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理沙の性
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:理沙の性
投稿者: カフカ
ID:kafka18
理沙がその欲情を満たすため、アダルトSNSに登録してからもう1年が経つ。
きっかけはライブチャットだった。ママ友に教えてもらった有料ライブチャット。
理沙という仮名はその友人の名だ。
専業主婦としてのお小遣い稼ぎの為に始めた、有料ライブチャット。
それを通じ、出会った男に、性のおもちゃにされた。
アダルトショップ、公衆トイレ、個室居酒屋。多様な場所で多様なプレーをし
M女として、S趣向のその男のおもちゃにされた。おもちゃに飽きた男に捨てられた。
しかし理沙はその体験が忘れられず、アダルトSNSに登録、
この1年、夫と娘に気付かれぬように何人かの男と出会った。
アダルトSNSでは、毎日、沢山の男がメールを送ってくる。その量の多さに最初は
びっくりしていたが、きちんと全文を読み、気に入った男にだけ返信した。
出会った男達は皆、自分はSだ、と言った。だけれど実際に会ってSEXをしてみると
ただ奉仕してほしいだけの男達だった。「さぁここを舐めてごらん」と言われるだけで
それは理沙の欲求を満たすものではなかった。身体が満たされない。
男に会えば、また別の男を求めていた
専業主婦15年目の39歳。娘は高校受験の為、学校帰りは塾へ直行し、
40代働き盛りの夫は、終電まで帰ってくることはなかった。
理沙の日課は朝一番に起き、朝食、夫娘のお弁当を作り、二人を見送り、
掃除、洗濯、それで終わる。夫も娘も夕食は外食済ますから、理沙には時間があった。
有り余る時間の分だけ、髪と肌に手入れをし、化粧を極め、お洒落を楽しみ、
39歳であっても女を忘れたことはない。こんな生活をさせてくれている夫には感謝しているし、
娘を大事に思っている。夫が不倫している事に気づいているが家庭を壊すまで男にはまる気はなかった。

美容院で20代の男性美容師に「お若いからこんな感じの髪型はどうですか?」と言われ
アゴ先長さの流行りのボブにした。お若いという言葉が嬉しかった。
ただ20代の男性を男として見ていなかったから理沙は、ふと考えた。
一回り歳の離れた男と、どういうSEXができるのうだろうかと。
ラブチャットで出会った40代の男性とのプレイ、公衆トイレで、突然現れた第三者の若い男と
交わった事がある。興奮はした、プレイとして。だたその若い男は、
40代の男が用意した"大人のおもちゃ"であり、
理沙は若い男をバイブやローターのように感じていた。男としてはみていなかった。
理想は40代50代の紳士なS男性。スーツが似合い、ある程度のエスコートができ、
ふいに非日常的なプレイをしてくれる、手を引っ張ってくれる男性だ。
髪のブローが終わり、鏡で後ろ髪を確認しながら「やっぱり似合いますね」と茶髪の美容師が言った。
理沙は「ありがとう」と言葉を返す。
茶髪ににジーンズ。お洒落な靴を履いた20代の男性美容師。
お会計のカウンターに歩みながら、ちらっと彼をみて、また考えてみた。どんなSEXになるのだろうと。
ヒールの音を鳴らし、理沙が店から退店する。ドアを開けてくれた美容師に、また「ありがとう」と
言うと、初夏の街に出た。日中は暑く感じ、夜は冷え込むこの季節。
理沙はくるぶしまでの白いパンツにグレーのカーディガンを羽織、ヒールでお尻の位置をあげ、
街を歩く。男性に女として見られたかったし、目で身体をラインを追われるのは嫌いじゃなかった。
ナンパされることもある。ただどんなにタイプであってもついて行くことはない。
ふと寄った大型コーヒー店。アイスコーヒーを買い、席を確保すると、トイレに入る。
切ってもらったばかりの髪を触りながら鏡で自分を凝視する。鏡に映る自分。凝視してみれば
どんなに頑張っても、目元、口元のシワがみえる。やっぱりもうおばさん。そう自覚した。
ナンパしてくる男性はきっと100人声をかけるうちの一人としてしか私をみていないだろう、
釣れたらラッキー。その程度にしかみていない。そう思っている。目元のシワを指先で伸ばしながら
理沙は少しさびしくなった。もっともっと年をとったら、誰にも相手にされなくなるのだろうかと。

コンッコンというドアをノックする音で我に返り、化粧ポーチを整え抱えてトイレをでた。
席に戻りカバンからスマートフォンを取り出すと氷が溶けて水っぽくなったアイスコーヒー、
ストローに口をつけた。
今日もまた、アダルトSNSにログインし、自分宛のメールを確認する。
25通の新着メール。前にも送ってきた男性が何通も繰り返し送ってくることもある。
理沙はその一通一通を、小説を読むように丁寧に読む。ビビビと感じれば返信をする。
今日は、ないかな。そう思っていた。
『M男は嫌いですか?』そんな言葉で始まるメール。理沙は気になった。
アダルトSNSで理沙はプロフィールに、Mです、と明記している。
40代50代の紳士な男性と出会いたいとしたプロフィール。だから、大抵は
『私はS男で・・・』と始まるメールばかりだった。
自分はM男と言う男。理沙は気になり返信した。
『おいくつなんですか?』
一言返信すると理沙は席を立ち、また注文カウンターに向かう。
店員に「まだ寒いわね、温かいもの飲みたくなっちゃって」と言うとカフェラテを注文し
受け取り、自分好みの甘めに砂糖を加えると、席に戻った。
メールが届いている。
『22歳です。』返信の早さにも驚いたが、年齢にも驚いた。
理沙はすぐに返信する。
『私、中学生の娘がいるおばさんですよ~』
すぐに返信があり
『年上の女性大好きです』
白いパンツを履いた足を組み替えて、一人がけのソファから前のめりになりながら、
返信するメール内容を考える。
『Mなの?どんな事されたいの?』
理沙は頭の中にあの美容師を思い描いた。20代、茶髪にジーンズ。
理沙は温かいカフェラテを口にしながら返信を待つ。
『みてほしいです。』
一言そう返ってくる。理沙は間髪入れずに
『なにを?』と返信していた。自分が相手をせめていることにまだ気づいていない。
主導権は理沙にあった。ただまだそれを楽しんでいるわけではない。
日中の大型コーヒー店で理沙は少し興奮していた。
『僕がおちんちんをいじっているところです』
そう返信がある。可愛いものね。そう理沙は思った。
アダルトショップで羞恥プレイをし、公衆トイレにほぼ全裸で放置され
見知らぬ男に愛撫され、個室居酒屋でお酒の勢いでその場でフェラチオをし
自宅近くの車の中でセックスをした理沙にとっては可愛く思えた。
『見られるだけで興奮するの?』
『はい。』と言う本文に画像ファイルが添付されている。開いてみれば
勃起した陰茎が写る。白い肌に薄く短めの陰毛、微かにジーンズとベルトが写り
椅子に腰掛けて撮影したようだった。
『いまのいま、なのかな?』
そう返信すると
『そうです。』と返信がありまた添付ファイルがある。
今度は立ち上がり、鏡に自分を写した写真。
片手にスマートフォン、片手で陰茎をいじり、ジーンズが足元までずり落ちている。
スマートフォンで顔を隠しながら撮影しているが、茶髪をワックスで整えた髪型、
ファッションは、今どきの大学生にみえた。
『可愛いね』素直な理沙の気持ちだった。そう思えた。
『ありがとうございます。アキって呼んでください。』すぐに返信があり、
その礼儀正しさがまた可愛かった。
甘めのカフェラテを口にしながらまた返信をする。
『まだいじってるの?』
『はい、いじってます。朝からずっと自宅でいじってます。』
鏡に写る生活感から自宅だと分かったが、朝からいじり、まだ勃起させていることに
驚いた。やっぱり若い子って、いくらでも興奮してしまうのかしら。そう思う理沙。
『イキたくないの?』そう返すと
『イッてもまた、すぐ興奮してしまいます、理沙さんのプロフでまた勃起してます』
そう返ってくる。可愛かった。22歳の男の子が理沙さんと、さん付ける。
礼儀正しくて可愛く思えた。理沙も興奮していた。コーヒー店でスマフォを見られないように
しながら、何度も添付ファイルの画像を見入った。
『どんな風にイキたいの?』
少し間があってから
『理沙さんの目の前でイキたいです』と返信があった。

 
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2014/04/19 02:20:09(RBnYmjfM)
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