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1:透明体験
投稿者:
#7MILK
昼休み。俺はいつものごとく学校の屋上で昼寝をしていた。小春日和の午後の屋上は睡
眠につくには絶好だった。ふと陽が出ているにもかかわらず雨が降ってきたので俺は目 を覚ました。お天気雨に打たれる中、急いで校内に戻った。そしてトイレに入って濡れ た髪を整えようと鏡を見た瞬間俺はドキモをぬかれた!なんとそこには学ランとズボンし か映っていないではないか!つまり俺の体が映っていないのだ!どーゆーことだか俺は さっぱり分からないがとりあえず服を脱いで全裸になってみた。そして鏡の前に立った 。何にも映っていない…。俺は真剣にあせった 一体何なんだ!試しに鏡に「はぁ!」と息をかけてみた。鏡は曇った!どうやら俺の外見だけ が消えたみたいで俺自体は透明になっただけでまだそこに存在はあった。その時誰かがトイ レに入ってきた。全く俺に気付かず用を足している…。どうやら俺は事実上透明人間になっ てしまったようだ…。どうすんだ…とりあえずまた屋上にいってみれば何か手がかりがある かもしれない!そう思った俺は屋上に行ってみた。そしたらなんだか急にめまいがしてきて 俺は意識がなくなった…ようやく意識が戻って目が覚めると辺りは夜になっていた。そして 俺は家に帰ってみると なんと俺の葬式が開かれた後だった…俺はナニがなんだか真剣にわかんなくなった。だって ちょっと屋上で気を失っていただけなのにそれで家に帰ってみたら俺は死んだことになって いて、あげくの果てには葬式まで済んじまってるじゃないか!混乱している俺の目にふとカ レンダーが目に入った!「えっ!?」なんと日付は今日だが年が一年経っているではないか!俺 は一年もの間眠っていたというのか…つまり俺が透明人間になってから一年もの月日が経っ ていたのだ…俺は家の中をなにふり構わず探りまくった!そして俺の死因が分かるものをや っと見つけた! それは俺が透明人間になった日の新聞の一片だった。なんとあの日の夕方に原子力発電所の 大爆発事故が起こったらしい…その時あまりの高熱で死体が溶けて跡形も無くなってしまっ た人が3名いたらしい。そのうち2名はそこの原子力発電所の従業員で誰なのだか分かったら しい。しかしあと1名がどうしてもわからなかったらしい。そしたら後でその現場にかなり 変形はしていたものの鍵が落ちていたらしい。その鍵をよく調べると内の鍵だったのだ。そ して俺が行方不明になってから(透明人間だから)半年が経った後その鍵が見つかったため、 死んだのは俺に至った わけである。俺はとっさに自分がまだ生きているということを家族の皆に伝えたくなった! 皆が居間に集まってTVを見ていた。俺は叫んだ!「みんなっ!親父!おふくろ!姉ちゃん! 兄ちゃん!」…皆全く気付かない…どうやら俺の声は一切皆には届かないらしい…「何でだよ …何で俺がこんな目にあわなきゃいけねーんだよ…」俺は家を出た。あまりの失望と絶望さ に涙さえ出なかった。トボトボと目的も無く町を歩いた。町中は一年前と全く変わってはい なかった。そして俺はいつのまにか学校に辿り着いた。そう俺が一年前まで通っていた私立 洛南第一高校に… この洛南第一高校で過ごした日々がつい昨日のようだ。だが月日は一年経ったらしい…俺は 屋上に上がった。ずーっとぼーっとただ夜空を眺めていた。夜は明けて生徒が登校し始めて きた。それでも俺は屋上でぼーっとしていた。チャイムがなって昼休みになったみたいだ。 生徒が校外に昼飯を買いにチャリをこいでいるのがチラホラ見えた。するとガチャッと屋上のドアが 開く音がして誰かがこっちに来た。ちらっと俺はそいつの顔を見た。はっ!とした。全身に 雷撃が走った!なんとそいつは市川亜美だった!ほんとにびっくりだ。市川亜美は俺の彼女 だ! というより今となっては彼女だったと言う方が正しいのか…。俺は心臓が飛び出そうなくら いドキドキしていた。無論あっちはそんなワケも無いが…。市川とは俺が透明人間になる一日 前の放課後から付き合うことになった。その放課後に俺が告って市川がOKしてくれたのだっ た。俺は入学式で市川を見た時から一目惚れしてしまった。以来市川とはクラスは違うができ るだけ積極的に喋りかけたりした。友達に会いに来たっていうのを口実に市川と喋ったり、 廊下ですれ違う時喋ったり。だから俺はOKされた時はもう死んでもいいと言わんばかり幸せ だった! だが市川の方はあんまり嬉しそうな表情はしてなかった。俺の片思いに付き合ってやる感じ がする様なしない様なといったところだった。そんなこと考えてると少し気持ちが冷めてき た。すると市川が急に手すりを持ちながら何か言い出した。俺はよく聞こえないので市川の そばに寄った。「はぁ~…坂本君(俺)が死んでからもう一年かぁ~………何で死んじゃった の…せっかく彼女になれたのに…一日も経たないうちにいなくなっちゃうなんて……ひどい よぉ……」市川の目からはしだいに大粒の涙がこぼれ始めた…俺は「俺はここにいるぞ!まだ いきてるぞ!」と叫んだ だが当然俺の声は聞こえるはずがなかった。「くそっ!」失望状態でいると市川がまたぼそっ と言い出した。「…入学した時からずーっと大好きだったのに…」俺は理性が吹っ飛んだ!そ う!それはすなわち自分が透明人間だということも忘れて…俺は市川を抱きしめた!市川は 突然のことに驚きと動揺を隠せない。それもそうである。自分以 外誰もいないはずの昼休みの屋上において人の感触がいきなり自分を抱きしめてきたら当然 だ。金縛りにでもあってるんじゃないかと思う。たが俺はそんなこと考えることなくまず市 川を抱きしめた。そう!そんなことよりも今俺の頭の中は市川が愛しい気持ちでいっぱいだ った。「俺もおまえが大好きだった!つーか今だってその気持ちは変わらない。」と言ったっ て聞こえないにせよ、俺は抱きしめながらそう叫んでいた。市川は声を出さずに微妙に震え ている。 恐くて震えているのだろうか…俺は抱きしめている腕を緩めた。でも俺は透明人間で良かっ たのかもしれない。透明人間でなければ、市川が俺のことが本当に好きでOKしてくれたこと も分からなかったし、今こうして大好きな市川を抱きしめることだってできなかっただろう 。そう考えると開き直って、透明人間になったのだからそこら辺の女に悪さでもしようとし ていた俺が馬鹿らしくなってくる。俺は「このまま昼休みの間だけこうやって抱きしめてい よう。そして昼休みが終わったら死のう!もう悔いはない!このまま透明人間をやっていて もしょうがない!」 死のうと思っていると市川が喋り出した。「…坂本君?…」「えっ!?」俺はびっくりした。市 川は俺だって分かるっていうのか!?すると市川がまた話しだした。「坂本君なんでしょ! ?…もし坂本君だったら…お願い…」市川はそう言うと目を閉じ、口を閉じ、少し上を向い た。俺はキスをした。感動のあまり俺は涙が止まらなかった。市川も同じだった。すると突然 パッと俺の体が光り、俺は元の姿に戻った!~END~第一話から通してなどの返事お待ちし ております。
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2003/03/15 16:10:38(s3lTsvLJ)
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