれ出費が多くなっていた家計を助けていた

よくできた子だった
弟や妹が困らないよう、自分を押し殺し、欲しいものも買わず、数少ない私服をヘビーローテーションで着て
おり、同年代のコがオシャレにいそしみ青春を謳歌している中、数多くのアルバイトをしていた

多くの人間と出会い、社会における礼儀や仁義などを知り、特に大人と話すことにかけてはまわりの高校生や大学生
ではたちうちができないほどの能力をみにつけていたため、就職難であった時期にどこに面接に行っても評価が高く、
どの会社に就職するかを自ら選択できるほどであった
長女は、有休や仕事の内容を考えず、最も給与の高い会社を選んだ
男が多いむさくるしい体育会系の社風が根付く会社であったが、長女はその中でも確実に評価されるとともに、早くから
仕事をまかされ、そのための残業も多くしていた
会社は、全てとは言わないまでも必要なものには残業手当も支給し、また、仕事がうまくいった時には、小遣い程度の
手当も支給していた
厳しい社会情勢の中、長女が選択した会社は彼女にとって最適なものであった

長女は実家に金を多くいれるために就職をしたので、実家から通うことが光熱費や食費を考えれば最も経済的であった
ため、自立できる給与を受け取っていたにもかかわらず実家に住むことに固執していた

就職して3年がたったとき、長女は家を出てアパートを借りた
次女が就職したことや長男もアルバイトで家計を助けられるようになっていたことも理由のひとつではあるが、
理由が別にあることは皆がわかっていた

はじめての彼氏ができたのである

男っけが全くなくて、家庭で好きな男の話もせず、バレンタインにチョコを買うこともなかった長女に
彼氏ができた
仲のよかった取引先の4才年上の女性社員にお願いされ初めていった合コンで知り合った2才年上の男
女性社員と同じ会社であり、勤務態度も真面目で会社からも信頼されており人柄もいいとの女性社員の勧めも
ありつきあいはじめた
合コンもはじめからその女性社員がこのためにセットしたものだろう

恥ずかしがることが分かっていたため、家族は誰も彼氏がせきたことに触れようとしなかったが、母のため、
弟妹のために頑張ってきた長女が人並みの恋愛をしてくれたことに家族は皆喜んでいた

同棲はしていないものの、いつでも泊まっていってもらえる環境ができたことがとても楽しかったのか、
その彼氏と結婚するまでの長女の表情は、責任感から解き放たれた優しく幸せな顔だった

長女は結婚して数年後の26才のときに妊娠し、仕事を辞めた
それまでの間は結婚していながらも、若干の金を姉に渡しており、夫もそれを優しく容認していた
しかし、仕事を辞めたことにより、長女自らの収入はなくなったため、姉への援助はその日をもって終結した
姉も同時期に正社員となっており、また、子供たち全員が社会人となっていたため負担もなくなっていたので、
経済的な問題はなくなっていた

姉もであるが、長女にとっても幸せな時期が到来していたのである

しかし、長女の幸せは長く続かなかった
娘が2才になった頃、夫が家に帰らなくなったのだ
浮気の相手は二人を結びつけた4才年上の女性社員である
女性社員も結婚していたため、ダブル不倫であるが、そのことが彼らの愛に火をつけ、まわりの声を閉ざした

長女は「ごめん」と書いた手紙とともに送られてきた離婚届に判を押した

夫も娘のことだけは気にかかるのか、毎月8万円の養育費は欠かさず振り込んできた
長女も生活をしなければならないため、就職活動を行った
更なる就職難ではあったが、前の職場の社長が推薦してくれたおかげで、すぐに仕事がみつかり、娘を保育
施設に預けながら新たな生活をはじめた

ある日のことである・・・
たまたま帰省していた私は、コンビニで娘を連れて買い物をしている長女に会った

長女「おにいちゃん!」

姉と年が離れていたため、子供たちが小さな頃「おじさん」と言われるほどの年でなかったので
姉の子供たちは私をお兄ちゃんと呼び、おじさんと呼ばれる年になった今もそう呼ばれている

長女の娘が「おにいちゃーん!」と言い私の足に抱きついてくる
長女らの子供たち全員がお兄ちゃんと呼ぶ
周りの視線が痛い

長女:お休みなの?
私 :たまたまね
長女:ママに会った?

長女は30才になった今も姉のことをママと呼ぶ

私 :いや、会ってないよ
   ○○ちゃんはたまに帰ってるの?
長女:△△(娘)をたまに預かってもらってるから、よく帰るよ
   近いしね
私 :お姉ちゃんの家の近くに住んでるんだ
長女:そうそう

他愛もない話をコンビニでし、互いに買い物をして店を出た

ちょうど夕飯の時間だったので、どこかで食べるかと誘ったところ、回転寿司に行きたい
と行ってきた
回ってなくてもいいよと言うと、色々なものがあるので、娘が喜ぶのだという

娘も喜び、いつになく多く食べ満足した私たちは帰宅することになり、長女と娘を家に
送っていった
家に着き、帰ろうとすると長女は「お茶でも飲んでいったら?」と言うので、長女の家に
あがった

普通の家だった
質素でもなければ華美でもなく、一般家庭にあったりなかったりする特別な光景はなかった
敢えてあげれば、長女の性格なのか、小さな娘がいるわりに整理がされており、掃除も行き
届いているキレイな部屋である

コーヒーを飲んだら帰る予定であったが、娘がはしゃぎ私と遊びたがっていたので、
いつの間にか9時を過ぎていた
娘もはしゃぎ続け疲れたのか、眠そうな顔をしていたので、布団につれていくと、数分で眠り
についた

長女:ごめんね、つかれたでしょ
私 :疲れた
   すごい元気だね
長女:家に人がくることがないからねぇ
   おにいちゃんと家で遊べて嬉しかったんだよ
私 :あー、夜は二人だもんね
長女:うん
   お父さんと遊べないからね

若干の沈黙があった

私 :仕事うまくいってるの?
長女:全然問題ないよ
   若いコが多くて、年取ったって感じがするけどね
私 :まだ30才でしょ
長女:いやいやいや
   子持ちのシングルマザーの三十路は若くないよ
私 :若さと関係無いじゃん
長女:いやー
   独身の三十路とはやっぱり違うよ
   なんか、シワとかないもん
   私なんかいろんなとこにシワが出てきてさー
   やっぱり現役で恋愛とかしてる人はなんか違う
私 :そお?
長女:そうだよ

改めて長女を見た
驚いた
これまで気付かなかったが、30才の頃の姉とそっくりだった
いや、顔自体はすごく似ているというのではないのだが、仕事と子育てを両立し前向きに
歩いている女性の顔
姉が歩んだ道と同じような道を歩んでいるせいなのだろうか

キレイだった
色気を感じた

これまで姪というよりも、妹または娘のようにしか見ていなかったのに、何か違う気持ちが
私の中に芽生えた

よく見るとパーツパーツはやはり姉に似ている
特に、自信に溢れているようで、人の顔色を伺うような虚勢に満ちた大きな目は姉そのもの
だった

長女:なにじっと見てるの?
私 :いや・・・
長女:シワあるなって思ってるんでしょ?
   気にしてんのに
私 :そうじゃないって
   目がお姉ちゃんに似てるなって思っただけだよ
長女:そおかなぁ
   でも鏡見るとたまにママに似てきたなった思うときがあるな
私 :離婚するとこまで似なくてよかったのに

また沈黙
地雷踏んだ?

長女:あのこと覚えてるよね?

長女は大きな目でまばたきもせずにじっと私を見つめた
その目はいつもの虚勢に満ちた目ではなく、コップを割ってしまった子供が
怒られないか心配そうに、泣くのを我慢して母親を見る目だった

私はその潤んだ目に見つめられ、あの日のことを思い浮かべた
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2011/11/05 17:07:27(VutqEtao)
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