気を失ってからどのくらい経っただろう。ぼんやりした視界から徐々にはっきりしたものに変わる。
周囲の状況を把握したナナは混乱した。
両手は頭上で荒縄で拘束され、下に視線を向けると自分が何も着ていないこと気づいた。
そこはまだ洞窟の中だろうか、壁はレンガ作りの小さな部屋のようだ。
すごく汚い印象を覚える部屋だ。
ナナがいまだ意識がぼーとする中、暗がりから二匹の小さなゴブリンが出てきた。
「ケケケ、起きたか」
言うやいなや、ゴブリンは2人がかりでナナの足を持ち上げ、ナナを何かにまたがらせた。するとすぐにナナの秘部に小さな痛みが走った。
ナナがまたがったのはなんと三角木馬だった。
「なにするのよ!放してよ!」
ナナは相変わらず魔法が使えない。
「おい女!そういいながらアソコからだらしない汁が垂れてんぞ」
「なっ!そんなことないっ」
ナナの顔が真っ赤になる。
しかしゴブリンの言ったことは事実だった。
ナナの愛液が木馬の背中を濡らしていた。