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例えば…#5
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:例えば…#5
投稿者: おもちゃ屋
例えば…
そう、いきり立った男根を目の前に差し出 されたら
そう、この雌を従えることができたなら

あなたはもう戻れない…
方や雨上がりの公園のベンチで方や自身の惨めに”濡れ”た姿に自ら性的興奮を覚え目の前に現れた男の前で”震え”ながら自慰絶頂し新たな性癖に目覚め。
方や非日常に遭遇し耳に入った”御主人様”と言う響に自身の性癖を悟り度重なる”衝撃”の中、目の前に現れた雌に己の欲望を果たそうとする。
2人の変態が出会いさらにお互いを未知の領域へと誘おうとしている。
あなたは、差し出された男根に震えながらも、手を伸ばしあたかもやっと出逢えた最愛の人と抱き合うかのように優しく握りしめる。そして、引き寄せるのではなく自ら握りしめたものに忠誠を違うかのように膝まづき口付けを交わした。
あなたは、目の前に衝撃を持って現れた雌に疑問を抱くことなくこう告げる。「欲しければくれてやる。だが全てを差し出せそうすればその手にあるものはお前のものだ…」
どこから浮かんだかも分からないセリフ、自分のどこにこんな冷ややかな部分があったというのか分からない声で続ける。
「俺の雌になれ…」
あなたは、何も言わず、意志を表す動きもなくそのまま手に握ったものに舌を這わせ自らに浴びせられた白濁の残りを舐め取り飲み干すと…「はい、よろしくお願い致します。御主人様」と男から向けられた冷ややかな目線を見つめ言った。
あなたは、当然のように全身を巡る衝撃を感じたが不思議と目の前の雌に伝わるような仕草には現れなかった。小さく頷くと己の男根の前に膝まづく雌の髪を掴み引き寄せ強引に口の中へねじ込んだ。
予想はしていたいや期待していた通りと言っていい自らの口に押し込まれたものが、まるで脳裏に突き刺されたかのように快感となって押し寄せる。
あなたは、むせそうになるのを必死にこらえ口に押し込まれたままで舌を這わせ奉仕していく。溢れ出る唾液は雨で濡れた服をさらにやらしいものに変え口はいつしか性器のように敏感に喜びを感じ始める。
押し返されると思っていた自らのものに奉仕を始めたことに、背筋を寒気にも似た快感が走る握りしめた髪を前後に揺すり自らも腰を振る。あなたは、それこそ口ではなく陰口に激しく打ち付けるように喉奥まで貫き根元まで淫口を感じ頭の中はもう何も考えられなくなっていた。
2人は淫口と男根ではなく全身でお互いを感じ取り、言葉ではなく行為で契りを交わした。
「こぼさず飲めよ。そうすれば、お前の寒さを埋めてやろう。隙間を埋めてやろう。」
最後まで言い切るよりも早く、雌は頬を細め今から来るであろうものに備えた。男はふっ…っと薄ら笑い吸い上げられる勢いに任せ中から湧き出る汁を淫口へと注ぎ込んた。
勢いよく注がれた汁に一瞬気が遠のく…だが啜ることを辞めず最後の一滴まで吸い出し涙目になりながら、男に舌に乗せたそれを見せると飲み干した。
男は身なりを整えると息を切らし薄れる意識の雌の財布から身分証を取り出し撮影し連絡先を記した紙と一緒に財布へ戻した。
雌は息を整え終えると、「ありがとうございました。」と伝え震える手で身なりを整え傘を拾いよろめきながら去っていく。
男は最後まで見送ると今日起きた衝撃を手のひらにこめ自らの頬を叩き気を引き締めた。

例えば…
そう、こんなことは起こりえないかもしれない…だがお集まりの皆様はきっと想像したことがあるでしょう。自らの身に起こるかもしれない新たな出会いと理想の場面を…
 
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2021/06/07 00:51:44(uVq2inyx)
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