(やった！ついにこの時が来たぞ！)
とあるラブホテルの1室でベッドに横たわる彼女を見下ろしながら
俺は胸の高鳴りとはちきれんばかりに勃起したペニスを
抑えるのに必死だった。
(これで真美を俺の物に出来る！)

その数時間前…、この日はゼミの飲み会の日だった。
集合場所に着くと皆思い思いに集まって話している。
これから始まる宴を前に楽しみを隠し切れないと言った様子だ。
もちろん俺も飲むのは好きだし楽しみではあるのだが
今日の本当の「お楽しみ」は他にある。
周囲を見回すと栗色のロングヘアの小柄な女の子が目に入った。
彼女の名前は吉本真美。
ゼミの、いや、学部の男子のアイドル的存在であり
俺の「お楽しみ」である。
今日の服装は白いTシャツに黒のミニスカート。
身長は確か147センチだったか、とにかく小さくて可愛らしいのだが
Tシャツ越しの胸の膨らみやスカートから伸びる程良く肉の付いた太ももから
彼女が子どもではない、成熟した大人の体つきをしていることが分かる。
そうしてしばらく見とれていると真美もこちらに気付いて
「あっ！○○君！」とにこっと笑って声をかけて来た。
そんな彼女にこちらも笑顔で応えながら
しかしその心の中にはどす黒い欲望が渦巻いているのであった。


続きます。