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明けましておめでとうございます
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:透明人間体験告白
ルール: 私は透明人間、そんな私の空想H体験告白
  
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1:明けましておめでとうございます
投稿者: のびのびた
シズカが家に帰ってきてくれた、僕にとってはどんな厳しい条件がついててもそれは幸福なことだった。
けど復縁から3ヶ月がたったころ、大変な事になった。夜子供が寝てから寝室に行くとシズカがパジャマ姿で床に座っていた。少し様子がおかしい。
「どうしたの、まだねないの?」と声をかけると「ちょっと話しがあるの、びっくりしないでね」と答えた。
「なになに、どうしたの」「あのね、子供ができたみたいなの」普通の夫婦で普通の夫ならどう返事するかな。けど僕は自分の子供じゃないかもしれない、という思いが次の言葉を遮って、しばらくなにも言えなくなった。
シズカは恐る恐る「産んでもいい?」と聞いてきた。僕は答えに詰まった。自分の子供の可能性もある、けど他人の子の可能性も多いにある。
「僕の子供、かな、きっとそうだよね…」「わからない、そんなのわからないわ」
「きっと僕の子供だよ、産んでもいいよ」搾り出す様に言った。
「本当にそう思ってるの?アンタッて本当に馬鹿ね、そんな訳ないじゃない。子供じゃないんだから危険日に会った人の顔くらいちゃんと覚えてるわよ、あんたじゃないわこの子の父親は」 怒った妻はキツク私をにらみつけた。流石にこの場面では勃起はしなかった。けどゾクゾクするほど綺麗な妻だ、つい見とれてしまった。
ボゥッとしている私に怒った妻は「だったら、産むから、いいわね」一語一語に力を込め、自分にも言い聞かす様に言った。
僕は「誰が父親なのかな…教えて」と心に思ったことをつい口に出して言ってしまった。シズカは「知りたい?」と聞いてきた。そんなことを聞いてしまったら果たしてこの生活を維持する事はできるんだろうか、そんな不安が胸いっぱいに広がっている。けど僕は「堕ろせ」とは言えず「教えて」と言ってしまった。
口に出してから僕は死ぬほど後悔した。涙が出てきた。そんなこと聞いてどうする、妻を叱るべきなんじゃないのか、罵倒しても許されるはずだ、それなのに僕は妻の機嫌を伺いながらおなかの子供の父親の名を聞こうとしている。自分の中にある「男」の理想像はもはや影も形もない。
シズカは信じられない、という表情で僕を見ている。僕は「いいから教えて、誰が父親だろうと僕はその子を自分の子として育てるから」と、そこまで言ってしまった。もはやブレーキの利かない状態だ。自分の言っている事が自分でも信じられない。けどそれが本当の僕なんだろう。
シズカは少し微笑んで「あなたも知ってる人よ」とゆっくり言った。「僕が知ってる人?」「そう、同級生よ」「もしかしてゴウダかな」冗談ぽく言ってみた。シズカはびっくりした様に「そう、よくわかったわね、ゴウダ君よ、どうしてわかったの?」正直言ってまさかゴウダとは思わなかった。小学生のころ僕を苛めて苛めて苛め抜いた、あのジャイアンことゴウダタケシ、あいつの子供がここにいるのか…
そう思うとちょっと腹が立ってきた。
するとシズカは「うそよ、いくらなんでもゴウダ君とはエッチなんかしないわよ」
「びっくりしたよ、ほんとうは誰なの?僕の知ってる人?」「そう知ってる人よ、誰だと思う?私は本当はその人と結婚したかったの。けどその人は私には手の届かない人だったから。諦めてアンタと結婚したのよ」「誰なんだい?教えてよ」
「デキスギ君よ」 聞いた瞬間に僕の体中の力が抜けるのを感じた。
 
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2004/01/02 18:12:17(hybntqMq)
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