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再会からの
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:再会からの
投稿者: BOSS ◆vJ9Gi2a/Oc

自宅マンションから歩いて駐車場に向かい、車に乗り込もうとすると隣の車にも人影が、パッとお互いに目が合い軽い会釈をすると微笑みながら頭を下げてくる女性が。

んっ?
何処かで見たことのある女性だな、そう思いながら車を出し出掛けるも頭の中はその女性の事でいっぱいに。

自分は最近引っ越してきて、マンションの駐車場の抽選にハズレて外の駐車場に。

その駐車場での出来事。
しばらくして今度は母親らしき人と一緒で出掛けようとする所、今度もまた軽い会釈を。母親もまだ若くて娘さんと似ている、でもやっぱり何処かで会ったことのある、でもそれが何処かはわからない。

そんな事を思いながらも時日は過ぎ、フッと思い出した。
あー! あそこのレストランでだ。
しかも、だいぶ前の事でたぶん10年以上も前の事かなと思う。

カウンターのあるレストランで、自分はいつも一人なのでカウンターに、その時に居合わせた女性だなと確信した。

そんな昔の事を何故覚えていたのかと言うと、その女性は自分の昔のセフレに似ていて顔もM顔 !?
一度目は友達と二人で初めて来ていて、二度目は一人で来ていた。
たまたま、その二回とも自分が居合わせ少し話をした程度、当時は25才前後だったと思うから今はプラス10才ちょっとか。

男好きのする体型でM顔
(これは自分が勝手に思っている、特徴と雰囲気)
この女性は絶対にMだなと当時も思っていたけど、今でもそう思っている。

それに、いつかはヤりたいとも思っていた。

それからは用事がなくても駐車場に行き、偶然を装い出会いを待った。
でも、そんなに上手く事が運ぶはずもなくなかなか会えないでいた。

もう半分忘れかけ諦めていた頃の仕事帰りに、駐車場のわきにあるバス停でバスを待つその女性を発見。
これはダメ元で声をかけるしかない。
バス停と駐車場の距離はほんの数メートル、車をおりて声をかけた。

お疲れ様です!

あっ、こんにちは。

と返事が返ってきた

どこかお出掛けですか?

はい、駅の方に行こうかと思っています。

良かったら送りましようか?

いえ、大丈夫です。

と断られる。
そうだよなと思いながら、そうですかと言い、自宅マンションに戻るも少し凹む自分がいた。

それからまたしばらく立ってから駐車場でバッティング、なんとなく気まずい雰囲気を打ち消そうと、この間はすみませんでしたと。

いえこちらこそすみませんでし、たせっかくのご厚意に。

いや、こちらこそいきなりですみませんでした。
今日はお出掛けですか?

少しドライブにでも出でみようと思っています。

これなチャンスか?と思い
自分も一人でドライブしようと思っていたので、良ければ一緒にどうですか?

あぁー
と言葉を濁し迷っている様子

ここまできたら引き下がれないので、一人より二人の方が楽しいしから行きましょう!少し強引めに誘う。

それなら少しだけなら

と返事を聞き終わる前に、気持ちが変わる前に助手席にまわりドアを開け促す。
女性が座ったのを確認して、閉めますよとドアを閉める。

運転席に座り車を出すと、優しいんですね、ありがとうございますと。

そんな事はないですよ、綺麗な女の人には優しくしないと。

嬉しそうに笑いながら、お上手ですねと。

自分のモットーは、女の子をみたらまず褒めろ!
褒めて伸ばして落とす 笑


そんな事はないですよ、本当に綺麗だと思いますから。
とたたみかけて話を。

ちょっと緊張もほぐれたのかと思いながら、どこに行きましょうか?
あてもなく大通りを走り無難に海の方面に。
あまり会話もはずまないままなので、海の近くのドライブスルーでお茶を買い岸壁に車を止める。

すると、女性の方から思いもよらぬ一言が。

前にどこかで会ったことあります?

思わぬ一言に自分の頭はフル回転、変に誤魔化さずに言った方がいいのか、少し様子をみた方がいいのか。

考え少し黙っていると、◯◯◯ってお店知ってますか?
畳み掛けるようにきいてくる

意を決して知ってるよ、あそこの所でしょ?
オーナーは前の店からの知り合いだよ。

前に私も行ってました、そこで会いませんでしたか?

もう隠すことも悩む事もないので

やっぱり!
どうりで見たことのある女性だと思った。

またまたぁ、本当ですか?

本当にだよ、だからバス停でも声をかけたんだよ。

そこからは一気に緊張もほぐれ、時間を忘れるほど話をした。
気が付けば時間は11時を回っていた、そろそろ帰ろうかと車を走らせ話しを続け駐車場まで。

帰り際にLINEの交換をして、また逢う約束も取り付けてお開きに。

わかったのは名前が由美子で年齢は
38だと、思いのほかに歳はいっていたのね笑と思った。
それでも自分よりは6歳も下で、未だ結婚はしていないく、彼氏もご無沙汰だと言うこと。

マンションに着く前に由美子さんからLINEが、またドライブ行きましょう!今日はありがとうございました。と律儀に。

それからは毎日のようにLINEがきて話しをして仕事の悩みや愚痴や相談を、たまに下ネタををふるもあまりのってはこないももの、嫌いではなさそう。

終末のお昼にLINEで、◯◯◯ってまだ行ってるんですか?
ときかれたので、もう移転して名前を変えてやってるよって伝えると、行ってみたいと言うので、その日の夜に行く事に。
移転先は今のマンションからの方が近く帰り道なので都合がいいので、すぐに電話で予約した。

最寄り駅で待ち合わせして入店、オーナーが由美子さんの事は覚えていなかった事にガッカリしていた。
まあ、それはそれで仕方ないと慰め飲んで食べて楽しい時間だった。
帰りは歩いて帰ると15分程なので二人で歩いて帰ることに、帰りしなにまた色々と話しをして、自分の住んでいるマンションの話しに。

あそこのマンションって新築ですよね?

そうだよ

最近ですか? 引っ越してきたのは

そう、出来てからすぐかな。

今度遊びに行ってもいいですか?

いつでもいいよ、今からでも!

と下心満載で誘いのふりを

今からですか?
いいんですか?本当に

おいおい随分とガードが緩いなと思いながらもマンションに二人で帰宅した。






 
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2021/04/07 20:01:50(JSI.FZoM)
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