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1:部活動説明会上
投稿者:
ななし
「え~…君たちがこの学校に入学して、ぁ~…2週間が経ちました、ぇ~…
皆さん、どうでしょう?この学校には馴れましたでしょうか?ぁ~…」 そう、僕が地元の何も変哲も無い、スポーツ校でも進学校として名前が 通っているわけでもない地元の学校に進学して、2週間ほどが経った、 飛び抜けて頭が良いわけでもなく、部活などもやっていなかった僕にとっては 家から一番近い、という理由だけでこの学校に通う理由は十分だった 「ぁ~…はい…一生のうちにもっとも長く続く友人が出来る機会が、ぇ~… スポーツなど、ぁ~…同じ分野で一緒に鍛えあった仲間であります」 今日の朝会は、新学年になり部活動の公式な活動再開と 新入部員の編入が今日から許可される為の、部活動の部員による 部活説明会だと聞いている …かれこれ20分ほどまだ名前も覚えて居ない 校長の挨拶を聞かされているけれど… 「え~…実は私も皆さんと同じ年齢の頃にはラグビー部に 所属しておりまして…ぁ~…」 運動も得意ではないし、特定の趣味や特技も無い僕には 事前に決めている部活は無い、なにか面白そうな部活は無いだろうか 「もちろん辛い事もありましたが、ぇ~…かけがえの無い、ぁ~… ぇっ?あぁ失礼、それでは皆さん先輩たちの説明を良く聞いて 良く考えて選んでください」 壇上に上がった生徒、入学式の時に挨拶をしていた…確か生徒会長から 耳打ちをされた校長が、長い挨拶を投げ槍に打ち切ると 10人ほどの生徒が壇上やその下に照明やビデオカメラらしい装置を テキパキと配置し、「映像部」と腕章をつけた生徒がTV中継で見かける ような本格的なカメラを肩に担いで舞台袖に何人も控えている、 舞台の後ろ側の天井からは、大きなスクリーンが下りてきて テストパターンとカメラの映す壇上が交互に投影される 凄い設備だけど、そこまでするほどの事なんだろうか? 同じ様な感想を抱いたらしい僕ら新入生のざわめきと対照的に、 始終無言でスムーズに作業を終えた、舞台上の生徒が舞台袖に消えて行くと 入れ替わりに、先ほどの生徒会長が舞台袖のマイクの前に立つ 「お待たせしました、それでは部活説明会を始めます 最初に去年県大会三位の成績を残した野球部からお願いします」 校長先生の長話で時間が押されたのか、随分淡白な挨拶を終えると 壇上に野球部のユニフォームを着た大柄な男子生徒が上がり 野球部の活動の紹介を始めるようだ 「私が野球部部長の長谷川です、我々野球部は…」 キンコーン 「以上で活動説明を終わります、皆の入部を待っています」 「以上、野球部の活動説明でした、ありがとうございました、 続いてサッカー部です」 …あれ? 今、何が起こったのだろうか?壇上の野球部長が紹介を始めた途端に 何か電子音…クイズ番組の正解音のような…がスピーカーから聞えたと 思ったら、いきなり野球部長は説明を終えてしまった 何事もなかったように生徒会長は説明会を継続しているし 周囲の同級生も何も疑問を感じて居ないように見える、 自分が居眠りでもしたのだろうか…? 「サッカー部の今井です」 キンコーン 「興味のある人は初心者でも大歓迎です、気軽にどうぞ!」 「以上、サッカー部でした、ありがとうございます、 続いて柔道部です」 …まただ やはり電子音が講堂に響き、サッカー部も説明を終えてしまう 念のため時計を見ると時間は殆ど進んで居ない、やはり僕だけが 居眠りしたりしてるわけでは無いようだ 「ねぇ、今のサッカー部どうだった?」 「ん~…この学校サッカー弱いって話だからなぁ」 「いや、なんかおかしくなかった?」 「へ?なんか面白かったか今の?」 小声で隣に座っている同級生に確認してみるが、 やはり何も感じて居ない様だ 「柔道部の高畑だ…」 キンコーン 「ラグビー部で…」 キンコーン 「僕は情報同好会の…」 キンコーン …どうなっているんだろう? 次々と各部活動の代表者が舞台に上がっては電子音と共に 舞台から下りて行き、誰もそれに疑問を持って居ない このまま全部の紹介が終わってしまうのだろうか キンコーン 「ありがとうございました、次は女子水泳部です」 そう紹介されて壇上に上がったのは、学校指定の紺色の競泳水着に パーカーを羽織った女子の生徒だ、後ろに同じ格好の部員が三人 控えている パーカーを羽織っているとは言え、角度のきつい競泳水着から 伸びる生足が、スクリーンに大きく映されて思わず魅入ってしまう なぜかカメラアングルも、壇上の4人の顔よりも脚や腰ばかりを 大きく映している様に感じるのは気のせいだろうか 「女子水泳部主将の水城です、宜しくお願いします、 私たち女子水泳部は今、12人の部員が居て…」 キンコーン …あ、鳴った 「そのうち、わっ…私を含めっ…8人がしょっ…処女です!」 …!? 先程までと同じ電子音がスピーカーから流れ、同じ様に 紹介が切り上げられると思った矢先に、壇上の水泳部長が とんでもない事を言い出し、思わず仰天してしまう、 しかし、不思議な事に突然の異常な告白にも周囲の同級生どころか 教師すらも騒がずにじっと壇上を見つめ続けている、 驚いているのは僕と、発言の本人の部長を含む水泳部員たちだけのようだ 「ぇ…なんで…なに…?違うの…違うの……」 巨大スクリーンは、壇上で真っ赤になって、違う、違うと呟く水泳部長と 驚きで目を見開いて、それでも身動きしない水泳部員たちを映し続けている キンコーン 「ヒッ…きょ…今日は部活の紹介として、こっ…この処女の部員とっ… わっ…私の……ぇ?…オ…オッ…オナニーを見てくださいっ!」 そこに、もう一度電子音が鳴り、水泳部長は更にとんでもない事を言うと ぎこちない足運びで舞台の前のほうへと移動し 「いやぁ!なに?足が…足が勝手に!?」 「やめて…やめてぇ…」 「ぅっ…うぅぅっ…」 後ろに控えていた3人の部員も。機械の様に同じ足取りで部長の横に並ぶ キンコーン 「ぃやぁ…3年の…かっ春日…です、 お…オナニーは週に…やっやめて…さっ3回位します!」 「ぅっ…ぐすっ…2年の島崎です…ぐずっ…オナニーは… したこと…ありません…ぅっ…ぅっ…いやぁ…」 「2年の今田です…っく…毎日オナニー…しています」 舞台の上で、羞恥に全身を真っ赤にしたり、泣きじゃくりながら 部員達が自己紹介し、部長が胸元に下げていたホイッスルを一吹きすると 部長と3人の部員は、ゆっくりとパーカーを脱ぎ足元におとす 更にもう一度ホイッスルを鳴らすと、4人は同じ動作で 右手を右胸に、左手と股間に当てる 「いや…だめ…やめて…やめてぇ…」 部長の上半身を大きく映すカメラが拾う音声とは裏腹に 水泳部長がブルブルと震える手でホイッスルを咥え ピーー 「んっ!?んーーーー」 「ひぃ…見ないでッ…見ないでぇぇー」 「ぃっ…痛い!…痛いぃ…」 「はぁ…うはぁ…ぅぅん…」 一際長くなったホイッスルを号令に、4人の両手が激しく動き出し その様子を、間近まで近寄った4台のカメラが巨大スクリーンに映し出す 4分割されたスクリーンに同時に映されている為良く判るが、4人とも 先程と同様全く同じ動作… …右手は水着の上から右胸を鷲掴みにして円を描くように激しく動かし、 左手の人差し指は股間に付き立てられて関節の幾つかまでが水着ごと 体内に埋没した状態で前後に擦り付けるように動かしている… …を繰り返し、口々に悲鳴や嗚咽を上げている パーカーの上からでも推測できた大きな胸を持った3年の春日さんは 指先が見えなくなるほど指を胸に食い込ませ、水風船のように ブルンブルンと胸を揺らしている 反対に、水着の状態でもあまり起伏の無い2年の島崎さんは 胸を掴んで揺らしている、というよりも掻き毟ってるような状態で 涙を流しながら、痛い、痛いと訴えている 共通して言えるのは、誰も彼も自分の意志で行っているとは 思えない、遠慮の無い激しさで両手が動かされているように見える事だ 「んっ…んあぁぁ…だっ…だめっ…」 「ぃっ……いぃぃぃっ…ぅぃぃぃっ…」 「きゃ…ふあぁ…きゃん!」 「はぁぁぁん…うはぁぁぁああ…」 強い照明に晒されて、舞台上で激しく体を動かす部員達の体は 既に汗でぐっしょりと濡れ、体表を玉になった汗が伝い 汗を吸って変色した水着を、繊維一本すら見えるのではないかという 克明さでスクリーンは映し出している 指が突きたてられた股間を塗らすのは…愛液…なんだろうか ビデオやネットでしか知識の無い僕は、 息を呑みながらそれに見入る事しかできなかった 「ぁっ…だめっ…いっちゃう…イっちゃ……イぃぃぃぃ!」 「はっ…っふっ…イィっ…ダメっ…見ないで!見ないでぇぇぇぇ!」 「なに…?あっ…きちゃう…なにかきちゃっ…キャァァァァン!」 「ふあぁぁイクっイクっイクぅぅっ」 暫くすると、4者4様の声を上げて絶頂に達して、 ガクンと首だけが脱力するが… 「ぇ…?だめ…もうだめ…止めて…止まってぇぇ…」 「ハッ…ハッ…ハッ…ハグゥ…」 「えぁぁぁぁ…あ゛ぁぁぁぁぁ…」 「あぁん!だめぇ…またイっちゃぅ、イっ…イィィィ!」 スイッチが切れない玩具のように、部員たちの両手は衰えることなく 動き続け、部員たちに悲鳴を上げさせる、 部員全員の水着は既に汗かどうか判らない液体で、プール上がりのように ぐっしょりと濡れて、吸収しきれない汗が動きにあわせて飛び散り 照明に併せて部員たちの周囲でキラキラと輝いている 「う゛ぁぁぁぁ…あ゛ぁぁぁぁ!」ビシャッ 「「「うあぁぁぁぁ!」」」ビシャシャ 涙と、鼻水でぐしゃぐしゃになった島崎さんが、喘ぎとも呻きとも 判らない声を上げるのと同時に、未だに自分の指で水着ごと かき回されている股間から何か液体が迸り、アップで映していた カメラのレンズを汚すのに併せて、他の3人も同じ様に 股間から液体を吹き出しながら、前のめりにバタリと倒れこむ 「ぁ…ぁぁぁ…ぁぁ…」 「……ぅ…」 「ゃぅん…はひぃ…きもちいいよぉ…」 「イクっイクっイクぅぅっ」 倒れた状態でも部員たちの腕は動き続けていたが キンコーン 三度、電子音が鳴るのと同時にピタリと腕は止まり 舞台上でうつ伏せになりながら、ハァハァと全身で息をする 部員たちの中から部長が立ち上がり、よろよろとした足取りで マイクに向かい 「はぁ…ふぅ…以上で…女子水泳部の…活動紹介をおわり…ます 皆様の入部を…まって…いま…す」 とまで言うと、覚束ない足取りのまま舞台袖に消えて行き 舞台上で伸びている部員たちを、先程舞台のセッティングをした 生徒たちが、片足や片腕だけを持ってズルズルと舞台から引きずり落す 先程まで誰も呼吸すらして居ないのではと思えるほど 静まり返っていた講堂内は、いつの間にか最初の時同様にザワザワとした 同級生たちのざわめきに包まれていて、逆に僕のほうが呼吸を 忘れてしまったように呆然としながら、今目の前で起った事を反芻していた …一体なにが…どうなっているんだ?誰も…何も違和感を感じないの? 「女子水泳部の皆さん、ありがとうございました 続いて女子サッカー部の皆さんお願いします」 部活動説明会は何事もなかったかのように続く… 一体これからどうなってしまうのだろうか…
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2007/10/06 15:26:19(JMeX.KRg)
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