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1:八月の熱く熟れた夜13
投稿者:
七海 航
第13章 - 逆転
槌 槌かよさんは自らの感じる場所を示すような激しい愛撫を見せながらも貪るようなフェラチオをしてくれていた。 槌 「かよさん、気持ちいいです。お願いします玉も舐めてください」 槌 口の中で舌を絡めながらピストンのように顔を上下させていたかよさんは、呼吸を整えるためか一旦ピストンの動きを止めた。 「藤田くん、お願いがあるの」 槌 「えっなんですか? なんでも言ってください」 槌 かよさんは、お願いを中々口にすることなく、少女のような恥じらいの表情を見せた。 「かよさん?」 「あのね、ふたりのときは佳代子って呼んで欲しいの」 槌 「はい、佳代子さんですね」 「違うの、佳代子って呼び捨てで」 槌 『いいのかな? 年齢が倍の人を呼び捨てにして、でも本人が望むならいいのか』 「あとね・・・」 「恥ずかしがらずに言ってください。かよさんの望むことは。いけね、佳代子の望むことは何でも」 「藤田くんがして欲しいことを言うときは、お願いじゃなく命令して欲しいの」 かよさんの望むことは理解したし、そのこと自体は何ら困難なことではない。ただ、かよさんがなぜそれを望んでいるのかがわからない。それに、高崎さんや中野さんたち、アルバイト仲間の前でうっかり言わないよう気を付けなければいけないと思った。 「佳代子、玉も舐めて気持ち良くして」 槌 亀頭の先端か丁寧に裏筋を舐めながら左の玉を舌先で転がし始めた。同じ行為を右の玉で繰り返すと、そのまま吸引するように玉を口の中に飲み込んでしまった。 『この光景は最高にエロいよな。勃起したちんぽ越しに見えるかよさんの顔。でも、刹那そうな表情なのはなんでだろ』 見下ろすかよさんの胸元がいやらしく感じた。紙テープでぐるぐる巻きにされて乳房の形が歪な形になりテープの隙間から固く突起した乳首が顔を覗かせている。かよさん自らの愛撫によって、最初に見たとき以上に前に突き出しているのが明らかだ。 かよさんは、両方の玉を大袈裟に音を立てながら口の中に含んだと思うとフルートを吹くように顔を傾げて裏筋を丁寧に舐めつくしてくれた。 槌 『そろそろかよさんのおまんこを近くから見たいし、オナニーもさせたいよな。でも、このフロアはまだ社員の人達がいるし、デカメロンもトイレに来るかも知れないから、気を付けないと声も音も筒抜けになるんだよな』 女子トイレの個室で歳上の人妻にフェラチオをさせているとは思えないほどの冷静な分析に自分でも驚いていた。この時間であれば既に全員が退社しているであろう8階のトイレに移動することを思い付いた。 「佳代子、このフロアはまだ社員さんがいるから8階に行きましょうか? デカメロン、いや坂田さんが来て佳代子の悶える声を聞いてしまうかもよ。それは、それで楽しそうだけど、彼女の反応が」 「あなたって冷静なのね、クールなのかな? あなたにお任せするけど、ちょっと坂田さんに聞かれてもいいかなって思っちゃうの」 『かよさんは、坂田さんに聞かれてもいいってことは何を意味するのだろう? ある意味、露出狂の要素があるのか? それとも、デカメロンがここでオナニーしてるの気付いてるのか?』 「わかりました、ここでオナニーして見せて」 槌 「嬉しい、わたしのオナニーを見てて。そして、わたしを見ながらオナニーして欲しいの、あなたにも」 槌 「佳代子、オナニーして。感じてるところを見せて」 かよさんは左手を右の乳房に当て、胸の周りにきつく貼り巡らされた紙テープにより上下を塞がれた乳首を円を描くように激しく愛撫し、右手はクリトリスを乳首の愛撫とシンクロさせながら貪るように弄んでいる。 かよさんの陰毛は処理はされていないが短く薄いため、そこだけを見ればアメリカのポルノ雑誌に掲載されたヤンキー娘たちの陰毛に似ていた。本物のおまんこを真近で見るのは初めてだったが、割れ目の雰囲気から新鮮な貝を見ているようだと感じた。それは、海から拾い上げたばかりの貝をぱっくりと開いたのように艶々と光っているからだと思った。おまんこに触れたい衝動で、かよさんが見たいと言ったオナニーもぎこちない動きになっていた。 槌 槌「ああん、もっと見て。見られるだけで感じちゃうの」 槌 「佳代子、おまんこに触りたい。触らせて」 槌 「あん、触って、触って欲しいの」 槌 『ずっと愛撫を続けているクリトリスが、かよさんのいちばん感じるところ槌なのかな? 先端が皮が向けてぷっくりしてる』 槌 右手の中指を突き出して、かよさんの指先の動きを再現するように円を描くと一瞬ブルっと震えながら、触りやすいように中腰になってくれた。クリトリスの愛撫をおれの右手に譲ったかよさんの右手は右の乳房を包み込むように、あるいは絞り出すように下から押し上げた。 槌 「あああん、いいいクリトリスを摘まんで」 槌 親指と中指でクリトリスを挟み、人差し指で槌弾くと、くぐもったような、押し殺したようなかよさんの喘ぎ声は時折女子トイレを越えエレベーターホールにまで届くのではと心配するほど大きくなった。 槌 「佳代子、そんなに気持ちいいの?」 槌 かよさんは何度も頷き、喘ぎ声を押し殺すのに苦労している様子だった。クリトリスを愛撫しする指先がかよさんから留めど無く溢れ続ける愛液で濡れるに従い、かよさんの喘ぎ声が漏れる頻度が高まった。 槌 声の音量レベルが徐々に増すと残業している5階の会社の人達にかよさんの喘ぎ声を聞かれてしまうリスクが高まると思った。そして、トイレの個室という密室で繰り広げられている行為が知られてしまうことが、出来なくなってしまうのは避けなければと考えた。やるべきことの選択肢はふたつだ。既に誰も居ない8階に移動するか、かよさんの声が聞こえないようにするかだ。 「佳代子、声を我慢できないみたいだから、ごめんね」 一瞬ポカンとした表情を見せたかよさんの口元をビニールテープで塞いだ。刑事ドラマで犯人が人質に声を出させな槌いための行為を思い出した。 「これで、もうどんなに感じても大丈夫でしょ?」 「んぐんぐ」 声にならない声を発しながら、かよさんは頷いた。
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2019/01/23 09:36:52(t/9BCeuv)
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