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人妻
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:人妻
投稿者: 影法師
官能小説と思って読むと、ガッカリすると思います。そのつもりでお読みくだ
さい。(影法師)


片平冴子は、体型維持の為に通い始めたスポーツジムで、大貫徹子と知り合っ
た。
徹子は冴子より5才年上の40才、美容院を経営していると言う。
少し身体つきはぽっちゃり型だが、それが何となく好感がもてたのか、冴子は
親しく話をする様になっていた。
「片平さん、今度の日曜日、何か予定ある?」
ウォーキングマシーンを並んで利用している時、徹子がそう言って訊ねて来
た。
「今週ですか? いや、別に有りませんけれど・・。」
「そう、なら良かった、出来たらちょっと付き合ってもらえないかしら?」
「何か有るんですか?」
「美容器具を販売している知り合いの人から頼まれて・・。」
冴子は何か美容器具でも買わされるのかと、警戒をした。
「ダメですよ、なんか買ってくれとか言う話は・・。お金無いですから。」
「あらいやだ。私そんな事はしませんよ。お友達を利用するなんて事は・・。
そうじゃなくて・・お芝居の切符を売りつけられちゃったのよ。」
徹子の話は、その芝居見物に付き合ってくれと言うものだった。
「そんな、悪いわ、ご主人と行かれればいいのに。」
「ダメ、まるで興味無いの、そう言う事の判る人じゃないのよ。」
冴子は結局承諾して、付き合う事にした。


芝居は冴子の好きな役者の出ているものだった。
「今日は本当に済みませんでした、楽しませてもらっちゃって。」
「いいのよ、付き合ってくれて私の方が助かったわ。」
徹子は、気さくに応えてくれた。
その二人の前に、
「あら、大貫さん、貴女も来ていたの?」
徹子にそう言って話しかけて来た女性がいた。
「まあ、田沢さん、お久しぶりです。」
冴子を尻目に二人は一時話しこんだ。
「あら御免なさい」
田沢と言うその女性が冴子の存在に気づき、謝った。
「ごめんなさい、お連れさん?」
田沢と呼ばれたその女は、徹子にそう話しかけると、
「ええ、スポーツジムでお友達になった、片平さん。」
「田沢です、大貫さんとは10年来のお友達なんですよ。」
「田沢さんも私と同業なのよ、ただ、彼女の店はけた違いだけどね。」
徹子はそう言って冴子に田沢を紹介した。
「徹子さん、丁度良かった・・。ねえこれから付き合ってよ、パーティーがあ
るのよ。」
「悪いけど今日はダメ、連れがいるから。」
徹子は冴子の方を見ながらそう断ったが、
「大貫さん、私は良いですから・・どうぞ行かれて下さい。」
「でも、誘っておいて・・一人で返すのは悪いわ。」
徹子は遠慮気味に冴子に話した。
「ならどうですか? もし何かご用時が無いようでしたら、貴女もご一緒
に?」
「そうよ、それなら私も安心し出来るわ。」
「でも・・私なんか。」
「気さくなパーティーですから、どうぞご心配なく。一時間位居てくれれば大
貫さんお返ししますから。」
「片平さん、そうなさいよ。それなら私も気が楽になるわ。」
二人の誘いに、冴子も断る理由が見つからず仕方なく承諾した。
「あの・・主人に電話させてもらって良いですか?」
「ええ、どうぞ、心配されるといけないから・・、終わったら行きましょ
う。」
田沢はそう言って、冴子の電話の終わるのを待った。 <続く>


<影法師>
レスを見る(9)
2010/04/05 22:47:45(L92QLchD)
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