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地下室の片思い
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:女性向け官能小説
ルール: 女性目線のエロス、恋愛要素を含むなど、女性向けの小説をご投稿下さい
  
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1:地下室の片思い
投稿者: (無名)
趣味が無く寂しい日々の私は、賑やかさに惹かれてライブハウスに通うようになりました。
地方のライブハウスなので地元の若手バンドのライブが多く、正直あまり上手くないバンドのほうが多かったのですが、時々は東京などからの遠征でとても魅力的な曲を奏でるバンドもやってきて、そういった地方遠征バンドは「どうしてメジャーデビューしていないのだろう?」と不思議に思えるほど素晴らしいライブを奏でていました。

地方のライブハウスも色々あって、20人も入れば満員になるような狭いところや、更に小さな飲食店のスペースを一時的にライブスペースとして使っている店など様々でした。そういった小さな場所でも地方遠征バンドはワンマンでライブをする事が少ないようでした。大体は複数のバンドが演じる「対バン」ライブで、バンドの方々は客が少ないと大変でしょうが、特定のファンではない私がライブハウスに通う分には安く沢山のバンドが見れるので足繁く通うようになりました。

そんなライブハウス通い(といっても月に2回くらいですが)を続けているうちに、ある遠征組の人を本気で好きになってしまいました。仮に「Aさん」としておきます。
背が高くスマートで、一見華奢に見えるのですがライブでは力強い演奏を奏でる細マッチョのピアノマンでした。ソロで活動し遠征しているシンガーソングライターでしたが、ピアノだけでも他のロックバンドに引けを取らない演奏をして、また曲の世界観もとても魅力的でした。

ライブハウスに通っているとライブ後の打ち上げに参加できる事も結構多いようで、特に小さなライブハウスでは私のような一人ぼっちでライブハウスに通っている女でも打ち上げに混ざってバンドやそのファンの方々に混ざってお酒を飲んだり鍋をつついたり出来ました(もちろん別途に飲食代は取られるのですが)。

Aさんは年に数回しか私の住む町にライブ遠征はしていなかったのですが、私はAさんのライブ後の打ち上げには参加するようになりました。
打ち上げに参加していると他のバンドの方々もAさんの事を「天才だ」と高く評価していましたが、小さなライブハウスでもソロライブが出来るほどの知名度が無いAさんは「知る人ぞ知る孤高の人」といった感じでした。遠征でやってきたAさんが地元バンドの人達に気を使って早々に打ち上げから帰ってしまう事もしばしばでした。

ある打ち上げの夜、Aさんが新曲を作る為と帰ってしまいました。
私もお目当てのAさんがいなくなったので帰ろうと思ったのですが、酔った地元バンドの人に話しかけられているうちに帰るタイミングを逃してしまいました。終電を逃してしまい、徒歩で帰るにも1時間以上かかるので、ネットカフェにでも泊まろうとスマホで検索していると、地元バンドの人が私に積極的に絡んできました。

仮に「地元バンドYのZさん」としますが、Zさんは私に「可愛いねー」「彼氏はいないの?」と口説くような事を話し続けました。私はお酒を飲みながら適当に返事をしていたのですが、夜も遅くなったのでエロトークが増えるのもしょうがないかなぁと思いました。

気付くと私はお酒を飲みすぎていて、他のバンドの人達も次々と帰っていって、私とZさんが向かい合って話すような感じになっていました。地元バンドYはいかにもモテ系のロックバンドで、それなりに人気はあるバンドでしたが私は全く興味の無いバンドでした。興味の無いバンドのボーカルを務めるイケメンのZさんに口説かれても少しも心はときめかなかったのですが、口説かれる事に慣れていない私はZさんと話す事を逃れる為にお酒を飲み続ける事になってしまい、遂には意識が朦朧としてしまいました。

そのまま私は寝落ちしてしまったのですが……目覚めると見知らぬホテルのベッドの中で全裸でした。
私はZさんにお持ち帰りされていたのです。
 
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2020/12/06 02:33:24(k2dmckuX)
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