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ペンション2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:ペンション2
投稿者: マルボロ
「ングッングッ…ジュプジュプ…」
私の目を見つめたままフェラチオし続ける妻…おまけに舌を肉棒に絡ませる絶品技に私の肉棒はまた爆発寸前にまで陥った。
『チリン♪チリン♪…』
突然のフロントからの呼び鈴の音に私と妻は硬直した。
実際にはほんの数秒だろう、しかし長い時間止まっている感覚だった。
「は、は~い!少々‥お待ち下さ~い!」
静止画の様に静まりかえった中で私は声を張り上げて叫んだ。
途端に妻は肉棒を口から離し、辺りに散らばった自分の下着類を慌てて拾い始めた。
取り敢えず…ズボンのチャックだけ下げていただけの私は露出した肉棒をしまい込み、フロントに慌ただしく向かった。
「すみませ~ん!お待たせしちゃって…」「あっ!…いらっしゃいませ!…」
初訪来のお客さんの前でいつも以上に緊張している私だった。

「…いらっしゃいませぇ!」
新しいお客さんにシステムや部屋等の説明をしている最中…私の後ろから着替え終た妻の声だった。
お客さんに満遍な笑みで挨拶をして会釈をした妻はそのまま何処かへ行ってしまった。
その妻の後ろ姿を目で追っている私。
いつもより‥いつも以上に色っぽく見えた。
「ん!?」
私が妻の背中に視線をやった時、驚きと疑いで一瞬固まってしまった。
『ノ、ノーブラ!?』
Tシャツを着ている妻の背中にはブラが透けて無く、ブラをしている形跡が無かったのだ。
私は妻がノーブラで何処に行ったのか凄く気になったが…目の前のお客さんの対応をしなくてはならない歯痒さで少しイラついていた。
『お、お客さんの前では!』と自分に言い聞かせ何とか冷静を保ちながらお客さんを部屋まで案内した。
…その後、私は妻を探したが時間的にあまり余裕がなく(詳密10分位)途中で探す事を断念した。

「ごめ~ん!遅くなっちゃって…」
お客さんの夕食の支度に取り掛かろうとした時にひょっこり妻が現れた。
両手には沢山入った買物袋を下げていた。
『ノーブラで買物に!?』
口には出さなかったが少し驚いている自分がいた。
私は再度Checkしてみた。妻の背後に回り込むとやはりブラを着けている形跡はなかった。
「ブラしてないのか?」私は思わず聞いてしまった。
「えっ…ブラ?」「あぁ…あの時…汚れちゃったから…」
妻をまるで犯すようにしたあの光景が脳裏を掠め、私はこれ以上何も言う事が出来なかった。
普段なら雑談やどうでもいいようなご近所話等で妻と和やかに調理するのだが…妻を犯す様にやってしまった事が私を困惑させ、私の口を閉ざさせ長い沈黙が続いた。
ただ調理している音だけが厨房に響き渡っていた。

深夜………。
ようやく一日の仕事も終わり、私はベットに入ろうとした。
隣のベットをチラ見すると既に横になっている妻が私に背中を向けた状態でいた。
今日の事(厨房での事)を謝りたかった私は少し気落ちしながらベットに入った。
私も妻に背中を向けて横になった。
……私がウトウトとした時だった。
私のベットが少し沈んだ感覚とギシッと軋む音がしたと同時に「あなたぁ…イイ?」と妻の囁く声がした。
突然、妻が私のベットに侵入してきたのだ。
寝ているとばかり思っていた妻は私に有無も言わせず、私の背中に吸い付く様にして横になった。
「あなた、どうしたの?…何かあったの?」
妻が小さな声で私に聞いてきた。
「何が…」「今日のあなた、ヘンよ!…何があったの?」「別に…」
妻の問いかけに正直になれずついつい無愛想に答える私だった。
今の私には妻に本当の事…つまり病的妄想をしてしまう自分の事を言う勇気が無かった。
その為つい無愛想に答えてしまっていた。
妻に謝ろうとしていた私だったが完全にタイミングを見失っていた。

「お、おいっ…」
妻が突然、私のモノを握ってきたので思わず声を上げた。
「…ねぇ…しよ!」
しかし妻は怯む事なく私のモノを強く握りしめ誘ってきた。
妻は私を仰向けにすると私の股の間に体を割って入り、私の着ていたジャージとトランクスを下げた。
「…先の続きぃ!」
妻がそう言うとおもむろにまだ萎えている肉棒をフェラチオし始めた。
私の萎えた肉棒は妻の口の中にすっぽり入り、見えなくなっていた。
萎えた肉棒を口内に収めたまま器用に舌を絡ませて顔を上下運動させての真剣(マジ)フェラだ。
この妻のフェラ技に私の肉棒は徐々に勃起し始める。
固くなり始めた肉棒に…妻がフェラをしながら器用に衣類を脱ぎ始めた。
しかし、この時の私には興奮も気持ち良さもあまり感じなかった。
妻を犯すようにした時とは違う自分に少し戸惑っていた。
妻がフェラチオを止め、いざ上から挿入しようとすると私の肉棒は虚しくも萎えてしまい使い物にならなかった。
そして、もう一度フェラチオをする妻……。
しかし何度繰り返しても結果は同じだった。
「…どうしたの?」「先みたいに…して!」
妻が不満げに言った。
「疲れてるから…」
私はそう言ってトランクスを掃き、妻に背中を向けて寝た。
と言うか…寝たフリをした。
しばらくして私のベットから妻が去っていった。
「…おやすみ……」
妻の寂し気な声だった。
私はベットの中で悩み悩んだ………そしてひとつの事が解った。
それは今の私は病的妄想を現実的に…しなければ興奮しない身体になっている。
つ、妻を…他人に……。
最愛の妻が私では無く別の男に弄ばれると私は興奮し肉棒が使い物になるのだ。
…と、悩んだ結果のひとつの答えだった。

案の定…次日もそして次日も妻は求めてきた。
…が、結果はやはり同じで私の肉棒は使い物にはならなかった。
そんな私に妻は「どうして?」「何故?」の繰り返しで……終いには「あたし…もう魅力ない?」「他に好きな人が出来たの?」等と言ってくる始末。
だが、己の身体の変化を妻にどうしても正直に話せない私がいた。
「疲れてるせいだよ!」「俺がお前以外を好きになる訳ないだろ!」等と言ってはその場を凌いでいた。
しかし、こうなると自然に妻との会話が少なくなり始め、この日を境に妻は私を求めなくなった。
私は『このままでは…マズイ…』と夫婦の危機を感じたが、結局は何も出来ないまま時間だけが過ぎていった。

…SeasonOffに差し掛かった冬口に妻の友人(女性)家族がやって来た。
この時期はガラガラのペンションで友人家族の貸し切り状態だった。
妻の友人家族は4人。
友人は私達と同じ36才で旦那さん(39才)に子供が2人という家族構成だ。
妻とは高校時代からの付き合いで昔の妻の事(秘密?)を私よりも知っている。
妻の友人Nは清楚な感じだがたまに冗談を言う楽しい女性だ。またそのギャップが好印象を与えていた。
旦那さんは余り喋らない真面目な人だ。
眼鏡をかけ後頭部から少し禿げかけてきている。
まぁよく見かける日本人…みたいな感じだ。
そんな妻の友人家族は毎年この時期に遊びに来てくれる。
低料金でサービスするいわば裏常連さん達だ。
いつもの事だが妻と友人Nは朝から晩まで一緒に居ては話しをしている。何をそんなに話す事があるのか不思議なほどだ。

…そんなある日、それは友人家族達が来て2日目の夜だった。
私が明日の仕込みを終え、自分達の部屋に戻る途中だった。
今は使用していない空き部屋1階の1番奥の部屋のドアガラスから明かりが漏れているのに気付いた。
『ん!?…何だ!?』
『誰か居るのか!?』と私は小さく呟きながら…警戒し恐る恐る近付いて行った。
近付いて行くうちに部屋の中から話し声が聞こえてきた。
私は『誰だ?』と思いつつドアの前で立ち止まり耳を澄ませた。
その声は聞き覚えのある声だった。
『妻と友人Nだ!』と私は頭の中で叫んだ。
『こんな時間に?…何を話してるんだ?』
私は妻と大の仲良しの友人Nの二人が何を話しているのか?気になり、悪い事だと思いつつも耳を研ぎ澄ませ聞いた。
「そうなんだぁ…あのKさん(私の名前)がねぇ…」「…どうしたらいいと思う?」「…う~ん……で、直接聞いてみたの?」「…うぅ~ん…聞いたけどぉ…」「…で、何て言ったのKさん?」「…私以外の女なんて、って…」「…そうだよねぇ…KさんA希(妻)にマジ惚れだもんねぇ…フフフッ」「もぅ、チャカさないでよ!…真剣なんだからぁ…」「…あぁ…ゴメンゴメン!…で、アッチの方はどうなの?…してるの?」「…そ、それがぁ……は、半年ぐらい…してないかなぁ…」「半年!…そんなの普通じゃん!」「えっ!?」「家なんて1年以上してないよ!」「う、嘘ぉ!…旦那さんダメになっちゃったの?」「ううん…マンネリって言うのかなぁ…倦怠期!」「倦怠期って…N美はしなくて平気なの?」「あたしっ!?」「うん!N美!」「…全~然!平気だよ!」「へ、平気?ってぇ…」「そうかぁ…A希はH大好きだもんねぇ…」「もぅ!N美たらぁ!」「うそ嘘!…それじぁさぁ…私からKさんにそれとなく聞いてみて上げるよ!」「…うん!お願い…」と、そんな内容だった。
妻とNの話しは私の事だった。
妻は私が浮気をしていると疑っている様だ。まぁ疑われてもしょうがない事だが…淋しい気持ちもした私だった。

~翌日~
「ちょっと…いいかなぁ?」
私が各部屋の掃除をしていた時に背後からN美の声がした。
『早速来たな!』と頭で思いながら口では「ん?…何かありました?」と知らない素振りをした。
「あのさぁ…A希と何かあったの?」「えっ!…別に‥何もないけど…」「そうなんだぁ…」「A希が何か言ってた?」「ううん…そうじゃないけどぉ…」「けど…何?」「なんかさぁ…いつもの2人と違うなぁと…思っちゃってぇ…」「えっ!そんな事ないよぉ…」「だって…2人ともあんまり喋らないし…A希が何か言っても無視してるような気がするから…」「…ぃ、ぃゃ…」「女…女なの?」「えっ!?」「別の女…出来たの?」
Nは真っ直ぐな性格な為、ズバズバ聞いてきた。
「女!?…俺はA希一筋だよ!」「じゃあ何故?」「何故…て…」「やっぱり女なのね!」「違う!…違うんだ!」「何が違うのよ!」「…じ、実は……(省略)……」
私はNの気迫に圧され、正直に話してみようと決心した。
自分一人で悩んでいても解決方法が見つからない今、Nなら何か良い解決方法…良い手を思いつくかも知れないと思ったからだ。
「えぇっ!…嘘でしょぉ!」
私の話しを聞いたNの最初の言葉だった。
「嘘じゃないよ!本当なんだ!」「………」
Nは私に掛ける言葉が見つからないのか?無言だった。
「………」私も無言のままで部屋の中が静まり返り、重苦しい空気が辺りを包み込んだ。
『しまった!話すんじゃなかった!』
頭の中で後悔している自分がいた。
……しばらくの沈黙の中で私は堪えられなくなり、その場を離れようとした時だった。
「…も、もう一度…聞くけど……本当?」と私にNは問い掛けてきた。
私は「本当だよ!嘘を言ってもしょうがないだろ!」と半キレ状態で言った。
「そうなんだぁ…」とNは小さく呟きながらそそくさと部屋から出て行った。
「…ちょっ…ちょっと待って…」私の声が虚しく響いた。
『Nが妻に喋るかもしれない!』と私は焦った。
…が冷静になれば『それはそれでいいのでは?』遅かれ早かれこのままでは妻と私の距離は離れていくばかり、Nが妻に喋る事で私に対する疑惑が晴れるのだから……。
『もう、私は成るようになれ!』とばかりに前向きに考える事にした。

その日の深夜…
「ねぇ…あなたぁ…」
ベットに横になり本を読んでいた私に妻が口を開いた。
「ん!?」「………」「何だよ!」「…あ‥あの…」
私はピンときた。
妻はN美から私の事を聞いたのだと…私は取り敢えずしらばっくれる事にした。

レスを見る(4)
2009/05/12 06:27:00(QkRB2u5U)
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