ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
エロス・ノート
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
投稿の削除 パスワード:
1:エロス・ノート
投稿者: 奇人 ◆fKt3lu73Bk
それは書きこんだ名前の人間と12時間以内に必ずセックスをする事になる、という天国と地獄の狭間にあるノート。
このノートは突然貴方の目の前に現われる、そしてそのノートを所有する意思をもつ者がノートに意中の者の名前を書き込んだその瞬間からそのノートは所有者の体力と精力を吸出す為に物言わずはたらくことになる。そのノートの所有者でなくなるまで、セックスの魔力に取りつかれ、疲れ果て、それでもセックスを求めて死んでゆく。


大学生賢治は学校の帰りに路上に落ちていた一冊の古びたどこにでも売っていそうなノートを拾い上げた。表紙は青く無地、中紙は全く使われていなかった。そのノートを手にした瞬間、脳裏に好きな女性の顔が浮かんだ事で賢治はそのノートをアパートに持ち帰ってしまった。
賢治は部屋に入り、ノートの最初のページに「麻美」と大学の同級生の名を書きこんだ。可愛い麻美、一度はセックスをしたい麻美、いつもその面影を脳裏にイメージしながらオナニーをしている。賢治の部屋には沢山のビデオやDVD、写真集など独身男性にとっては当たり前の性的な刺激をもたらすものがそろっている。それらを目にしながら、最後は麻美の膣奥深く射精する事を想像して果てるのが日課であった。しかし、このノートはそんな賢治の欲望を実現させてしまう事になる。
麻美の名を書きこんでから2、3分後、携帯が鳴った。友人の聡からだ。
「今夜暇なら出てこいよ、合コンに行くから。麻美や圭子や梨花がくるぞ」
賢治はまったく予想もしていなかった呼び掛けに迷わず参加の返事をした。
普段は身につけないジャケットとスラックスを着て財布には十分なお金とゴム製品を入れて会場の居酒屋に向った。
友人が乾杯の音頭を取って合コンは始まった。麻美は賢治の斜め前に座っている。時々目が会う、これだけで賢治は十分幸せだった。麻美には現在付き合っている男がいるという噂を聞いていた。自分のことはなんとも思っていないはず、まさかお持ち帰り、なんてことは千に一つもないだろう。他の女の子でも持ち帰ることができればそれでいい、賢治は友人の饒舌を肴に静かにグラスを傾けていた。
二次会のカラオケに場所を移して何気なく麻美の隣に座った。学校のこと、サークルのこと、当り障りのない会話を続け、賢治は麻美に彼氏のことを聞いた。以外にも麻美は「今日別れたとこ、賢治君は彼女いないの?」と聞いてきた。賢治は勢いよく「今いないんだ、良かったらオレと付き合わないか」と一気に思いを伝えた。麻美は一瞬たじろいだが「いいよ、賢治君のことも気になってたんだ」と明るくこたえた。合コンの解散後、皆と別れてから賢治は麻美と携帯で連絡を取り、少し離れた場所で再会した。そしてホテルへ。今日は安全日だからと言われ、賢治は麻美の体内に放出した。

その後麻美のカラダに夢中になった賢治は毎日の様に麻美を抱き、精を放った。2ヶ月が過ぎようとした時、賢治は部屋の掃除の途中、机の引き出しに入っていたノートを取り出した。2ヶ月前に書きこんだ「麻美」の名を見て「もう飽きたな」とつぶやいた。その瞬間、「麻美」の書きこみが薄くなっていき、10秒くらいで完全に消失した。
「なんだこれは、名前が消えた…」そしてそばに置いてあった携帯の着信音が鳴った、麻美からだ。もう別れたい、とのこと、賢治は呆然としながら了解した。そして改めてノートを見ると最初に手に入れたときと同じ、真っ白なページが光って見えた。
(続く)


 
レスを見る(4)
2004/11/30 09:58:13(jwNibNuH)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.