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1:人造人間 D-マテリアル71 FOR 広末の堕
投稿者:
食妃者
前作 広末の堕をご覧になってからのほうが快適にご覧になれます
―D―マテリアル71.おまえは我々の大事な商品だ ―俺は、商品・・・? ―D―マテリアル71.おまえは意思を持ってはならない ―なら、俺は、なに? ―D―マテリアル71.おまえは―ものだ ―違う! 「違う!」 そう叫んだ自分の声があたまの中を駆け巡り、俺は目覚めた。 ひどく汗をかいている。水、というよりも脂汗に近い。 まだ興奮している自分をなだめるために俺は目を閉じた。 俺は、D―マテリアル71.研究所破壊の過去を持った人造人間だ。人よりも優れ、圧倒する力を持っている。そう。今ならやつらの残党が俺のところに来ても、返り討ちにしてやる自信がある。そうだ。俺には怖いものなど、無い。 それを何度も口の中で呪文のように言い続ける。やっと少しだけ落ち着いてきたような気がした。 今日は何日で何曜日なのか。少しだけ考えてみる。 そう。たしか七月の二十日だ。ヒロスエという女性を癒してからまだ五日しか経っていなかった。あれから俺の生活が変わったわけではなかった。見ず知らずの女性一人、男性を二人、この五日で癒した。礼を言われる前にその場から立ち去るので、ほとんど夜は野宿だ。今まで寝ていたところも公園のベンチだ。 ホームレスと間違えられて襲われたらシャレにならないので、俺はさっさと場所を変えることにした。俺は睡眠時間も人間より少なくて十分に行動できる。 と、ふいに俺の中になにか凍ったように寂しい感情が流れ込んできた。俺のものじゃない。他の、近くにいる人間のものだ。『理解』しようとしていないのに流れ込んでくるということは、相当ひどく病んだ心だ。俺は流れる感情のほうへと向かった。もしも癒しを求めているのなら、時間が時間だが癒したいと思う。 向かっている間も感情はひっきりなしに流れ込んできた。 名前は、ヒロスエと同じように名前を二つ持ち、その一方の名前の存在として病んでいる。その方の名前は奥菜恵。近づくうちになにが原因で病んでいるのかもわかってきた。ヒロスエとはまた別のストレスだ。ヒロスエと違い、自分が生み出した、もう一つの恵の方の名前をひどく憎む心が『理解』できた。人前に出るときのストレスが非情な形で出てきてしまっている。 そして 俺は奥菜恵を見つけた。彼女は今まであまり見たことが無かった服を着ている。肌の露出が多い。いや、多すぎるのだ。肩はおろか、胸元まで見せているその服がかろうじて隠しているのは乳房とその周り。しかし横から見たらあるいは見えてしまうかもしれない。彼女の白い脚は隠す布さえなく完全に露呈し、あるのは下腹で陰毛が見えるかどうか、きわどく隠したものだけだった。こんなタイプの人間は初めてだ。このとき俺はまだ水着というものを知らなくて(それでもほとんど全裸にしているようなものなのだが)奥菜恵が病んでいるのがストレスによるものなのかどうかさえ疑ってしまった。あるいは自分の能力を疑ったのかもしれない。 奥菜恵は俺と目が合った瞬間、ひどく形容しがたい表情を見せ、次の瞬間には俺の肩に抱きついたと思えば、そのまま俺を押し倒した。 「な、なにをするんだ!?」 「えへ、えへへ。ね?しよう?」 「なにをだ!?」 「わかってるでしょう?エッチ・・・」 奥菜恵の目には恐怖など無かった。まして、顔だけが喜びになっていて、心はただ自動的に目の前の男を貪ろうとするだけだった。 「待て」 「待たない」 そういうと奥菜恵は俺のすっかり色褪せしたジーンズのチャックを降ろし、中からナニを引っ張り出した。 「う・・・んぐぐ・・・」 抵抗する俺を抑えながら奥菜恵は乱暴にキスをし、その一方で俺のナニを手で刺激した。情けなくもナニは勃起し始めている。 「すごい・・・おっきいね・・・」 唇から離れた彼女は俺のモノを見るやそういった。そしておもむろに俺にまたがり、布をずらしてあそこにナニを挿れた。 「あはぁっ・・・おっきい・・・あっ」 すでに奥菜恵の膣は濡れていた。いや、何か塗ってあった。ナニから伝わる情報から、それが媚薬の一種であることは、以前に癒した女性が使った薬品を知っていたからすぐにわかった。 奥菜恵は俺の意思を無視して腰を動かし始めた。同時に膣の締め付けが一層きつくなる。 「はっあっ・あう・・・うああん。気持ち・・ひぃ・・・ああ・・・本当に気持ちいい・・・・はあん・・・ひはあっ」 徐々に腰の動きが速く、いやらしくなる。 「ねえ・動いて・・・ああ・・・動いてぇ」 喘ぎ声の間から彼女の言葉が聞こえてくる。 俺はナニのヴァイブレーションを発動させるか否か、迷っていた。彼女はストレスによって今の衝動的な行動に出てしまっている。はたして俺が彼女を昇天させることが出来たとしても、余計に奥菜恵はそれを求めてしまうのではないだろうか。答えに迷う間も恵は動いて、と要求する。 俺は、迷った挙句、恵の体を掴み、今度は俺が体を起こして彼女を押し倒した。すでに快楽に濡れた表情のまま奥菜恵が戸惑ったような顔をする。 「これで癒されるのか?本当に癒されると思っているのか?」 ナニが進入したまま、動かずに俺は聞いた。 「うん。癒されるよ?だから―きゃあっ!」 奥菜恵が悲鳴を上げた。本心ではないことを『理解』した俺は痛みを伴うレベルの電流をナニから放ったからだ。膣が電撃でびくりとうごめく。 「衝動だ。今の気持ちはただの衝動に過ぎない。あとで傷つくのはあんただぞ」 奥菜恵を押さえつけながら強い口調で言った。すると彼女の目から涙が零れ落ち始めた。嗚咽しながら言う。 「・・・わかってる・・わかってるの、そんなこと。でも、でも我慢できないんだよ・・・誰かが私のこといつも見てて・・・エッチどころかオナニーもできない・・・そんな中でただ可愛ければいいなんて扱い受けて耐えられるわけないじゃない・・・だったら、スキャンダルでも何でもいいから誰かとやりたいって、思っちゃうんだよ」 切れ切れに吐かれる言葉は、辛さしか含まれていなかった。しかも彼女の言葉からすると、この近くに誰かいることになる。 「だったらこんなことしてたらやばいだろ」 「でも、でも、してほしいの・・・して・・・ね?・・してください・・・」 哀願する奥菜恵。 「・・・・・・わかった。俺が、癒そう」 それだけいうと、俺は彼女の反応を確認せずに脚を抱え、腰を動かし始めた。ついでに乳首を唇と舌を使って嬲る。 「あっ・・・あああ・・・ひあ・あはぁん・・・イイ・・・いいよぉ」 抵抗のしようがない奥菜恵のあそこに俺のモノが激しく出入りし、彼女を貫き、そのたびに感度を上げられた膣を刺激する。 「ふああっああっあっあっあっああ~・・・ああん・・あああ」 なんの抵抗もなく喘ぐ彼女を四つん這いにさせ、その上から突き入れる。いわゆるバックの体位だ。さらに速く腰を打ちつける。 「ひぃやっ・・・ああー!あん、あう、あああうん・・はああああん・・ああんあんあんあん・・くあんあんはん」 対応しきれないほどの快感の大波に奥菜恵は目をきつく閉じながら耐えている。俺は彼女にのしかかるようにしながらわずかな服を剥ぎ取り、乳首とナニが出入りするすぐ下のクリトリスを摘む。膣の快感だけでもすでに追い込まれている奥菜恵に追い討ちで電流をこめて刺激する 「ひやっ!やあああ・・・あああ・・ああ・・・ひゃあっ・んあ・・・あぁん・・あう・・あああぁぁ」 すでにイく寸前の奥菜恵。しかしまだ俺は動きを止めない。乳首とクリトリス、そしてあそこの3ポイントを同時にさらに攻める。 「うあっ!はあーーーーぁーーーーああああああ・・・」 今まで以上に膣を締め付けながら、奥菜恵はイッてしまった。そのまま地面に突っ伏すように脱力し、倒れる。俺もつられて奥菜恵の上に落ちた。 「はあ、はあ、はあ・・・あ・・・」 奥菜恵は絶頂の後で、精根尽き果てたかのようにピクリ、ピクリとわずかに動く。 その彼女の上で俺の重みを与えないように体を起こし、乱れきった彼女の髪を指で梳かしながら静かに言った。 「奥菜恵・・・・・・この後のことは記憶して欲しくない」 「・・・?」 「癒すためにはやるしかない。だから―」 「―!!! うあああああっ!!」 奥菜恵が悲鳴地味た声を上げる。 「だから、眠っていてくれ」 俺はいきなりヴァイブレーションを最大出力で放った。奥菜恵の膣を振動ではないくらい激しい動きで振るわせる。 「やああああああああああっあはあーーーーーーっ!あーーーーーーあああーあーーーああー!」 絶叫する奥菜恵。今まで味わったことのない乱暴な蠕動が彼女を内側から壊していく。 「あああああああああーーーーーーーーーーーーー!!!」 イッたようだ。しかし俺は動きを止めるどころかヴァイブレーションの出力をそのままに今度は動きも付け加えた。ヴァイブレーションと限界速度での動きで、自分をも壊れそうだ。 「きゃあーーーーーーー!!!やめ、やめああああああーーーー!」 言葉にすらできない奥菜恵。それでも動きを止めはしない。返事の代わりに「起きた時には苦しめるものはなくなっている」と言ったが、彼女には届いていなかった。そのうち奥菜恵から喘ぎ声が消え始めた。口だけをぱくぱくと開閉しながら目は虚空を見つめる。 それでも膣だけはヴァイブレーションを受け止め、彼女も最後の気力で喘ぐ。 「ああ・・・・あ・・・ああああーーーーーーー」 そして俺はそれから十分以上時間をかけて、果てた。 「・・・・・・・」 もう奥菜恵は気を失ったあとだった。 俺も、気を失いそうだった。それでも意識をつなげて彼女のほとんど服の役割を為していない布を最初に奥菜恵がつけていたように戻すと、俺は立ち上がった。大きく息を吸う。そして音もなく地を蹴って近くの茂みに飛び込んだ。 「ひっ!?」 カメラをいくつか並べた中に一人の男がいた。踊りこんできた俺の姿を見て驚愕の声をあげた。逃げる隙を与えず、俺は男を近くの木に押さえつけた。 「わっ!や、やめてくれ・・・」 男は顔を引きつらせながら懇願した。俺は彼が奥菜恵を苦しめたものだと『理解』した。 「・・・彼女のためだ」 俺は男の顔面を叩き割った。周りの木やカメラ、そして俺の顔にも男の血が降りかかった。 その近くで車が急発進する、タイヤがアスファルトの上で擦れる音が聞こえた。仲間のようだ。 俺はカメラの破壊を後回しにして車を追った。すぐに追いつき、俺はボンネットの上に乗った。中の人間が驚くのがわかった。俺は拳をゆっくりと振り上げる 「・・・・・・さよなら」 直後、車は火を吹き大破した。 カメラも破壊しつくした後、奥菜恵の様子を見たが、まだ意識は戻っていない。俺は彼女の家を『理解』し、その寝室まで運ぶと、すぐにそこから立ち去った。 ひどく自分が震えていることに気づいていた。 また、研究所破壊の記憶が蘇り、俺はうめいた。 まだ続いている夜の闇の中で、人のものともわからないうめき声がずっと続いていた・・・。 To Be Continued
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2002/07/19 21:09:45(g6iYfrqd)
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