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1:魔法使いが僕の初体験...
投稿者:
健二
健二です。
夏休みになって今までの事を精力的に整理している状況を含め、ここに投稿する事によって沙也ちゃんが何かを伝えようとして いるのではないかとさえ思えて来ました。 今は彼女との生活が楽しいし世の中がバラ色に見えてはいますが、ここに投稿する文章を書いている時の集中力も含め、なにか 大きな力に突き動かされている様な薄気味悪い感覚があるのも事実です。 何せ今までこんなに文章を書いて人に何かを伝えようと思った事もないし、経験ももちろんなかった僕が一心不乱に投稿してい る姿は、投稿が終わった時に振り返ると自分自身でも不思議に思えてなりません。 でも、魔法という力が実在する事こそ一番の不思議なのかも知れませんが... 初体験となった風俗でさらに信じられない体験を重ねてしまった僕は、悪友3人組と別れた後、沙也ちゃんと食事をしてから2 回目の訪問となる彼女の家へ行く事にした。 お互いにホテルの中であった事を事細かく振り返る事を避け、とりとめのない会話で楽しく食事をした駅前のファミレスを後に して彼女の家へ向かう前に本屋に寄る事にした。 将来、宇宙の根本を解明する仕事に就きたいので今の学部を選んだのだが、元々色々な物に興味があったので専門的な講義を受 ける前に量子論の専門書を手に入れておきたかったのだ。 本屋で何冊かの専門書を手にしている僕に、沙也ちゃんが話しかけて来た。 「量子論、解るの?」 「うん、凄く興味は有るし、面白く感じるよ」 「私もね、魔法を使うことによって物性がどうなるのかを理解してみたかったからこの学部に来てみたの」 そう、彼女は魔法が使えるのだった。 魔法とは全ての物理法則を無視した効果を発揮するように思うのだが、魔法がかかった物でも物理的に世の中に存在しているの だから、その過程を知りたいと思う彼女の好奇心に感心してみたりもした。 1冊の本を選び、連れ立って本屋を後にした僕たちは大学方向へのバス停へ向かって歩こうとしたのだが、ロータリーの有る方 向へ向かう道の手前にあるビルとビルの路地の前で沙也ちゃんが立ち止まる。 「健二君、家へ行くならここが近道」 と、僕の返事を待つ事もなく何個かゴミ箱の並ぶ路地に1人で入って行ってしまう沙也ちゃん。 僕も迷う事なく後を付いて行くと、路地を出た所に見慣れた白いアパートが有った。 「こっちから来ると、意外と近いでしょ?」 もはや返事をする気力もない。 ただ苦笑いを返すのみで彼女の家へと入って行った。 今日は魔法ではなく沙也ちゃん自身が入れてくれているコーヒーを待つ間、僕はリビングのテーブルで今買って来た量子論の前 書きなどをパラパラめくっていた。 窓の外は穏やかな月明かりを反射する海面が静かにそよいでいる。 コーヒーを入れてきて向かい側の席に沙也ちゃんが着いた時に、二人がそれぞれ同時に口を開いた。 「魔法ってさ...」 「魔法ってね...」 同じように切り出した二人ともが、お互いに顔を見合わせて笑い合う。 その可愛さにごまかしの意味も含めてコーヒーを口に含んだ僕に、沙也ちゃんが話しかける。 「ごめんね、じゃあ、健二君の質問から受付まーす。何でも聞いて」 この感じが、明るさが大好きだ。 「うん、じゃあまず沙也ちゃんはいつから魔法が使えるようになったの?」 「そう来ましたか。多分...生まれた時から」 「魔法を使う時って、どんな感じ?」 すると沙也ちゃんは手元にある量子論の本をパラパラめくりながら、素粒子の図解のページを開いてみせて僕にこう言った。 「小さい頃から感覚的には宇宙の全ての素粒子の動きが解っていたような気がするの。魔法を使うと限定された時空内ではもの 凄いエネルギーがやり取りされたように見かけ上は見えるけど、宇宙全体の様な巨視的スケールで見ると、ほんの少しの紐の振 動が変わっただけ...解る?」 「なんか、講義みたいだね...」 「わたしも、ここまで理解するのにいろいろな本を読んだから。みんな良い線行ってるけど、私が感覚的に理解しているのとは ちょっと違うみたい」 「つまり、魔法を使う事でエネルギーが消費されると...」 「うーん、相対論で定義される公式では説明できないけど...」 そう言うと沙也ちゃんはテーブルの上に手をかざした。 するとそこに突然お皿にのった2個のエクレアが音もなく出現した。 「細かい事を言えば、ここにエクレアという物を出現させるのに当然ほかの物質やエネルギーから変換された物である事は正し いのだけど、物は同じ場所に共存できないからその空間を占めていた空気を消さないと存在は不可能だし、正しく等体積でない と爆縮したり風が起こったり大変なのは理解できるでしょ?」 何となく解るが、本当に講義みたいになって来た。 「でも、私の感覚上ではそこにお皿に載ったエクレア2個をイメージするだけで、そんな面倒臭い事はしてないの。魔法に関し てはこの宇宙の摂理が自然に調整してくれているイメージかしら」 「でも、君が僕の力を必要だと言ったのは...」 「それは...もしあなたと全く同じ分子構造を持った人を魔法でこの場に出現させても、自我は同じにはならないの。だから、お のおのの健二さんが同じ時間軸の中で別々に行動していくことになるの。それを魔法で同じ行動をするようにコントロールする 事はできても、根本は別みたいなの。その辺は今の私にも解らない。でも、魔法で強制されなかった意識の元で形成された優し さの生命エネルギーが、より強力な魔法の源になることは正しいみたい。さらに、それがこれから生命を宿すエネルギーを持っ た精子に集約される事も確かね」 「僕にその力があるというのか...」 「そう...でも健二君の力が私を朦朧とさせるほどの物だとは想像もできなかったの...そして、あなたを好きになってしまう事 も...」 そう言って沙也ちゃんは僕の方へと近づいて来た。 コーヒーカップをテーブルの上に置いた沙也ちゃんは、どんな男も魅了してしまうであろう瞳を閉じて柔らかな唇を僕に重ねて きた。 甘い口づけにとろけそうになりながらも、二人でベットへと向かう間にさっきの沙也ちゃんの解説を必死に理解しようとしてい る自分がいた。 ベットルームのドアを開けて可愛い仕草で僕を迎え入れようとしている沙也ちゃんに、場違いとも思えるお願いをしてみた。 「ねえ、なんか僕に魔法をかけてみて...」 そう言ってはみたものの、どんな結果になるのか想像もできない怖さと自発的に魔法を体感してみたい好奇心とが同居してドキ ドキしているのに気がついた。 ちょっと怪訝そうな顔をした沙也ちゃんだったが、ふっと息をついたかと思うと両手を開いた状態で自分の前に突き出した。 「もう10時ね...じゃあ、解りやすいように手を叩いた瞬間に魔法をかけてあげる...覚悟はいい?」 そんな聞き方をされたら、ちょっと意地悪されるのではないかと背筋に悪寒が走った。 僕の目の前で沙也ちゃんが手を叩いた瞬間、手の届きそうな所に立っていた沙也ちゃんが消え、ベットの上で全裸で僕を見つめ ている状況に変わった。 「あの。。自分に魔法をかけるのじゃなくて...」 きょとんとしている僕にこともなげに沙也ちゃんが言う。 「あら、あなたに魔法をかけたのよ? あなたの体も、思考も時間も止めてあげたの。その間に私はシャワーも浴びて、寝る準 備十分! 魔法も物理の相対論と同じというわけ、結果は同じでも魔法をかけたのはあなたにというのが事実」 そう言われて時計を見ると、僕にとっては一瞬で10時40分になってしまった感覚しかない。 「じゃあ、今度は...ちょっと嫌だけど、コレ!」 そう言って手を叩かれた瞬間から、僕は一歩も動けなくなってしまったのと同時に沙也ちゃんに悪態をついていた。 「もう良いからやめろよブス! 裸見せたって気持ち悪いんだよ!」 さっきまでドキドキしていたのに、本当に不快な気分になっていた。 彼女自身は何も変わっていないのは解っているのだけど。 でも、言い終わったとたんに手を叩く音が聞こえると、今度は彼女に対してすまない気持ちで一杯になった。 「やっぱり魔法の力とは解っていても、健二君にそんなこと言われるのは凄くイヤ...この気持ちは...魔法で作った物ではないの を信じて欲しい...事実はちょっと健二君の脳の中の分泌物質の配分を替えただけなんだけど...」 物悲しげに体の大事な所を隠しながらそう言う沙也ちゃんを、今は凄く愛しくおもえるし、守ってあげたくなる。 「さあ、もう大学の講義の延長はやめて...素直になろう!」 と次に沙也ちゃんが手を叩いた瞬間、もの凄い衝動に耐えられなくなって口が勝手に動く。 「沙也ちゃん、大好きだっ!」 その言葉に笑顔を浮かべながら敏感に反応する沙也ちゃん。 「解説しまーす! 今かけた魔法は”私を好きだと言いなさい”ではなくて”私に対する気持ちを素直に言いなさい”ですから ねっ!」 「変な事言わせないでよ」 大声で女の子に向かって好きだなんて言った事などなかったので、恥ずかしさからそう口走ってしまった。 「変なことなんだ...じゃあ、もう言わせないけど、行動で示してもらいましょうか...健二くん、今度こそ覚悟してね!」 「えっ」 と返事をする間もなく沙也ちゃんが手を叩いた瞬間、僕の来ていた服は全て消え、アソコは既に最大限に勃起して例のごとく出 口は無くなってしまっていた。 戸惑っている僕は次に手を叩かれた瞬間、ベットの上に移動させられて強烈な彼女の愛撫を受けるはめになった。 「沙也ちゃ、あ、ああーっ」 「これは昨日私を午前中機能不全に落とした事への償い!」 彼女の激しいフェラになす術もなく声を上げ、もだえてしまう。 そして、例のごとく無限の射精。 「はあはあ、そして今度は、あんなところへ行ったから...私の事も...舐めて感じさせて...」 そして沙也ちゃんは体をぐるっと回転させたかと思うと、僕の顔の上に自らの大事なところを持って来た。 初めてま近に見るその部分からはしっとりとした女の子の香りが漂って来たのだが、決して不快には感じなかった。 でも、どのようにしたら彼女が気持ち良くなってくれるのかが解らなかったし、本当に舐めていいのか遠慮もあってモジモジし ていると、一生懸命僕を愛撫してくれていた沙也ちゃんが僕の物から口をはなして呟いた。 「いつまで見ているの?...恥ずかしい...」 「だって...本当に舐めていいの?...」 その問いにふぅーとため息をついた沙也ちゃんが答える。 「健二君のバカ...死んじゃえ...」 そう言われた途端だった。 僕の顔が凄い勢いで沙也ちゃんのお尻に吸い付くのと同時に、舌がもの凄い速さで彼女の敏感な部分を舐め上げ始めていた。 (うぐー、止まらない...) 彼女の香りに包まれて幸せな気分ではあったが、限界を超えたクン二を強要されては次第に舌の根元が痺れてくる。 「あん、あー、健二君...大好き...」 彼女の感じている声が励みになり、それがもの凄く嬉しいと思った時、不思議な事に舌の動きが更に激しくなる。 彼女の魔法と僕の感情の共同作業のようだった。 「ああっ、もう...だめ...イク...イクーっ」 一段大きな声で感じていた沙也ちゃんの体が僕の顔の上で一度大きくは跳ね上がり、戻って来た時には小刻みに震えながら両足 の太ももで僕の顔をぎゅーっと挟んで来た。 僕は得体の知れない満足感で一杯になったが、困った事は舐め続けている舌が止まらない事だった。 「あっ、健二くん...もう。。。助けて...」 そう呟きながら沙也ちゃんはまだヒクヒクしている体をけだるそうに反転させながら僕の顔を覗き込むのと同時に両手で優しく 包んでくれる。 しかしその指が僕の唇に触れると、指先から手のひらに至るまで即座に舐め続けてしまう僕にかけた魔法をおもいだしたのか、 感じてヒクついていた体の震えが、次第に笑いのそれへと変わっていった。 「ごめんなさい...忘れてた...」 沙也ちゃんが髪を掻き上げペロっと舌を出して見せた瞬間、僕の舌は開放された。 「魔法って...怖いね...」 そんなこと、魔法使いの君に言われたくないよという心境だったが、どんな男も虜にするような眼差しで見つめられては言葉も 出ない。 「健二君の力...凄く強くなっているのを感じる...今までは優しさだけだったけど...今は...」 そう言って恥ずかしがる沙也ちゃんに、頭に浮かんだ言葉を思い切って発してみた。 「愛するってこと....」 それが正解だったかどうかは、小さく彼女が頷く事で解った。 「でも、ちょっと心配...こんなに強くては...目立ち過ぎる....」 「それ、どういうこと?」 さっきまで上気していた彼女の顔が、今は神々しいが真剣な表情に変わっていた。 「この世界には私の様な宇宙の森羅万象の一分を操作して力を具現化できる人が常に何人かいるはずなの。でも、心の本質を変 えられないように、さらに大きな力を得る為に間違った伝承を信じて力を集める人たちがいるはず。その人たちに取って、今の 健二君は間違いなく大きなエネルギー源...」 「それって、僕が色々な人に犯されちゃうってこと?」 「私のように聖液から力を得る方法を実践している人ならそうでしょうけど、私がイヤ。それに、その他の方法として....」 顔を曇らせて僕を心配してくれているであろう沙也ちゃんの表情でさえ、今の僕には愛おしく感じられてしまう。 「昔から、生け贄という儀式が人類には有ったでしょ? あれは人の憎悪や慙愧の念が持つ力を血液を通して吸収する事。だか らドラキュラの伝説なんかも生まれた...その力も強大だわ...人1人の生命をかけたものだからみたい...私には出来ないけど...」 「そんな、それじゃあそんな事をして力を使っている人がこの世の中にいるというの?」 「私も...出会った事はないけれど、確実にいるはず。目立たないように大きな事はしないで、自分の快楽や指向の為だけに力を 使い生きて行く。でも、こんな力を持ってしまえば麻薬と同じ。自分の能力が枯れてしまえば、一度にたくさんの力を手に入れ たい衝動に陥るみたい...自分の近くで....私が思うに例えば...秋葉原とか....」 沙也ちゃんの告白に脳みそがひっくり返る。 という事はこの日本にも彼女の他に魔法が使える人間がいる事になる。 しかも、人間の基準で考えると邪悪な... 「だから、健二君は私が護るわ。この家にいる間は、絶対安全だから...そのかわり私に力をちょうだい...ううん、私を愛し て!」 潤んだ瞳に見つめられると恐怖心がさっと引いて行くのが解った。 同時に僕のアソコが大きくなるのを見届けた沙也ちゃんは、とびきりの笑顔で僕を迎えてくれた。 「もう魔法はいいの?」 「大丈夫。精一杯沙也ちゃんを愛してみせるから...それに、沙也ちゃんが気持ち悪く感じる様な魔法は...もう二度とかけないで 欲しいから...」 「じゃあ、健二君におまかせね...」 僕の初めての経験は処女の魔法使いと言う事になった。
レスを見る(4)
2010/07/08 04:23:45(p.uAX2/T)
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