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1:無題18
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酉祷
◆nontlYsvSg
徳田は三か月ぶりに自宅に戻った。
家族は妻の明子だけだった。 明子は徳田より十歳年下だ。 三十二歳になる。 徳田は女に飢えていた。 腹の底から炎が衝き上げていた。 徳田は妻をその場に押し倒した。 明子は瞳を閉じていた。 乳房が出た。 徳田はあえぎながら乳房に吸いついた。 片方の乳房は手で揉んだ。 弾力のある乳房だった。 男が部屋に入って来るまで気づかなかった。 「徳田」 呼ばれて、血が凍った。 振り向いて、男をみた。 「う、うしくぼ!」 「逃げられ、ねえぜ。覚悟、しろ」 牛窪は一歩、前に出た。 「そこに、腹這え」 ドスで畳を指した・ 徳田は腹這った。 牛窪と妻ができていることはわかったが、そこから先のことは考えられない。 明子が針金を持ってきた。 牛窪に命じられて、明子は徳田の両手を後ろで縛った。 「明子」 牛窪が呼んだ。 「そこに、ねろ」 牛窪の命令に小さくうなずいて、明子は畳に体を横たえた。 牛窪の膝の前だった。 白い、光沢のある乳房が剥き出された。 乳房の根元を掴んで揉みはじめた。 牛窪は殺し屋だ。 「みろ」 牛窪があえいだ。 「おまえの、女房を。おれの、いうが、ままだ」 妻は瞳を閉じたままだった。 「そう、だろう。明子」 「はい」 明子は、瞳を閉じたまま答えた。 「わたし、あなたの女です」 乳房が重そうに揺れ動いた。 妻の眉がわずかにゆがんだのを、徳田はみた。 愛撫がつづいた。 牛窪は妻を裸に剥いていた。 愛撫は乳房から腹に移り、足に移っていた。 右手は太股を這っている。 妻が小さくあえぎはじめている。 「ああッ」 小さなうめきが、妻の口を衝いた。 太股が押し拡げられている。 その中に牛窪が割って入っている。 太股を舐め上げていた。 牛窪の貌が、埋まった。 「ああッ、わたし、あなたの、あなたの――」 明子はうわずっていた。 どうにも抑えがたい怒涛のようなものが衝き上げていた。 殺し屋に凌辱されているのだと思うマゾヒズムの昂ぶりが、脳を突き刺していた。 自分も夫も殺し屋の奴隷になったのだった。 徳田が逃亡している約三か月間、明子は牛窪と同棲に似た生活を送っていた。 毎夜のように、やってきた。 かならず、明子を弄んだ。 いつの間にか、明子は昂ぶりをおぼえるようになっていた。 虐げられる喜びの炎、屈辱を喜ぶ炎が、体に棲みついていた。 牛窪にしがみついた。 牛窪は性欲は強かった。 「這え。よつん、這いに」 牛窪が命じた。 「はいッ」 妻が徳田の目の前で這った。 高く尻をかかげた。 牛窪がその尻を抱いた。 褐色の体と白い体が貪欲に動いていた。 ああッ、ああッと、突き上げるような妻の声が部屋に充ちていた。 牛窪と妻との交じわりは長々とつづいた。 妻が堪えきれぬように、うめいた。 夫の目の前で凌辱されているのだとの意識が、異様に妻を昂ぶらせていた。 どんな姿態でもとった。 さながら、性鬼にみえた。 「おじさん、お医者さんですか」 「医師ではないが、経験があってね」 郁子の表情は暗い。 「何歳に、なるのかな」 「十四歳です」 視線をほんの少し上げて、膝に落とした。 「死にたいんです」 「待ちなさい」 徳田は、うろたえた。 徳田は郁子を連れて、散歩に出た。 歩いているうちに、郁子が足を滑らせた。 徳田はあわてて抱え起こした。 徳田は、動かなかった。 郁子の乳房が胸に密着していた。 抱かれたまま、郁子もうごかなかった。 視線の先に小さな洞窟が口を開けていた。 郁子の肩を抱いて洞窟に向かった。 奥行が数メートルの洞窟であった。 奥に郁子を連れ込んで、徳田は夢中で唇を重ねた。 郁子は逆らわなかった。 郁子が体に手を回してきた。 郁子を砂に押し倒した。 郁子は倒されて徳田をみつめた。 徳田は乳房にしがみついた。 片方の乳房を掴み、片方を口に含んだ。 「おじさん、好き」 郁子が小さな声をだした。 「おれもだ。郁子が好きだ」 うめくような声が出た。 パンティを脱がした。 自分のも脱いだ。 郁子がそれをみていた。 瞳は、それを凝視していた。 徳田は郁子の傍に腰をおろした。 郁子の手を把って、それに添えた。 郁子が握った。 「こんなに、大きいの」 握ったままだった。 「そうだよ、郁子。大きいんだ、男のは」 声がふるえていた。 徳田は、郁子の股間に蹲った。 気が狂れたように、貌を埋ずめた。 徳田はテントの中で毎日、郁子を抱いていた。 だれも訪れない。 置き忘れられたような砂丘であった。 昂ぶると、徳田は真昼間でも、郁子を押し倒した。 郁子は感じているようにはみえなかった。 ただ、いまでは、どうすれば徳田がよろこぶかは承知していた。 どんな姿態にも応じた。 徳田は郁子がかわいくてならなかった。 体にはいまのところ、成熟の味はない。 だが、男を知れば女の体は急速に成熟する。 郁子は徳田と結婚した気でいた。 日一日と性愛の技巧に長けていった。 少女の郁子が、怒張した男のものを口に含んで懸命に愛撫している姿をみるのは、異様な昂ぶりをもたらした。 郁子がテントに駆け込んできた。 「だれかが、来ているのよ」 徳田は這い出てみた。 目の前に牛窪が立っていた。 ドスが徳田に叩きつけられた。 女の悲鳴がした。 徳田は、腰を上げた。 ふるえる足で、テントに向かった。 郁子が素裸にされていた。 郁子の足が大の字に拡げられていた。 「や、やめろ!」 徳田は、わめいた。 牛窪は右手にドスを握ったままだった。 牛窪は、ゆっくり、腰をいれた。 「ああッ!」 郁子のかん高い悲鳴が湧いた。 牛窪の巨根は郁子の体に没していた。 牛窪は、口にドスをくわえ、ゆっくり、動いていた。 郁子の悲鳴がつづいている。 突かれるたびに、あッ、あッという声になった。 徳田は、郁子が感じはじめているのではないかと思った。 郁子が牛窪の女になったような気がした。 郁子が感じるわけはない。 まだ、十四歳の少女だ。 体は男を受け容れられても、快感は生じない。 機能しないはずであった。 郁子は突き動かされている。 しだいに、声は細まっていた。 少女から女に脱皮しつつある気配が、肢体に濃厚に感じとれる。 牛窪の巨根を体におさめてしまっている。 郁子が、かぶさった牛窪の背に手を回していた。 しがみつくようにして、牛窪の背を抱いている。 いまは、短い嗚咽だけだ。 あッ、あッと、聴こえる。 牛窪を呑み込んでいる。 郁子の足が、牛窪の足に絡んでいた。 昨夜、徳田と女は狂い回った。 はてて、女と抱き合って眠ったのだった。 目が醒めた女が、徳田にしがみついてきた。 女の貌をみているうちに、女の素性を思いだした。 村でただ一人の未亡人である利恵であった。 夫と死に別れたのが去年の九月であった。 歳は三十二歳になる。 唇を重ねた。 利恵は舌を差し入れてきた。 つぎには徳田の舌を求めた。 貪欲に吸いつづけた。 吸われているうちに、徳田はふたたび、燃えた。 利恵は男に飢えていた。 愛撫のしかたで、それがわかる。 吸いながら、手を徳田の股間に入れてきた。 徳田は布団をはねのけた。 起きて、怒張したものを、利恵の貌に近づけた。 利恵が口を開けた。 徳田は知恵の貌に被さって、含ませた。 飢えているのは、徳田も同じだった。 じきに、徳田は、利恵の股間に入った。 貌をつけた。 利恵があえぎはじめた。 低いあえぎ声が、部屋を埋めた。 徳田は、利恵をうつ伏せにして、尻に口をつけた。 女の体は尊かった。 できるものなら、女の生殖器の中に体ごと入ってしまいたかった。 その中に棲みたいと思った。 利恵が白い尻を打ち振って、もだえた。 徳田は、その尻に乗った。 利恵の両手を手綱がわりに把った。 利恵は背をのけぞらせ、乱れた髪を打ち振って、もだえた。 やがて、徳田は、はてた。 安寧そのものの日がつづいた。 利恵は徳田には徹底して従順であった。 求めれば、どんなおことでもしてくれた。 陽の中に横たえた利恵の重い乳房を吸ったり、ふくら脛や太股に唇をつけていると、ふっと、その平穏さが徳田を放心に誘い込むのだった。 ある日、徳田は、濡れ縁で利恵を抱いていた。 利恵に縁に両手を突かせて、差し出させた尻を抱いていた。 その恰好が利恵も徳田も好きだった。 利恵が声をたてている。 それをききながら、徳田は、尻を抱いていた。 豊かな尻だった。 利恵が低い声をたてていた。 徳田はふと、利恵のすすり泣きに似た声に、よろこびにふるえる白い体に、女が秘めている背徳を感じた。 燃えたたせた炎を背徳である。 女としての倫理に背いていると思う心が、女に炎を生みつける。 本質的には、女には相手はだれでもかまわない。 男でありさえすればよかった。 男に屈辱的な姿態をとることで、欲情が昂まる。 女は信頼できない。 だれにでも、こうして尻を差し出すことができる。 徳田は、女を憎んで、女の白い体を憎んで、突きたてた。 貴子は里帰りしていた。 貴子は、二十七歳になる。 夜。 貴子は独りで寝ていた。 何かが足に触れて目が醒めた。 夫が足を愛撫しているのだと、貴子は夢の中では思っていた。 醒めて、自宅ではないことを思いだした。 悲鳴をたてながら、貴子ははね起きた。 無言で、拳が腹に打ち込まれていた。 気づいたときには、縛られていた。 後ろ手に縛られている。 全裸にされていた。 その上、口にはガムテープが貼られている。 明りはついていなかった。 その闇の中に男が潜んでいた。 貴子は尻で這って逃げようとした。 犯された上で、殺されるかもしれないと思った。 村の男で、こんなことをする者はいない。 貴子は引き倒された。 男は無言だった。 闇の中だから、姿はみえない。 男の手が乳房を握った。 貴子はあお向けに転がされている。 男は両の乳房を揉みはじめた。 じきに、男は乳房を吸った。 貴子は、男が素裸になっているのを知った。 硬直した男根が太股にあたっている。 男は乳房を吸いながら、貴子の左足を挟んで、擦っていた。 男が胸に乗った。 男は、自分のものを乳房に挟んで擦りはじめた。 貴子は引き起こされた。 男が貴子の両足を持って開いている。 男が、股間に貌を埋めている。 貴子は、いまは、完全に男に征服されていた。 男は執拗に舐めつづけていく。 軽く噛んだり、吸ったりが十分近くもつづいていた。 堪えることは不可能であった。 抑えようとしても、体の芯から快感が湧いて出て、自制をはねのけた。 男は舐めつづけている。 男が股間から貌を離した。 貴子はガムテープの下でうめいていた。 どうにもならない快感に、うめいていた。 男はとっくに貴子が反応しているのは承知しているはずであった。 舐められながら、貴子は腰をくねらせていた。 男が、ガムテープをはずした。 「おねがい。逆らわないから、テープを貼らないで」 貴子は哀願した。 男は答えなかった。 黙ったまま、貴子の両手を前で縛りなおした。 男は貴子の貌の前に立った。 押しつけられたものを、貴子は口に含んだ。 男があお向けに横たわった。 貴子は男の股間に入った。 縛られた手で男のを擦り、舐めた。 男が、かすかにうめいている。 やがて、貴子は這わされた。 男が尻を抱いて、挿入してきた。 大きいと、貴子は思った。 完全に男のものは貴子を塞いでいた。 「ああッ」 貴子は尻を振って、声をだした。 男が責めはじめる前に、貴子は昇りつめていた。 男が去ってから四、五時間になる。 股間に男の放出した精液が溜まっている。 人生が終わったのを、貴子は知った。 夫が昼過ぎに来ることになっていた。 夫にだけはこの姿をみられたくなかった。 その前にだれかに解いてもらわねばならない。 だれに解いてもらおうと、夫には知れる。 ただ、この姿は、みられたくなかった。 犯しただけなら、許す。 許すも何もない。 貴子は男に狂ったのだ。 なんども、なんども昇りつめた。 最後には、失神さえした。 失神から醒めたときには、男はまだ尻に乗っていた。 貴子は男に責められているうちに、ふたたび、快感に襲われた。 だが、男は、縛った。 貴子が凌辱されたことを村人にも夫いも知られざるを得ないように、縛り上げて帰ったのだ。 貴子が強姦されたことはたちまち村中に伝わった。 徳田が出て九日目であった。 利恵は、布団の中で目を醒ましていた。 闇の中に男が這い寄っていた。 男の指がパンティにかかっていた。 股間はあらわにされている。 男はそこに懐中電灯を向けていた。 掌で覆って、光がどこにも洩れないようにしている。 男の指が、そっと花芯に触れた。 利恵の体を戦慄が走った。 男の指は、思わずうめきたくなるほどのするどい官能をもたらした。 男の手が太股にかかった。 利恵は、ゆっくり、太股を拡げた。 男は利恵を弄んでいる。 両手で弄んでいた。 利恵は男の手の指図に合わせて、いまは、足を拡げきっていた。 男のものになりきっていた。 脳裡に黒い炎が転げ回っている。 「ああッ」 低い声をたてた。 堪えられなかった。 男が裸になっている。 男が、利恵の股間に入って、両足を抱えた。 利恵は、うめき声をたてた。 利恵は両手を伸ばして男の肩に爪をたてた。 男は緩慢に責めている。 男は利恵を這わせて、尻をかかげさせていた。 責められる快感の中に、短い疑惑がかすめた。 男の両手の一だった。 ちょっとした癖だった。 男の左手は利恵の臍の周辺の肉を掴みしめている。 右手は股間にあてて、愛撫している。「 「ああッ、ああ――」 利恵は、泣き声をたてた。 尻から責めているのは、徳田であった。 利恵はかかげた尻を打ち振った。 徳田は利恵の尻を舐めはじめた。 利恵はうつ伏せになって徳田に尻を与えた。 徳田は半分は噛み、半分は舐めている。 腰から太股、尻とたんねんに舐めていた。 利恵の庫裏から、嗚咽が洩れた。 徳田は、舐めるのをやめた。「 「いいの、舐めて。もっと舐めて。わたしのお尻ですこしでも気が晴れるのなら、もっと、おねがい、舐めて」 利恵は泣きはじめていた。 「ねえ、お尻、抱いて。おねがい」 泣きながら、徳田を待った。 徳田が尻を抱えて、挿入してきた。 利恵は忍んで来る男を待った。 夕刻、平野が小宴を設けて、男たちを集めた。 利恵は手伝いに出て、英二、好夫、高行の三人に流し目を送っていた。 だれか来るはずであった。 夜の十字を過ぎている。 隣室には貴子が寝ていた。 平野が貴子を口説いたのだった。 心も体も昂ぶっていた。 体が男を求めていた。 物音がした。 すこしずつ、男は布団をめくっていた。 浴衣が剥がされている。 男がパンティを切りはじめた。 じきに、パンティは腰の両側に落とされた。 昂ぶりが利恵を染めていた。 男の掌が陰毛に触れた。 男は、すこしずつ、弄びはじめた。 そこまでくれば成功である。 動かないのは、女が許可を与えていることになる。 男の手に力がこもりはじめていた。 片手で陰部をまさぐり、片手は太股をつかんでいる。 その太股を掴んだ手に力がこめられた。 足を拡げろとの意思表示であった。 利恵は寝返りを打つ恰好をして、足を開いた。 男の掌が太股を撫でている。 もう片方の指は、そこに喰い込んでいた。 利恵の脳裡に消しがたい炎が燃えていた。 利恵も無言なら、男も無言だった。 長い愛撫が過ぎて、裸になった男が股間に入っていた。 男が利恵をうつ伏せにしようとしている。 利恵は男の力に合わせて、寝返りを打つふうを装って、うつ伏せになった。 男は尻をなではじめた。 両手で撫でている。 隈なく、たんねんに指を這わせ、掌で感触を愉しんでいた。 隆起の谷間に指が這っている。 うめき声を、利恵は、歯を喰いしばって堪えていた。 男が、尻に乗った。 男はあてがって、ゆっくり挿入してきた。 利恵のそこは濡れていた。 男のものを苦もなく呑み込んだ。 巨根ではなかった。 ちがうとわかっても、そこまできては、どうにもならなかった。 男が尻を抱え上げた。 利恵は這って、尻を高く掲げた。 男が責めはじめた。 貴子は闇の中に瞳を見開いていた。 体が炎のようになっていた。 ああと、低い声がきこえた。 ああ、ああと、つづいている。 利恵の声だった。 どうにもならなくなって、貴子のことを忘れている。 貴子の体がふるえた。 手が股間に下りた。 貴子も男に犯してもらいたかった。 利恵と交替したかった。 利恵が終わったあとで、自分に襲いかかってほしかった。 貴子はその姿態を思いながら、自身を慰めつづけた。 犯して、犯してと、心の中で叫びながら、昇りつめていた。 利恵は、横たわっていた。 男が帰ったばかりだった。 男の放出したものが股間に溜まっていた。 「どうしたの」 襖がすこし開いて、低い声が訊いた。 「ちがっていたの。でも――ごめんね」 利恵は詫びた。 利恵は目が醒めた。 男が帰ってからどのくらいたったのかわからなかった。 素裸にされているのがわかった。 男が懐中電灯で股間を照らしていた。 さっきの男が長い時間をかけて弄んだ股間だった。 二人目の男が、そこをみている。 二人目が来るとは思いもよらなかった。 男は女のツボを揉んでいる。 別の手は股間の割れ目にあてられていた。 利恵は、体の力を抜いた。 男は舐めはじめていた。 舐めたり、軽く噛んだりしている。 執拗なほど、それをつづけた。 肛門も舐めた。 男は狂ったように舐め、吸っている。 犯人かもしれないと思うおびえから、炎が湧きはじめていた。 女のそこにはかぎりのない炎が棲んでいると思った。 夫でなくても、愛する人でなくてもよかった。 男でありさえすればよかった。 絞りこむような快感がある。 男の立つ気配がした。 ズボンを脱いでいる。 男が傍に来た。 利恵は黙っていた。 犯されるしかなかった。 体はふたたび男を迎える準備ができている。 男が、利恵の手を把った。 利恵の手は男の股間に導かれた。 利恵は男根を握らされた。 巨根であった。 それが屹立していた。 利恵は、男のものを含んだ。 貴子がいったとおりだった。 口が避けそうなおびえがあった。 やがて、男は貌から離れた。 その場で利恵を転がして、這わせた。 「ああッ」 利恵は悲鳴をあげた。 男のものが、利恵を塞いでいた。 男は、ゆっくり責めている。 恐怖と相なかばする快感が利恵を襲っていた。 貴子は犯されて狂ったといった。 狂わずにはいられないものを、男は藏していた。 男は、責めつづけた。 利恵は布団に貌を伏せた。 両手は布団を掴みしめた。 利恵は、うめいていた。 男に突かれるたびに、ああッ、ああッと、かん高い声でうめいていた。 貴子のことは忘れていた。 なんどもなんども昇りつめている。 小さな波が押し寄せては、避けていた。 いまに、大きい波が来る。 それが砕けたら、気を失う。 女には愛はない。 あるのは性欲だけだと思った。 妻がそうだったし、郁子がそうだった。 利恵がそうだ。 犯されても訴えることはない。 犯されるこをと希んでいるからだ。 男も女も、生活にいっさいの心配がなければ、相手かまわずにやりまくる。 何日間か、徳田はつづけて利恵を求めた。 精液を注ぎ込んでも注ぎ込んでも、利恵を征服した気にはなれなかった。 利恵は夕食の支度をしていた。 徳田は散策に出て留守だった。 振り向いてみた。 男が立っていた。 ――牛窪。 徳田からきいていた死に神の名前を、思いだした。 牛窪は懐からドスを掴み出した。 「裸に、なれ」 ドスの腹で、利恵のほおを叩いた。 利恵は脱ぎはじめた。 牛窪は徳田の妻を奴隷にし、徳田が面倒をみていた少女を凌辱したという。 利恵は牛窪の前に蹲っていた。 一糸まとわぬ裸になっていた。 「舐め、ろ」 牛窪が命じた。 利恵は、牛窪のバンドに手をかけた。 目の前に出たものをみて、利恵は息を呑んだ。 雄大であった。 徳田は小舎に戻った。 胸騒ぎがした。 戸の隙間から利恵の裸身がみえた。 利恵は布団を握りしめていた。 貌をのけぞらして、しきりに短い悲鳴を放っている。 ああ、ああ、とも、おう、おうともとれる、悲鳴だった。 大気を掻き裂くようなするどい悲鳴だった。 男は緩慢に責めている。 凍った視界の中で男と女だけが動いていた。 浅黒い体と白い体が絡み合っていた。 男が尻から離れて、立った。 女が起きて、男の怒張したものに縋りついた。 女は夢中で口に含んでいる。 女の片手は男の尻に回されていた。 男が横たわった。 女が男の上に這い上がった。 女は男の巨大なものを股間におさめて、のけぞった。 騎乗位で、女ははげしく動いた。 乳房が重そうに揺れている。 悲鳴が間断なく口を衝いている。 女の尻が貪欲そうに上下している。 小舎は女のうめきで埋まっていた。 傍若無人だった。 女は何もかも忘れていた。 はげしい炎だった。 白い裸身が灼けただれるかと思われるほどの狂乱ぶりだった。 女が崩れるように男の体から落ちた。 落ちて、女は大きく足を拡げた。 男が、その拡げた足の間に入った。 かん高い女の悲鳴が走った。 男が女の体に覆いかぶさった。 女の両腕が男の背を抱えた。 足が、男に絡んでいる すぐに、女は金切り声を放った。 女が動かなくなった。 両腕が男の背から落ちた。 男だけが動いていた。 ゆっくり、男は責めている。 女は応えない。 拡げた手足が意思を失って男の責めに揺れていた。 長い間、男は責めていた。 やがて、男は重い咆哮を放った。 利恵は牛窪に抱かれて布団に入っていた。 夜半にはまだ間があった。 男根は利恵の尻に当てられている。 牛窪は乳房を揉みつづけている。 執拗だった。 いまは、牛窪に仕えるしかなかった。 抵抗して、叩かれたり殺されるよりも、奴隷になって、性を愉しむほうがはるかによい。 牛窪との性交はすさまじかった。 利恵は体の芯を抜かれた思いがした。 わけがわからなくなって叫び狂ったおぼえがある。 最後には失神した。 これほどの性交のよろこびを利恵は知らなかった。 男のものは大小に関係がないという。 それはウソだった。 愛さえあればという。 それも、ウソであった。 愛がなくとも喜びは得られる。 愛してはいても、小さいのは物足りなかった。 女であるかぎり、自分を壊してしまいそうな巨根に、心のどこかでは憧れている。 牛窪が腰を動かしている。 侵入してきていた。 右手は乳房を揉んでいる。 牛窪のものが完全に利恵を塞いだ。 徳田は戸に体当たりをくれた。 「殺してやるぞ、牛窪!」 目の前に素裸の利恵が這っていた。 高々と尻をかかげている。 その尻を牛窪の巨根がつらぬいていた。 牛窪は、右手にドスを握っていた。 「野郎ッ」 なぐりかかろうとした寸前に、牛窪が立った。 徳田は思わず後退った。 利恵を責めていた濡れた男根が、宙に向けてそそり立っていた。 牛窪のドスがはねたのをみて、徳田は、逃げ出していた。 利恵はさっきのつづきの姿態をとらされていた。 牛窪が尻から責めている。 「ああッ――」 利恵はうめいた。 うめきつづけていた。 徳田は窓から覗いてわめいている。 「どうだ、気持ち、いいか」 「ああッ、はい、はい、ああッ」 利恵は頭を打ち振った。 「亭主と、おれ、と、どっち、が、いい」 「はいッ、あなたです! あなたです!」 髪を振り乱して、利恵は叫んでいた。 わけがわからなくなりはじめている。 「おま、えは、いん、ばい、か」 牛窪の喘ぎが高くなっていた。 「はいッ、はいッ、はいッ――」 利恵が失神している。 姿態ののように力の抜けた体をうつ伏せにしていた。 牛窪がその尻に乗って、自分のものを押し込んだ。 建物にいるのは郁子と徳田だけであった。 三畳ほどの狭い部屋が郁子の部屋だった。 堪えかねて、無言で郁子の手を把った。 郁子は逆らわなかった。 畳に倒れながら徳田をみつめていた。 徳田は逆上した。 唇を重ねた。 重ねて、郁子の舌を夢中で吸った。 吸いながら、乳房をまさぐった。 こんもりした乳房だった。 郁子の服を剥いだ。 徳田は気が狂れたように乳房を舐めた。 両の乳房は充分に女の尊さを内臓していた。 女がそこに凝縮しているように思えた。 徳田は足を舐めた。 唇を太股に這わせた。 「ああ」 股間に舌をつけられて、郁子が、低い声を洩らした。 徳田は裸になった。 怒張したものを、郁子にみせた。 郁子は青ざめた貌で、それをみつめた。 そして、握った。 握って、上体を起こした。 郁子は、口に含んだ。 じきに、徳田は郁子を這わせた。 尻を抱えた。 ゆっくり、挿入した 強い力で、尻を抱えた。 美しい尻だった。 「郁子!」 徳田は喘いだ。 郁子の尻が揺れ、上体が揺れている。 女神だと、徳田は思った。 幼いがゆえに、郁子は尊かった。 その尻が微妙に動いている。 動いているのは、郁子が感じている証拠だった。 ――郁子はよろこびを知っていた。 郁子は十四歳だ。 十四歳の少女だからといって性の快感がないというわけではあるまい。 女として機能できる肢体にはなっているのだ。 徳田の借りた空家は港近いところにあった。 夕食を終えたときには、陽が落ちていた。 郁子が片づけ終わるのを待って、徳田はその場に郁子を引き倒した。 郁子を素裸にした。 郁子の体を貪った。 途中から、郁子が声をたてはじめていた。 郁子の体を揉み、片手で陰部を愛撫しているうちに、郁子がうめき声をあげた。 「ああ、あなたッ。あなた――」 そのことばをきいて、徳田は戦慄をおぼえた。 あなたと口にしたのは、はじめてである。 幼な妻だが、郁子は完全に自分のものになった。 女として開眼したのだと、徳田は思った。 はじめて、郁子はわれを忘れた。 股間に入った徳田を迎え容れて、貌を覆った。 徳田は郁子の両足を抱えていた。 郁子はふたたび両手で貌を覆っていた。 どうしてよいのかわからない感じだった。 しきりに声を洩らしていた。 徳田は郁子を這わせた。 尻を抱えられて、郁子はああッと、かん高い叫びをたてた。 徳田は夢中で責めた。 これまでは、徳田は自分だけの愉しみを郁子の体に求めた。 いまは、ちがった。 より大きなよろこびを郁子にもたらせようと懸命になった。 郁子は声を洩らしつづけた。 やがて、徳田は、はてた。 もともと、性欲がどういうものか、郁子は知っていた。 父と義母のをはじめから終わりまで目撃したことがあった。 去年の夏だった。 家に帰ったら、父と義母が昼間からやっていた。 郁子の帰宅には気づかなかった。 父母は台所でたわむれていた。 料理をつくっている義母を、裸になった父が背後から脱がしていた。 脱がして、父は蹲って真白い尻を舐めはじめた。 義母は上ずった声でしきりに許しを乞うていた。 許しを乞いながら、料理をこしらえている。 そのことばから、夫婦が強盗ごっこをしているのがわかった。 義母は強盗に犯されているのだった。 やがて、父が立った。 義母はほおを小さく叩かれて、父の男根を口に含んで愛撫しはじめた。 凍り付いたようになった、郁子は物陰からみていた。 それまでにも、なんどか垣間みたことはあった。 義母の悲鳴じみた声もきいていた。 だが、これほど強烈なのははじめてであった。 父が義母を柱に縛りつけた。 義母は強盗に犯されるおびえと期待を声高に口にしていた。 お許しくださいませと叫びながら、体は紅潮していた。 ああ、強盗さまと、義母が叫んだ。 父と義母の痴態は、長い間、つづいた。 父は、後ろ手に縛った義母の股間に電動器具らしいものを挿入していた。 音が高い。 義母は股を拡げ切っていた。 泣いている。 父は義母の縛めを解いた。 解いて、台所に這わせて、背中に乗った。 紐を口にかけて手綱にしていた。 それを片手で持ち、片手は豊かな尻に喰い込ませていた。 義母は這いずり回った。 そのまま、居間に入った。 居間もどこも障子や襖は開け放してある。 義母は這って、箪笥の下段の抽出を開けて、それにつかまった。 父は傍に立っていた。 立って、紐を操って強盗らしいことばで義母に命令していた。 義母は箪笥の抽出につかまったまま、尻を高くかかげた。 父がその尻に挿入した。 箪笥が鳴りはじめた。 義母が大声で快感を口にした。 死にます! 死にますといっていた。 性交というものに郁子は郁子なりの期待を持っていた。 父への反撥もあったが、それよりも深いところにある黒々とした欲望の淵を、郁子は心の奥に秘めていた。 浩二は郁子の手を握った。 「おら、郁子さんをしあわせにするけん」 ふるえる唇を押しつけてきた。 郁子は黙って唇を与えた。 浩二が乳房を引き出して夢中で吸っている。 浩二がジーパンを脱がしにかかっていた。 浩二が覆いかぶさってきた。 股間を突きはじめている。 「うわあッ」 二、三度突いて、浩二が何かに襲われたような叫び声を放った。 射精したのだった。 浩二は夜半を待っていた。 郁子に夜這いをかけるつもりだった。 息を殺して、部屋に忍び込んだ。 襖に張りついた。 低い声がきこえる。 いや、声ではなかった。 うめきであった。 郁子がうめいている。 あ、あ、あ――と、断続的に声をたてていた。 郁子のうめきが何を物語っているのかは、浩二にもわかった。 炎が燃え狂いはじめた。 「ああッ、あなた、あなた、もっと」 郁子の声が高くなった。 物音がしている。 浩二の男根がいきり立っていた。 牛窪の手が太股を撫でている。 郁子は足を大きく拡げさせられていた。 淫靡な気配が部屋にたちこめている。 牛窪は床の間に腰をかけていた。 下半身は裸だ。 足を大きく拡げている。 その股間に、郁子は蹲っていた。 両手で男根を愛撫していた。 勃起するのを待って、郁子は口に含んだ。 牛窪が、立った。 「どっちから、して、ほしい」 仁王立ちになって、郁子を見下ろした。 郁子はあお向けになった。 牛窪が跨って、つらぬいてきた。 思わず、郁子は牛窪にしがみついた。 牛窪はゆっくり、腰を使いはじめた。 「どうだ、気持ちは」 郁子は首を打ち振った。 「いいです、いいです」 ほんとに、よかった。 挿入されると、どこからともしれずに快感が湧き上がった。 牛窪の背に腕を回した。 夢中で腰を動かした。 「好きッ、好きッ」 声をたてた。 「そうか、好きか」 牛窪が、あえいだ。 郁子は牛窪に抱かれて眠った。 目が醒めたのは明け方であった。 昨夜の性交が思われた。 死ぬほど堪能した。 牛窪は前と後ろから責めた。 気が狂いそうになるほどの思いであった。 そっと、牛窪のものに手を伸ばした。 ゆっくり、郁子は弄びはじめた。 愛はなくとも、女は強い男にならすさまじいよろこびを与えられるのだと知って、郁子は当惑していた。 牛窪のものが、恋しかった。 そこだけが、たまらなく好きに思えた。 牛窪は利恵の髪を掴んで、引きずった。 「裸に、なれ。素っ裸だ」 利恵はパジャマを脱いだ。 牛窪の足が尻を蹴った。 頭髪を掴んで引き起こされた。 「もう、ゆるして」 哀願した。 「宥さん」 牛窪は憎悪をこめて、利恵を引き倒した。 下半身を裸になって、利恵の白い腹に跨った。 牛窪は突っ立っていた。 利恵は牛窪の股間に跪いて、男根を口に含んでいた。 喉まで巨根が届いている。 両手は睾丸を愛撫していた。 「這え。外に、向かって、這え」 牛窪が、腰を引いた。 利恵は月明りの落ちる戸外に向かって這った。 牛窪が尻を抱いた。 利恵は低いうめきをたてて、体をよじらせた。 牛窪の巨根が無造作に、音をたてて入ってきていた。 牛窪は、ゆっくり責めはじめた。 「どうだ。ほら」 「ああ――はい――ああ」 利恵はするどい声をたてた。 牛窪の責めにわけがわからなくなりつつある。 声をたてれば、快感が増す。 「ほら、ほら」 「死にます、死にます」 「牛窪、さま、と、いえ」 「牛窪さま! ああッ、男さま! 男さま!」 金切り声が闇にひびき渡った。
2025/12/06 08:04:39(celUezo.)
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