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1:魔法使いの跳ねっ返り...
投稿者:
健二
健二です。
沙也ちゃんに告白され、いろいろな意味で驚きの体験を重ねているのですが、正直自分がこれからどうなって行くかの不安な気 持ちも大きくなっている事に多少戸惑いも感じています。 ここまでの数日で激変して行く自分の周囲に対して自分自身の事に目を向けると、何も変わっていなはずなのに「力」があると か、その力が「目立つほどに増大」しているとか言われても、自覚する事すら出来ないでいます。 もしかして沙也ちゃんは僕を通じてその「力」を邪悪なことに使おうとしている存在を知らしめるためにここに投稿させている のではないかとさえも勘繰りたくなります。 個人的にはそんな面倒な問題に巻き込まれたくはないのですが、やはり少し怖くもあります。 沙也ちゃんと初めて結ばれた翌朝。 この日目が覚めた僕は、いつもと違う部屋の風景に多少の戸惑いを覚えた。 しかし、昨晩の事を思い出すのにそれほど時間はかからなかった。 なぜなら、心地よい疲れを伴ってはいるが、体中に残るめくるめく快感の余韻がそれが純然たる事実だと認識をもたせてくれて いるのと共に、さわやかな寝覚めを提供してくれていたからだ。 昨晩、処女を失った(で有ろう...と僕は思っている)沙也ちゃんの姿はすでにこのベットルームにはなく、洒落たドアで仕切ら れたダイニングの方から、何やら支度をしている様子が伺えた。 「彼女」と言える存在を得られたのと同時にお互いの初体験を分かち合えた喜びもひとしお、初めてとは思えない究極の快感を 彼女が与えてくれた事を思い出すと、あんなに疲れていたはずの僕の分身がまたぞろ大きくなってしまうのを止める事は出来な かった。 「健二君!」 ダイニングの方から少し怒こった様な声が聞こえて来た。 「朝からエッチな想像はそれくらいにして、顔でも洗って来たら?」 その瞬間、最大限の勃起を迎えようとしていた僕のチンコは、一瞬で朝顔の蕾み位の大きさに変わってしまった。 中学生の時の水泳の授業の後でもあるまいに、今更こんなのは情けない。 どうやら沙也ちゃんの機嫌をとらないと元には戻してくれなさそうだ。 気を取り直してパンツを履きなおし、Tシャツに袖を通してダイニングへと顔を出す。 今日も一日良い天気に恵まれるであろう事が想像に難くない快晴の海岸線の風景を映し出す大きな窓から溢れる光の中で、昨日 よりさらに、確実に美しさを増している沙也ちゃんがホットパンツにちょっと大きめのTシャツ姿でキッチンに立っていた。 「お・は・よ。朝食を用意するから、一緒に大学行こ? ボサッとしてないでサッとシャワーでも浴びたら? 健二君用のアメ ニティー、洗面所のところに用意してあるから...」 「あ、うん、でも今日はいいかな...」 忙しそうに支度をする沙也ちゃんの後ろ姿にも愛おしさを感じつつ、チンコの事を流されてしまった僕はけだるさからシャワー を浴びるのはやめることにしてそれ以上会話する事もなく洗面所とバスルームの有る方へ行くしかなかった。 「シャワー浴びないと、汗臭いでしょ...不潔」 そう言われたものの、透明なガラス製の大きな洗面台の横に真新しいタオルやハミガキセットからドライヤーまで用意してくれ た沙也ちゃんの優しさに自然と笑顔になっている自分に気がついた。 が、とりあえずトイレを済ませてからともう一つ扉をくぐる。 そこは、彼女に魔法が使えると告白されたあの日のままだった。 女の子の一人暮らしのはずなのに、ちょっとしたホテルのロビーように男女に分かれ、なおかつ男用の小便器まであるこの場所 で魔法にかけられ、まるで小便小僧のオブジェのようにオシッコを噴射させ続けられた事を思い出した僕の顔は、笑顔から苦笑 いに変わっていたに違いない。 「でもこれじゃあ、本当に小便小僧だな。。」 パンツのなかから指先でつまみ出したチンコは、今や彼女の魔法でやっとそこから顔を出す程度のものに変わっていた。 「ハァ~」と短いため息をついて昨日からの事を思い出しながら朝一番の用を足そうと小便器の前に立ち、ゆっくりと目をつ むったのだがすぐに異変に気づく。 気分良く放尿を始めたつもりだったのだが、便器に流れて行く音がしない。 それどころか、チンコの先の方に痛みさえ感じる。 慌てて目をおろして見ると、朝顔の蕾み状態だったチンコの先っぽが大きく膨らんでいるではないか。 包茎なんて状態ではない。 先が閉じられたソーセージのように、いや、閉じている場所もない状態でチンコの皮がテニスボールのように膨らんでいて、そ れが放尿とともにどんどん大きくなって行くではないか。 「うわ、うわーっ!」 慌てて止めようと思っても、一度始めた放尿は止まらない...というか止められない。 既に放尿の快感は無く、薄く血管の浮き出たチンコの皮が延びながら多少の痛みを伴って益々大きくなって行く。 ついにサッカーボール大の大きさになったところでようやく放尿は止まったが、そんなものを又の間にぶら下げて歩く訳にもい かず、 僕はただ呆然とパンパンに膨らんだ自分のチンコを男性用小便器の上に乗せたまま、そこから一歩も動けなくなってしまった。 「沙也ちゃん...助けてよ...」 弱々しくうめく事しか出来ない僕は、背後に感じた人の気配に哀願した。 「朝からエッチで不潔な健二君、ちょっとは反省したかな?」 妙に明るい様子で語りかける沙也ちゃん。 意外とイタズラ好きの彼女の性格は、可愛くも有るしうっとおしくもある。 それで魔法使いなのだから始末に負えない。 「わかったよ、シャワーを浴びて行くから、コレをなんとかして...」 おそらく恐ろしく情けない顔をしていたであろう僕の横に回り込んで、愛くるしい笑顔で自分のかけた魔法の結果を覗き込む沙 也ちゃん。 「健二君のオチンチン、立派よね。」 「こんなので立派もしょうがないでしょ! 早く戻して」 お願いする僕の顔を真顔で覗き込んだ沙也ちゃんが答える。 「今まであまり気にした事はなかったのだけど、健二君の彼女としてあんまりだらしない姿を見せたくなくなったの。だから、 魔法で少し...」 たしかに、ここ数日の沙也ちゃんの変わり様といったら見違えるようだと言う言葉がこれほどまでにふさわしい状態はない感じ がする。 出会った頃の沙也ちゃんだったら、他に女の子が5人もいればほぼ目立たなかっただろう。 でも、今の沙也ちゃんは他に1万人女の子がいても、1万人の男が間違いなく認識するであろうと行っても過言ではない。 沙也ちゃんは沙也ちゃんのままである事は確かなのだが、以前と今とを比べるとすると確実に違うのである。 「でも、健二君にもちゃんとしてて欲しいの。だから、もう少し自分にも気を使って...」 そう言えば以前隆が女の子とつき合い始めた頃に「女ってカノジョになると突然女房づらするんだよね」と言っていた事が思い 出されたが、コレもそんな所か。 「解った、シャワー、浴びるよ...」 そう答えると沙也ちゃんの顔が自然な笑顔に戻る。 「じゃあ、ちゃんとキレイキレイになって来てね!」 言うが速いが唐突に僕の頬にチュッと口づけする。 その瞬間、便器の中で「パン」という音とともに僕のチンコが破裂すると、バシャッという音を立てて開放された大量のオシッ コが便器に跳ね返り、僕は自分のものを浴びる結果になってしまったのだが、もちろん沙也ちゃんの姿は既に消えていたのだっ た。 アクリル製の重厚なシャワーヘッドからあふれるたっぷりとしたお湯に打たれながら自分の体を流し、さっき思い出した隆の言 葉に付いて考えていると、女の子って複雑な上に面倒くさいんだなという認識を持たずにはいられなくなっていた。 昨日隆たちとの別れ際に直也が「あんな跳ねっ返り相手にしてたら、命がいくつ有ってもたりないって....」と言っていた事も 思い出し、意外とそのとおりだとも思うと同時に慣れない朝シャンなんかしている自分を可笑しく思うも、面倒臭さがつい口を ついて出てしまった。 「沙也ちゃんて、意外とウザイ所あるのかなぁ...魔法できれいにしてくれれば良いのに...」 そう呟いた刹那だった。 手にしていた硬質のシャワーヘッドがぐにゃりとした感触にかわったと同時に、あの強制的な排尿感が襲って来た。 さらに頭から浴びていたお湯にかすかな塩分を感じる。 「えええ~っ」 アクリル製だったシャワーヘッドは肌色に変わっていて、メタル製だったものとそっくり入れ替わっていたホースの根元へ目を 運ぶと、そこは自分の股間へと繋がっていた。 つまり、僕は再び自分のものを浴びるはめになってしまっていたのだった。 「冗談キツいよ...」と自分に向けていた5メートルはあろうかというチンコを床に転がし、大きくため息をつくと今度は一瞬で 視界が真っ白になった。 手で顔を拭うとどうやら全身きめ細かい泡に包まれているようだった。 もう放尿感は無い。 磨りガラスの向こうからクスクスと笑っている沙也ちゃんが話しかけてきた。 「魔法にたよらずに、自分できれいにして来て! 汚してほしいのならいくらでも。」 「自分の好きな人に、こんな仕打ちするかぁ、普通」 「私、普通じゃないから。健二君はよーく知っているでしょ?」 そんな言葉を残し、彼女はダイニングの方へ行ってしまった。 やっぱり結構跳ねっ返りなのかも.... いわれの無い不安感に襲われながらも、なかなか無くならない泡と格闘しながらなぜか幸せを感じている僕だった。
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2010/07/12 04:25:42(qS5c6k8F)
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