車が発進すると共に男は襲いかかってきた。仰向けに後部座席に寝かされた俺の上に、男は馬乗りになった。精一杯の抵抗は上半身をよじるくらいだ。
（くっ！こんな奴、元の体なら一発ＫＯなのに…。）じわじわとした焦りが心を蝕む。
男はおもむろに胸を鷲掴むと大きさを確かめるようにゆっくりと揉み始めた。
「んんんー！（やめろ）」猿轡が無残にも叫びを消していく。
男は俺を見下ろして、「これが鬼姫の朝霧かぁ。抵抗できなきゃただのガキだな。」と薄笑いを浮かべた。
揉まれた胸に加えられる感覚は、男の臭い体臭と煙草の匂いでこの世の物とは思えない程の不快感で満たしていく。
しばらく、揉まれると男は手を止め、運転している男に向かって話しかけた「おい。こいつ本当にガキだせ。マジで胸がねぇ。やるにもこいつじゃ勃たねぇかも知れないぜ。」
そういうと制服の胸元に手をかけると「おら！少し脱げや！少しは犯る気になる身体してろよっ！」と言って、一気に手に力を入れる。ぷっぷち、プチプチ、バリバリ、ビッーと次第に流れるように切れるような音になり、制服は半分に別れ、少女の幼い下着をあらわにする。
俺は黙って男を睨みつけた。唯一の抵抗だった。
男は機械的にスポブラにも手をかけて力を入れた。俺は有りったけの力を篭めて足の自由を求めたが何一つ動く事はなく、ただ下着だけがまるで紙を切るように二つに割れていく。
男の目の前に広がるのは制服と下着を破られた中学生の白い素肌、未発達の胸に女を誇張するかのようなピンク色の乳首だった。少女の裸体は細く、白く、薄く赤く染まった肌が卑猥で、ゲイでもなければ男なら誰でも襲いたくなるような身体だった。
「おい！見ろよ。こりゃ以外と顔だけじゃないぜ！」
男は胸を鷲掴みにすると俺の睨んでる目をマジマジと見つめ、耳元で「感謝しろよ。巨乳にしてやるよ」と囁いた。
そうして胸を舐め始めた。男は丁寧に速度を変えたり、強弱をつけて朱里の身体を刺激していく。すると、
「っん。…んんっ。…っん！」
今までにない快感に襲われる。男は反応を楽しむように時折強く舐めると身体が反応してしまい、思わずが出てしまう。
「んんっ…っん…んんっ。」ピチャピチャと舐める音が車内に響く。
身体が反応してしまうが最後の抵抗として俺は男を睨みつけたままだった。
すると残ったスカートと下着も一気に脱がされる。あまりの早さに唖然とした。
「まだ毛も生えてねぇな。やっぱガキはガキか。」
そして、暴れようとした足はしっかりと男の肩に乗せられ、マングリ返しされ、男の手が愛撫を始める。
「うぐー。んんっ～！！」
俺は思わず目を閉じた。あまりの痛さにだ。自分のすべすべな手でさえ、刺激が強いのに男の手はまるでヤスリだった。
「濡れるまでいてぇぞ」「んっん！んん！！うぐーー！！」「おらっ！感じてんのか？気持ちいいだろ？ビクビク反応してるぜ」
俺はついに睨みつけていた顔が崩れ、歪んだ顔になる。
少女の無毛の筋は男の手により、残酷な私刑が施され、なんとか苦痛から逃れようと抵抗する様が男の目にはヨガるような仕種に見えるのだろう。
（殺してやる！元の身体に戻れたらぶっ殺す！）
俺はそんな事を考えながら苦痛に耐えている。すると、車が止まった。そして、後部座席のドアが開いたかと思うと、運転した男が、がっちりと俺をお姫様だっこで持ち上げる。抵抗はやはり無駄だった。
周りは森林だ。その中にロッジがあった。
俺を抱えた男はその中に入るとコンクリートが剥き出しの地下室に俺を運び、凌辱していた男は俺に首輪をつけた。
そして、その首輪を床から半月上の金具から伸びる鎖にしっかりと南京錠で固定した。
目の前にぶっきらぼうに置かれたマットには所々に赤い血の後がついていて、特に下の方の血の後は大きく、何人もの女性がレイプされた事を何よりも物語っていた。
俺を襲った男は殺風景な部屋の中に不自然に置いてある大型テレビとビデオのスイッチを押し再生ボタンを押した。
「これから、鬼姫ちゃんにも起こる事をみせてやるぜ。」
砂嵐がしばらく流れた後、この部屋で起きた惨劇が映し出された。続く

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