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インターネットの女15
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:インターネットの女15
投稿者: 影法師
私にとって長い一ヶ月が過ぎようとしていた。
(どうにか・・妻に勘ぐられること無く・・その日を迎えられそうだ・・)
そう思った。
「明日、工藤先生の所に行ってきます。」
沙織が寝る前に私にそう告げた。
「判った。頼むよ。」
心ならず、投げやりな言い方になってしまった。
「なるべく早く戻るようにします・・」
私の言い方が気になったのか、沙織は言葉を付け加えた。
(何で・・もう少し優しい言葉をかけてやらない・・)
言ってしまった後で後悔が残った。
(明日で全てが終わる・・・)
この一ヶ月の間に20パート分のダウンロードは全て完了していた。
後はそれを視るだけだ。
全ての事実(?)をこの目で見定めるだけだった。
(そして私自身の結論をださなければ・・)
改めて自分の胸に言い聞かせる私でした。



(刑の執行を待つ死刑囚の気持とはこんなものだろうか・・?)
意味も無くそんな事を思った。
パソコンのスイッチを入れ、立ち上がるまでの間、様々な事が胸に去来し
た。
(大阪出張が無ければ・・ネットなど視なければ・・今この様に苦しむ事は
無かったろうに・・)
後悔の念が走る。
事実を知る怖さ・・間違いなく今の私はそれだった。
たとえ・・今この場を逃げても・・夫婦の絆は、もはや元には戻らないだろ
う。
戻る事が出来ないのなら・・先に進むしかない。
事実を知った上で改めて・・妻と向かい合うのだ。それしかない。
私は意を決し、取り込んだファイルを開いた。
 
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2007/09/11 16:48:47(KqoxF0hU)
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