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1:緊股呪 プロローグ
投稿者:
シラノthe D
木々の間から漏れる月明かりの中、ひとつの人影が動くのが見える。月が無ければ全くの暗闇だろう樹海の中、が、その夜は月のせいだろう、夜目に慣れると周りの輪郭が見えるので、さ迷い歩くのに意外なほど楽であった。しかし、それは樹海の中、平らではない。人影は、いきなりのくぼ地に足を取られ横倒しになった。
ジーンズにTシャツ、その上にウインドブレーカーを着、小さなリュックを背負っただけの軽装、ジーンズのヒップは華奢だが、わずか女性らしいラインである。 「痛~っ!」起き上がりながらそう言って、その人影、宇阿京子は痛みの残る手のひらをポンポンとたたいた。 「手袋も必要だったわね」そう独り言を言って、くすくす笑う。 リュックの中には、麓の町で買った物が入っている。虫除けスプレーやらなんやら。笑えるのは、チョコレートをたくさん買った事。チョコレートで奇跡の生還を果たしたという件が脳裏にあったからだ。 日が落ちてどのくらいたっただろう、時計や携帯電話は持ってきていない。骨になったときに身元を想像されるのが嫌だったから。 樹海に入った時はまだ明るかった。それから、かなりの時間、さ迷っている。 「ふうっ」軽くため息をつき、倒れたくぼ地にあらためて座り直し、リュックからチョコレートを出して頬張る。 モグモグと口を動かし、虫除けスプレーを手に取ると、自分の滑稽さに気付き、喉元からクックックと笑いが込み上げてきた。そしてそれは、グスングスンと泣き声に変わった。 宇阿京子が樹海に入ったのはピクニックではない。かといって、自殺か?というと、そうでもない。宇阿は、自分って運がないな~と思う。 これは賭けなのだ。死ぬか生きるか、もし、死んだらしかたがない、生きて出られたら、それもしかたない、生きてみよう!というところ。そんなときに虫除けスプレーなのだから、自分がかわいく、哀れでもあった。 死ぬことはつまらないと思う。生きていけば未来はある。でも、今のところ、昔未来であったところの過去は、辛い事の方が多かった。そして、5日ほど前に宇阿を樹海へ来させる出来事があった。 //////////////////// リストラにあったのは、数ヶ月前。次の就職口がなく、ほとほと困り果てて歩いていたとき、近所のスポーツクラブにスタッフ募集の張り紙を見つけた。 「ここで仕事ができればいいな~」宇阿がそう思ったのは、そこにアイドルタレント、ワッキーこと脇沢秀明くんが来ているという噂があったからだ。 面接の日時にクラブの建物に入ると、偶然にも噂どうり、ワッキーとすれ違った。そして彼の方から声をかけられたのだ。 「やあ、こんにちは。これからですか?」好感度アップの笑顔で、わずかに股間を隠す水着を着た裸のワッキーに声をかけられ、宇阿は舞い上がってしまい、しどろもどろになる。たぶん同じクラブの会員だと思われたのだろう、そこはジムからプールに向かう廊下だったから。 はっきりしない宇阿の返答に、ワッキーの笑顔も引きつり始めたとき、背後から声をかけられた。 「あの、もしかしたら宇阿君かな?」その声に振り返った宇阿より早くワッキーが返事をする。 「オーナー、こんにちは、お世話になってます」 「おおっ、脇沢君。こちらこそ。ゆっくりしていってくれよ」満面の笑顔で答えるオーナー。 このスポーツクラブが盛況なのは、ワッキーのおかげであるところが大きい。ワッキーの言葉で声をかけたのがオーナーだと分かり、慌てて挨拶をする宇阿。事務所に案内される。ワッキーと話をした事で興奮状態の宇阿だったが、話はトントン拍子、明日からでも来てくれの勢い。 何か採用に必要な書類を忘れたらしく、オーナーが退出する。 ……ああっ、明日からここのスタッフなのね。そして、脇沢くんと仲良くなって、「京子」なんて呼ばれて、「な~に秀明」なんて、えへへへっ。ああっ、そして結婚なんて事になったら。。でも、キャーキャー言うのは脇沢くんに迷惑だから、あくまでクールに対応しなくちゃ…… 物思いにふけっているだけで、軽くまんこが濡れる。緊張が解けたからか、トイレへも行きたくなった。なかなかオーナーが戻らないので、意を決して事務所を出る、 ……え~と、トイレはどこかな?……廊下の角に差し掛かったとき、向こうから自分の名前が聞こえて、一瞬立ち止まる。話し声は、オーナーと脇沢くんに間違いない。 「え~っ、あんなサル顔の女がスタッフなの~?嫌だよ俺!」 「まあまあ、そんなこと言わないで…」 「トレーニングだって可愛い娘がいたほうが頑張れるし、このクラブに来る気にもなるってもんでしょう。一会員の要望として考えてよ、オーナー」 「……」 リストラされたときも、可愛い女子社員は残った。 ……馬鹿みたい。一瞬でも夢見た自分が馬鹿みたい…… 宇阿が溢れる涙で滲む廊下を事務所まで戻ると、すぐオーナーが戻り、手違いがあって不採用になったと告げられた。「はい」とだけ振り絞って、駆け出す宇阿。 //////////////////// 「誰がサル顔だ~~っ」涙をぬぐって、持っていたスプレー缶を闇に投げる。「必要ない物を持ってきて…」ふと、考え込み、ジーンズのホックに手をかける。…これも必要ないか? 樹海の中で全裸になる。一旦、服を投げ捨てると、思い直し、拾い集めてリュックに入れた。 初めのうちは、誰もいるはずがないのにしゃがんで隠れていた。やがて、ヌード写真集のようにポーズをとってみる。闇に向かって肛門を開いてみたり、明るければ、宇阿の身体が真っ赤になっっているのが分かっただろう。立ち木に見られているようで、激しく興奮し、クリトリスをいじりまくる。 ハアッハアッと息を切らし、立ち木に片足をかけると、プシャッという音と共に小便をする。 トイレ以外で用を足したことのない宇阿が立小便をした。それがこんなに興奮する事とは思いもしなかった。 「あああっ、気持ちいいっ」 もっと快感を求めるように、小便の出ている股間を覗こうとして「えっ?」と気が付いた。小便をかけられた木の根元から光が出て、ペンライトで照らしたように宇阿の股間を浮かび上がらせている。 正確には、月の光が根元の何かに反射しているのだが。 …何だろう? まんこを拭きもせずしゃがみ込むと、落ちていた木の枝でドロドロになった土をかき分けてみた。何かの箱?意を決して、自分の小便のかかった土を手でほじる。出てきたのは、しっかりした装飾の施された小箱であった。 ドキドキしながら蓋を開けると、一瞬、月の光を受け、目のくらむような黄金の輝きを発し、まぶしく、目を細める。 中には、ブレスレットのような金の輪が三つ入っていて、四つにたたまれた書があった。書には、見たことも無い漢字がびっしり、「日本語じゃなきゃ読めない」そう思った瞬間、文字が生きているように動いたので、「わっ!」と言って紙を離す。 恐る恐る書を覗くと、それは宇阿でも読める文字に変わっていた。書に書かれていたのは、 この三つの輪は緊股呪(きんこじゅ)である。と。 一人の僧が北方へ旅したとき、猿、河童、猪の化身を従者にし、命令を聞かせるため股間に装着させた物である。と。 「西遊記みたいだけど…北方?まあいいか」 他に、書を読むと、外すことができるのは持ち主だけとか、男女問わず奴隷にできるとか、強烈な痛みと強烈な快感で取り付けた者を意のままにすることができるなど書かれていて、その全てが頭の中に入った。 「どっかのお金持ちに着けたら楽して暮らせるわ」宇阿の頭に、それとは違う考えが浮かんだ。 「脇沢秀明。あいつを奴隷のように扱ってやる」 運が向いてきた。翌日の昼にはなんとか樹海を抜け出た宇阿であった。
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2004/05/04 16:57:03(hdj2BrfR)
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