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1:ユガミ
投稿者:
店宅留守
平日の午後、俺、西木航也〈にしき こうや〉は大学の授業を終えて、数駅離れたファミレスに寄り道していた。俺がここのファミレスに寄ったのはわけがある。ここでアルバイトしているウェイトレスが高校のときの後輩で、かなりの器量良しだからだ。もっとも、俺自身は見た目も平均程度で女を口説き落とせるような技術も持っているわけではない。もちろん、そんなものがなくたって後輩のアルバイト先に顔を出してはいけないことはない、それに今日はある目的を持って後輩に合いに来たのだ。
(もっとも、まともな目的じゃあないけど・・・) ちらりと後輩を見ると向こうも気づいたらしく、ニコッと笑って席に近づいてきた。 俺の家系は代々、先天的に不思議な能力を持って生まれてくる。みんなそれぞれ持つ能力はちがうけれど、『空間に作用・干渉する』という点だけは共通している。ちなみに俺の父親の能力は≪空間認識≫だ。定めた空間(たとえば実家の居間・自分の部屋・家の前の通りなど)の内部に何があるか、何がおきているかが離れていても把握することができる。この能力のすごいところは定めた空間内のことなら全て見通してしまえるところだと思う。どんなに用心深く隠したエロ本だろうが、ヘソクリだろうが難なく見つけられてしまうのだ。しかも、集中すれば空間内の物のルーツや入手経路などまでわかってしまうらしい。おかげで家族のもので親父に歯向かおうなんてするやつはいない。親父はその能力で小さいころから他人の秘密を手に入れ続けていて、その使いどころを熟知しているから敵対すればどんな攻撃をされるのか、想像しただけでも背筋が寒い。 そして、もちろん俺もその血を受け継いでいる。俺の能力は≪秩序歪曲≫。ちなみに、この能力名は、一番初めにその力を持ったご先祖様がつけたものだ。だから、おれの能力も(家系のなかでは特異だが)過去に同じ力を持った先祖がいるわけだ。この≪秩序歪曲≫は親父の≪空間認識≫に比べると少しややこしい。定めた空間内に、ある秩序・常識を組み込んで(ねじ込んで、のほうが正しいかもしれない)しまうのだ。例をあげれば、今このファミレスという空間内に『俺、西木航也の前を通るときは一礼する』という秩序を組み込むとする。するとファミレスにいる人たちは、まるで「玄関で靴を脱ぐ」「レジでお金を払う」といった常識と同じように、当たり前のように俺の前でお辞儀をするようになるのだ。催眠術と少し似ているかもしれないが、あくまでいじくるのは空間内の秩序や常識だ。人間がある程度成長すれば自然と確立される秩序を歪ませ、新たな秩序に従わせてしまうから≪秩序歪曲≫の名がつけられたのだろう。もっとも、俺は自分の能力をもっと簡単に≪ユガミ≫と呼んでいる。 「あははっ、先輩、来てくださったんですね!」 後輩の名前は高橋沙季〈たかはし さき〉俺が高校生だったころより、いくぶん髪が伸び肩より少し下くらいまであるようだ。彼女は表情が人懐っこくて明るい性格をしているため、ウェイトレスのアルバイトはぴったりだろう。 「ひさしぶりだな、高校のほうは問題ないのか?」 「ええ、はい。私は進学しないからバイトしたって大丈夫なんですよ」 まだ、少々童顔ぎみで可愛らしいという形容のほうがあっているが、ざっと見たところここのウェイトレスの中で確実に一番の容姿を持っているし制服姿も似合っている。ここの制服はレースの入った真っ白のブラウスに、ワインレッドで短めのスカートを着ていて、その上にストライプ柄のエプロンをつけている。ところで俺は高橋がこっちに近づいてきてくる一瞬の間に、すでに能力を発動していた。指定した空間はこのファミレス内部、そこに『ウェイトレスは客の要求に何でも応じる』という秩序を浸透させた。もちろん、ウェイトレスがお客様第一として仕事をするのは当然だが、俺の能力によってそれに関する良識的な限度をとっぱらい、客の言うことなら問答無用で服従することこそがウェイトレスの常識であると、書き換えてしまったのだ。 「―――それでは、ご注文は何にしますか?」 そんなこととは知らない高橋沙季はにこやかな笑顔で俺に注文を求めた。 「いや、注文はいいから俺の隣に座ってくれよ」 俺はソファー型の席の隣をぽんぽん、とたたいてすすめる。 「あ、はい、かしこまりました」 想定外のことを言われたためかちょっと驚いたがすぐに俺の言ったとおりに、真横の席にトスンと座った。そして次の「注文」に備えて、ニコニコした表情を崩さずに俺のほうを見つめている。どうやら能力はうまく作動しているようだ。 「よし、それじゃあ沙季には俺のチンポを口でしゃぶってもらうことにするよ、できるか?」 そう言って、シャツを少したくしあげて股間のふくらみを強調させた。 「えっ!あ・・・、がんばります・・・!」 いきなりの要求にえらく動揺はしているが、あくまで接客の態度を保ったままで高橋は俺の望みを聞きいれた。 「えっと、失礼します」 ぎこちない手つきでズボンのチャックをおろし、俺のムスコを取り出している。 「あっ!」 すでに硬くなり始めていたムスコは高橋の細い指でつままれたため、急に硬さと大きさを増した。そのせいで弓なりにそった肉棒が高橋の目の前にあらわになる。 「そ・・・、それじゃあ、はじめますよっ」 「ああ、お願いするよ」 高橋は、意を決して「あむっ」とばかりに大きな口で俺の逸物をくわえ込んだ。当然、俺の股間部分に高橋の頭がうずまる格好になる。周りから見てもウェイトレスが客にフェラチオをしているのは明らかだった。しかし、今この空間ではウェイトレスが客のどんな要望にもこたえるのは当然のこと・自然なこととなっているため、特に騒ぎ立てる人はいない。ただ、一部の女性客が目をそらし、一部の男性客が卑猥な目でこっちを眺めているくらいだ。 ―――むぐっ、んぐ、・・・ふぅふぅ、うぐぅ、んむっ、ぷはっ! 高橋のフェラはお世辞にも上手くない。ところどころ歯があたるし、下や唇の動きもつたなかった。それでも高橋が一生懸命、俺のチンポを頬張っているという事実だけで下半身はビンビンに勃起していた。それに亀頭を包み込む口内の生温かさと、唇から陰茎につたいおちる唾液がこっちの気分を盛り上げてくれる。ふと周りの様子を視界に入れると、ファミレス内の空気は少々変わっていた。厨房から若いウェイトレスがでてくるたびに男性客たちが我先にとばかりに呼んでいる。奥のほうの男子高校生グループは、早々にこの狂った秩序を把握し多人数で一人のウェイトレスを輪姦していた。ウェイトレスは制服を剥ぎ取られ、一人に膣を犯されながら、他の一人に口での奉仕を強制されている。 「くぅ~!早くかわれよぉっ」「あ、オッパイしゃぶんじゃねえっ、きたねえな!」「あっ、い、いま超締め付けてきたぜ!!」 騒がしい店内でひときわうるさい連中だ。だというのに、その隣で主婦らしき二人組みが平然とお茶と会話を楽しんでいる。その異様な光景は徐々にファミレス内が歪んでいっているのを証明しているようだった。 「もういいよ。んーあんまり、上手じゃないなあ」 「ごめんなさい・・・、こういうの慣れてないんです」 申し訳なさそうに上半身を起こす。 「なら次は沙季の下の具合を確かめてみたいな、やってくれよ」 「は・・はい、やってみます」 その場に立ち上がり、そろそろとエプロンを取ってから赤い短めのスカートに手を差しいれて、下着をおろした。恥ずかしいのか、顔を耳まで真っ赤にしている。たとえ歪んだ秩序の空間でも、本人の感じる羞恥心は変わらない。本人たちは、ただそこのルールを受け入れているだけだからだ。 「あの、格好はどういう風にしましょうか・・・?」 格好、体位のことだろう。 「動くのは沙季におまかせってことで騎乗位にしてくれよ」 俺は椅子に腰掛けたまま、反り返っている肉棒を突き出した。 高橋は俺の上にまたがり、スカートをめくり上げてゆっくりと俺のムスコを自分の中に挿し込んでいった。 「んっ、あふっ・・・」 完全に挿入されると、俺の肩に両手をおいて小さく腰を上下させる。 「ふっ、うっ、あっ、うっ」 わずかな動きでも感じているのか、息が漏れるような声が聞こえた。俺は高橋のブラウスのボタンをはずし、前をはだけさせた。白地にピンクのチェック柄のブラだ。その下の手のひらにすっぽり収まりそうな乳房はまだ発育途中なのか、それともそれで十分成長した形なのだろうか。やや小さめに見えた胸も揉んでみると案外弾力性のある触り心地で気持ちよかった。 「あっ!先輩、胸は恥ずかしいですっ・・・」 「いや、肌もきれいだし、年相応の十分な色気があるよ。それに沙季だって乳首が感じてるみたいじゃないか」 硬くなりかけている乳首をつまんで刺激する。高橋は「ひゃふっ!」なんて声をあげて体をよじらせた。 「や、やっぱり私の胸なんか・・・」 それでも気になるのか動きが硬くなってしまっている。そこで俺は両手で高橋の腰をつかんで、高橋の動きよりも早く強いリズムで突き上げた。 「あっ!ひゃっ、せんぱいっ!!は、はやいですぅっ」 ―――ヌプッ、ヌプッ、グチュッ、グチュッ! 突然の攻めにおどいたため、キュキュッと膣内が縮こまった。同時に背骨に力がはいらなくなったのか、高橋は俺の頭に腕をまわして体重をかけてきた。 ―――グッチュ!ブッチュ!ズチャッ!ズチャッ!ズチャッ! きつめの膣壁が肉棒を圧迫してくる。 「はっ、はあぁっ!わ、私、い、イッちゃいますよぅ!」 高橋の中は、ぬるぬるとした愛液で溢れかえり、俺の陰毛まで濡らしていた。俺はかまわず腰を動かし続けるが、高橋は足にも力が入らなくなってきたのか腿がプルプルと震えている。俺の耳元で聞こえてくる、高橋の息づかいが一層荒くなってきている。 「あっ、アアアッ―――――!」 絶頂を迎えたのか、高橋の体から力が抜けてった。それなのに接合部分はさらに熱っぽさを増していて、まるで中で溶け合っているかのようだ。 「んんっ、俺もイクぞっ!」 俺のほうも限界が近くなり、亀頭近くまで熱いザーメンがこみ上げてきている。 「えっ!・・・、えっと、中ですか?外ですか?」 火照った顔を不安げに歪ませて質問してくる。当然今の状態では、高橋自身に中出しを拒否することはできない。だから本心では止めてもらいたくてもはっきり言えないのだろう。しかし、かわいい後輩を高校妊婦にするのも忍びないのでそれは勘弁してあげることにした。 「スカートの上に出すから一滴も零すなよ!」 発射手前で高橋の肉壺からムスコをさし抜き、溜まりに溜まった精液を一気に放出させた。 「・・・ふぅ、ふぅ・・・」 制服のスカートに大量の白濁液が吐き出された。 「先輩・・・、こんなに出したら染みになっちゃいますぅ」 すでに店内は色欲地獄で、あちこちから罵声、嬌声が聞こえている。俺の隣の席のサラリーマンも二十歳くらいのウェイトレスをテーブルに押し付けて、バックから荒々しく突いていた。 ―――ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ! 高橋にお掃除フェラをしてもらっている間、なんとなくその隣人を観察してみた。長時間による男からのキツイ攻めのせいか、ウェイトレスの表情は少しイッちゃっている。もともと、風俗の仕事をしに来ていたわけじゃないからしょうがないだろう。そのサラリーマンの指には指輪がはめてあるが、それは見なかったことにしておいた。セックスのときの反応は男も女も千差万別のようだ。男は突然動きが止まったかと思うと、ぐったりと女の上にたおれこんでしまった。それと同時にウェイトレスの股の下の床にポタポタと白濁した粘液がしたたれる。どうやら、きっちり膣内で果ててしまったらしい。向かい側のおっさんはウェイトレスの体に生クリームを絞って、それを夢中で舐め取っていた。延々と体中をベロベロやられたため、ウェイトレスの眉根は寄せられていてとても嫌そうだ。さきほどの高校生グループは一人じゃ間に合わなくなったのか、もう一人捕まえて獣のようなレイプを繰り広げていた。 (あんなに激しくやって、女性器が壊しても知らないぞ) 一度発生させた歪みは連鎖的に更なる歪みを生んで、空間中の常識をねじれにねじれてさせてしまう。 (このまま高橋を解放したら、他の客にどんな目に合わされるかわかったもんじゃないな) せっかく俺が中出しを我慢したのに他のやつにやられては本末転倒だ。とりあえず俺は高橋を保護するためにも、バイト終了時までたっぷり嵌めさせてもらうことにした。 日もすっかり暮れたころにようやく俺はファミレスを出ることにした。結局、終わったころには高橋がまともに歩けなくなっていたため、スタッフルームまで連れて行ってあげなければならなかった。出るさいにファミレス内の≪秩序歪曲≫は解いておいたので、あと一時間くらいかけてゆっくりと元の秩序に戻るだろう。今日、あの中で起きたことは当事者たちにとって普段と変わらない、なんでもない時間として記憶される。もちろん術が解ければ客がウェイトレスを襲うことは無くなるが、歪みは多少なりとも各々の中に残り、先ほどの出来事の異常さに気づくことができなくなるのだ。だから俺の起こした騒動が後々になってまで騒がれることは少ない。 (まあ、バイトのウェイトレスが大勢妊娠してしまったために店がまわらなくなる、くらいの問題は起きるかもしれないけど) もし、そんなことになったらここの近くの産婦人科は若い患者が集中するかもしれない。そうしたら、病院の空間を支配して妊婦限定の孕む心配なし・大中出し大会でも開いてみるか。そんなことを妄想していると、さっきやったばかりだと言うのにまたムスコがむくむくと元気を取り戻してきた。さて、明日はどこで何をしようか?願わくば、今日よりもっと歪んだ宴にお目にかかりたいものだ。 =================================================================== 長文失礼。皆様が良ければ、続きを書きたいです。
レスを見る(12)
2005/04/26 21:52:19(/.xyi5GJ)
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