僕の仕事は、食品製造工場の倉庫担当です。
わかりやすく言えば、コンビニ弁当の制作している会社の材料の倉庫係です。
いざ就職の時には、不景気で新卒採用はほとんどなかった。
たまたまバイトしていた弁当製造ラインの
課長さんと帰りが一緒になった。
飲んだ時に、現状を愚痴った。
「そうかぁ。
何処も新卒よりも、即戦力の人材欲しがる
時代だからな。
だったら希望の仕事が決まって、採用されるまでの期間だけでも、うちの契約社員にならない?」って誘われた。
「でも課長さんも、僕の手先ぷきっちよなの知っているでしょう?
凄く有難いお話ですがぁ?」
「ああパートの人達からの報告受けて知っているよ。
外国人の女の子よりも、下手くそだってよ。
まぁコマ使いで、倉庫から商品探す能力はずば抜けて優秀らしね。」
「はぁ、前に教わった場所はなんとなく覚えているんです。」
「だったらうちの倉庫管理課に、履歴書出しなさい。
書き方の指導もしてあげる。」
って有難い言葉もらった。
その結果卒業後から、バイト先にそのまま
就職した。
おそらくは課長の後押しが、効いた。