ガラガラの電車の中に乗っていると、眠気がしてきた。それからウトウトと
俺は眠りについてしまったらしい。朝の眩しい光が差し込み、起きてみると
誰も居ないホームに電車は停まっていた。どうやら、その電車の終着駅らし
い。そのままそこで朝を迎えたのだ。
　電車を降り、改札を抜け外に出てみる。閑散とした街の中に姿のない俺が
１人居るだけだ。どうやらココは俺の知らない住宅地のようだ。
　しばらくベンチに腰掛けていると、かなり人の数が多くなってきた。時間
は朝の７時半。通勤ラッシュの時間のようだ。それでも俺がベンチに腰掛け
ていると、人並みの中で１人の女子高生が目に止まった。髪はショートで背
は低く、顔は意外と童顔だがかなりカワイイ感じの子だった。制服を見ると
俺の知っている女子高のモノだったので、俺は彼女の後をおいかけ、電車を
待つ彼女の前に座り、マンコをさわって彼女に入り込んだ。
　「このまま学校に通学してみよう」と思い、幸い学校の場所も知っていた
ので、そっち方面に向かう電車に乗り込んだ。満員電車の中のドアの近くに
彼女のバックの中を焦ってみると、テストの答案が出て来て、「普通科２年
７組　武田茜」と書いてあった。点数は４６点、頭は悪い子だった。
　窓越しに景色を見ていると、尻の辺りがムズムズしてきた。「これってチ
カンか？」と思いながら無視していると、そのムズムズ感は太ももの間に入
りこんで来た。少し足を開いてやると、手はさらに奥に入り込んでき、肛門
の辺りをなでまわす。「もーちょっと前だよ、下手くそ」などと思いながら
少しの間やらせてみた。しかし、これが全然気持ちよくなかったので、太も
もに力を入れ手を挟んで、腕を掴んでやった。声を大にして「痴漢です」と
言うと、周りに居た男たちが痴漢を押さえ込んでくれた。次の駅に着き、痴
漢と一緒に駅員室に連れて行かれ、俺は駅長室へと通された。学校へ連絡が
行き、遅刻すると伝えてもらい、様子をあれこれと聞かれた。男はスーツ姿
で一見マジメそうな３０歳ぐらいのヤツだったが、それ以来顔を会わせる事
は無かった。
　駅を出て、俺は茜の通う女子高へと向かった。学校に着いたら授業中だっ
たが、何とか教室を見つけ出し、１つだけ空いている席に座った。周りの子
達も別に不自然がらずに授業を続けた。
　授業を何気なく受けて、休み時間はトイレに行きなるべく他の子と離さな
いで済んだ。昼休みは寝たふりをするので大変だったが、何とか１日乗り切
ることが出来た。だが、これはこれでスリルがあり中々楽しかった。放課後
になり、一人の子が「茜～今日家に来ない？親居なくてさぁ～、留守番しな
いといけないんだわぁ」と言ってきた。「うん」と答えると、「１回帰って
来る？」と言うので、その子の家など知らない俺は「一緒に帰ろう」と言っ
た。すると隣に居た子が、「ヨウコ～、今日行けなくなった・・・ゴメン」
と言いながら、その子と離している。どうやらその子も誘われていて行けな
くなったらしいが、俺が遊びに行く相手の子がヨウコだと言うことがわかっ
た。
　何気ない話をしながら徒歩でヨウコの家に向かった。ヨウコの家に着いて
もくだらない話は続くので、俺は適当にあいづちをうっていた。しばらくす
ると、ヨウコの携帯が鳴り、何やら離している。

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