メールの着信音、
「休み取りました。今日お会いできませんか?］
え、どうしよう、頭が混乱してきます。色々考えて返信
[今日は無理です。］本心は会いたいけど、家のことや稽古事で時間が無い
事もありますが、それよりも家族に対しての背信行為、心が重い
今、朝の９時、主人、子供達は出勤して、家には私一人、どうしよう、、
気持ちの中では、電話下さい、と囁いて待っている自分、でもダメヨ・
どうしよう、テーブルにある食器を呆然と眺めている。
彼とは俗にいう不倫で、二人とも家族がいて、構成も似ています。
半年前に結ばれ、それまで経験したことが無い喜びを知り、本能の強さに
より、断りがなかなか言えません。体の奥が会いたいと脳に懇願しています。
私は変だ、秘密を晒している、書いてはいけない、
万が一、知人がココに入ってきたら、容易に分る、
趣味で習っている短歌の会、文章の書き方も勉強して、皆で添削もして、
表現の方法等についての意見交換もしているので、私の投稿と分ったら、
どうかしている自分、でも、話し聞いてほしいい、指が生き物のように
一人で動きまわる、書いてはダメと言っているのに、
そのとき体が反応しているのが、驚きでした。条件反射、そのものです。
小説のように電話がなりました。待っていた自分が、われ先にとも言わん
ばかりにでました、「もしもし、先程はゴメン、一方的なメールで」
「いいえ、わたしも」だめよ、その言葉、取り返しつかなくなるよ、
「良かった、有難う、うれしいい、」と、Ｔさん「突然だけど、今日・・・」
気持ちが痛いほど分る「時間が作れるかも・・」と返事、「え、ほんと、」
「無理しなくてもイイヨ。」嘘、会いたくて、居ても立ってもいられないのに、
意地悪してあげようか、「そうなの、無理しているのワタシ、」
「ダメ、ダメ無理して、会って、お願いします」とＴさん「後で電話しますから、」
と切りました、もう次の行動に入っていました。シャワーして、清楚なランジェリー
を、と動いていました。