ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
無題16
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
投稿の削除 パスワード:
1:無題16
投稿者: 酉祷 ◆nontlYsvSg
 ふっと、志津の肢体が浮かんだ。
 志津は二十七歳になったばかりだ。
 結婚して二年になる。
 細面で、瞳が大きい。
 均整のとれた肢体はすばらしかった。
 性質もおとなしい。
 自分にはもったいない女だと、保月はつねに思っていた。
 裸身が浮かんだ。
 その乳房を、保月はゆっくり、愛撫した。
 白い肌で餅肌だ。
 つぎに豊かな尻に口をつけた。
 盛り上がった隆起の割れ目が深い。
 太股を撫でながら、尻を舐めつづけた。
 かすかに、志津があえぎだしている。
「おまえ」
 森戸が白昼夢を破った。
「何を考えて、おっ立てている」
「嫁はんだ」
「やっとったのか」
「いや、お尻を舐めていたところだ」
「おまえの嫁はんのお尻舐めたら、すばらしいだろうな
「不謹慎なこというな」
 ふたたび、保月は目を閉じた。
 
 夜。
 保月は自宅に森戸を呼んで飲んだ。
 妻の志津の手料理だった。
 森戸は、四分は保月、六分は志津をみていた。
 すばらしい胸だった。
 盛り上がりが高い。
 肌が真白い。
 尻も高い位置についていた。
 豊かすぎるほどの尻だ。
 どうみても、貧乏刑事の保月にはもったいない。
 森戸は独身だった。
 志津が保月に組み敷かれ、あられもない姿態で声をたてるところを想像すると、脳が熱くなる。
 美しい女はそんなことをするべきではないという気がする。
 まして、交番勤務などに回される保月などにやらせるべきではない。
 あのとき、保月を救けなければよかったと、悔恨が湧いた。
 保月の葬式を取りしきる。
 志津はさみしさのあまり――押し倒し、裸にして、真白く盛り上がった乳房に、しがみついた。
「こら、あまり露骨にみるな。女房がいやがるじゃねえか」
 保月が妄想を破った。
「だからさ、交番勤務を引き受けたのかと……」
「引き受けるも引き受けないもあるか。辞令が出れば」
「いいじゃないの」
 志津は、夫のグラスに氷を入れた。
「いつまでも交番勤務をしているわけではないでしょう。生きて帰れただけで充分だわ。それも、森戸さんのおかげだけど」
「そうか……」
 志津の一言が、保月には痛かった。
 女房をみつめている森戸が羨ましい。億万長者の森戸には、職業への悩みはない。
 十二時を過ぎて、森戸が帰った。
 待ちかねて、保月は志津を押し倒した。
 志津にはじっとさせておいて、保月は自分で、脱がした。
 白い太股が、今日はとくに心を昂ぶらせた。
 足の指から唇をつけた。
 ふくらはぎから太股へと唇を這わせた。
 股間に顔を埋めた。
 いつもとはちがった、執念じみた愛撫さった。
 志津がかすかなうめき声をたてていた。
 志津が悲鳴をあげて狂うまでつづける気だった。
 志津がうめいて泣くことで、何かを確認しようとしているのだった。
 自分の卑小さを、志津のもだえで忘れようとしていた。
 志津をうつ伏せにして、尻を舐めた。
 隆起の割れ目に舌を這わせた。
 深い割れ目だった。
 長い間、舐めていて、保月は裸になった。
 尻を抱いた。
 冷たい尻だった。
 まるい鏡を抱いたように滑らかで、冷たく、弾力が秘められていた。
「ああッ、あなた――ゆるして」
 挿入すると、志津が泣き声をたてた。
 ゆるしてというのが、志津の口癖だった。
 保月は手綱がわりに、志津の長い頭髪を摑んだ。
「ああッ、あなた、おゆるしになって。おゆるしになって」
 白い顔をのけぞらせて、志津が、泣いた。
 
 夜おそく、保月は自宅に戻った。
 志津の姿がなかった。
 森戸に電話をかけた。
「誘拐か!」
 森戸は叫んだ。
 無残すぎた。
 夫に告げるぞと脅迫されて、男とねている姿を思うと戦慄が走る。
 破滅を覚悟で、男のいうまま、なすがままに、あの体を開いているのか。
 志津の裸身を思い描いた。
 あの体が、いま頃は踏みにじられているのか。
 あられもない姿態をとらされて、犯されているのか。
 泣きながら、凌辱に堪えている志津が、みえる。
「あかんな、こりゃ」
 森戸は、つぶやいた。
 志津はだれかとねたのだ。
 合意か暴力でかはわからないが、男とねたことはまちがいない。
 森戸は、一晩中、志津が男に組み伏せられている光景を想像した。
 あるいは、男のものを擦ったり、口に含んだりしているのかもしれない。
 音沙汰のないのは、男に暴力でねじ伏せられ、一晩中、責め苛まれたあげくに、監禁されたことを、意味する。
 夕刻。
 良江を、保月は訪ねた。
 中学から高校時代の志津の親友だときいていた。
「わたしが知っているのは、一人だけです。おそらく、志津はそのひとだけだと思います。男と交際したのは。前川という男です。同級生でした」
「志津が、その男と体の関係がなかったと思いますか」
「……と思います。半年ほど前に志津に会ったとき、志津が、前川さんは暴力団に入っていると……」
 志津が前川と関係をつづけていたことは、はっきりした。
 半年前に街で前川に遇い、ことば巧みに誘われて、ラブホテルに入ったのだ。
 やがて、志津は、本性を剥き出した前川に、脅される羽目になった。
 おそらく、身一つで、前川のもとに出掛けたのだ。
 性の奴隷になるために。
 憎悪は、前川と志津の両方に向けられていた。
 前川は、志津を抱きながら、夫と比較したにちがいない。
 どちらのほうがいいかと。
 あなたのほうがと答えて、許して、ゆるしてと前川の責めに声をあげる志津の姿態がみえる。
 
 保月が目醒めたのは、明けがたであった。
 傍に森戸が転がっていた。
 手足が針金で縛られているのに気がついた。
 ベッドに男と女が寝ていた。
「お目醒めかね」
 ベッドにいた男が起きた。
 素裸だった。
「そういうことだったのか」
 保月は上体を起こした。
「そういうことだ」
 男は、傍に寝ていた恵子の尻を軽く叩いた。
 恵子も素裸だった。
 恵子はうつ伏せて枕をかかえている。
 尻の隆起が高い。
 その隆起を男が、ゆっくりなでている。
 恵子は、ベッドに掛けた男の前に跪いた。
 男の股間に手を伸ばした。
 白い指がゆっくり、男根を擦りはじめていた。
 男は両手をうしろに突いて、それを見下ろしている。
 恵子の尻が揃えられた踵の上に重そうに載っていた。
 男のものが怒張しはじめていた。
 恵子の両手が添えられている
「おまえたちは、この女を抱こうとして、何もかも、忘れた。抱かせずに殺すのは、気のどくだ。せめて、女の姿態を、みせてやろう」
 恵子は、伸び上がっていた。
 男のものを口に含んでいる。
 大きなモーションで、顔を上下させていた。
 しばらく、それが、つづいていた。
 やがて、男は、恵子に、床に這えと命じた。
 恵子は、保月と森戸の目の前に這った。
 男が逞しいのを、恵子の尻に当てがった。
 どれほどもたたなかった。
 ああと、恵子が声をたてた。
 細い声だった。
 顔をのけぞらせ、それから、落とした。
 男は緩慢な動作で突きたてている。
「乗って、おねがい」
 恵子があえいで、床に腹をつけた。
 男が、跨った。
 恵子の両手が絨毯を摑んだ。
「ああッ、もう、許して!」
 恵子が、泣き声を放った。
 白い足が痙攣している。
 保月はみていた。
 いつの間にか、恵子の姿態が妻の志津に変貌していた。
 誘拐され、監禁されているとしたら、これと同じことをされているのだ。
 許してと、泣いている姿がみえる。
 泣きながら、凌辱の中に身を横たえているのだ。
 恵子のあえぎが、高い。
「ああッ」
 するどい、けものじみた声を、恵子が放った。
 男が出て行ったのは、昼過ぎであった。
 それまで、男は恵子を抱いて眠っていた。
 保月と森戸は縛られたまま、恵子の寝姿をみていた。
 豊かな尻が目の前にある。
 男のものを迎え入れて、嗚咽混じりにはげしく動いた尻であった。
 男も恵子も、保月と森戸に対してなんの羞恥心も抱かなかった。
 性交のときも、二人の存在を忘れて狂い、のたうち回った。
 男が出て、しばらくたって、恵子が二人の前に立った。
 Tシャツにジーパン姿だった。
「あなたがた、したい?」
 恵子はベッドにかけて、訊いた。
「わたしにできることは、殺す前に、あなたがたを、この体で愛してあげられるわ」
 森戸がうなずいた。
「いいわ。あお向けに、寝なさい」
 恵子が森戸の傍に立った。
 恵子が森戸のズボンを脱がせはじめた。
 森戸の男根はなかば勃起していた。
 恵子が白い指でそれを擦りはじめた。
 保月はみていた。
 指の動きがたまらなく淫らにみえた。
 もう片方の手は睾丸に当てられている。
 恵子がジーパンを脱いだ。
 下半身だけ裸になって、森戸に跨った。
 豊かな尻と太股が、森戸にかぶさった。
 恵子はゆっくり動きはじめた。
 恵子は後ろ向きの位置にある。
 その部分がはっきりみえた。
 男根をピタリ収めた女の肉の深さが、保月の炎を掻きたてた。
 じきに、森戸が荒々しく鼻でうめいて、はてた。
 恵子は森戸のあと始末をした。
 ていねいに拭ってやって、ズボンに収めた。
 自分も洗ってきた。
「あなたは、いいの?」
 裸のまま、保月の前に立った。
 うなずいていた。
 森戸は、みていた。
 白い指が保月の男根を擦っている。
 やがて、恵子が保月に跨った。
 どうして、この女はこんなに美しくてやさしいのかと思った。
 
 志津は幽閉されていた。
 男が傍に来た。
 男は無言で志津の唇を吸った。
 分厚い舌が押し込まれた。
 その舌は志津の舌を求めていた。
 差し出すしかなかった。
 男ははげしい勢いで舌を吸った。
 吸いながら、片手を乳房に入れてきていた。
 乳房を揉んでいる。
 乳首を弄んでいる。
 やがて、男に押し倒された。
 男はゆっくり、志津を裸にした。
 裸にして、両手で乳房を嬲りはじめた。 
 誘拐されたその夜、志津はどこだかわからないアジトに連れ込まれた。
 四人の男が待っていた。
 いきなり裸に剥かれて、志津は四人の男の男根を舐めさせられた。
 四人に交互に差しつらぬかれた。
 前からもうしろからも責められた。
 その光景をフィルムに撮られた。
 あとで現像してみせられた。
 一人の男の男根を口にして、左右の男の男根を両手で握っている。
 尻から責められながら、前の男の男根を口に含んでいる。
 おまえは今日から性の奴隷だ。
 反抗すると、この写真を家族から友人知己にいたるまで送りつけると脅された。
 その夜は、朝まで四人に交互に嬲られた。
 男は毎晩、替わった。
 張り番の男に弄ばれながら、売春を行なった。
 夜になると、どこかのホテルや、民家に連れて行かれた。
 東京に連れてこられたのは、半月ほどまえであった。
 東京では外人専用に充てられた。
 各国の公大使や、本国から来る政治家の性欲処理が仕事だった。
 男が股間を弄びはじめている。
 志津の股は拡げられていた。
 男は執拗に愛撫した。
 しだいに、感じはじめている自分を、志津は知っていた。
 長い間、弄ばれると、感じまいとしても、どこにあるのかわからぬ闇から、ふっと、快感が貌を出す。
 そうなると、堪えられなかった。
 男が裸になった。
 志津を跨いで、立った。
 志津は目を開けた。
 怒張したものが空間にある。
 上体を起こして、貌をそれに近づけた。
 男は差し込んで、志津の頭を抱えた。
 奴隷にされた女は、飼い主には背けない。
 いわれたとおりに体を開くしかないのだった。
 志津は、あまりにも多勢の男の玩弄物になりすぎていた。
 捕えられてから一か月近くしかならないが、その間に七十人は下らない男に仕えてきた。
 精液にまみれている気がする。
 男が志津の貌を離した。
「這いなさい」
 男に日本語で命ぜられて、志津は男の前に這った。
 男が尻を抱えた。
 ゆっくり挿入している。
 夫がこの姿態をみたらどう思うだろうかと、志津は思った。
 男は、責めはじめていた。
 ああと、かすかに、志津は声を洩らした。
 どこかで、夫がみつめている気がした。
 そう思うと、闇の奥から、急に疾り出た細い箭があった。
 それが脳裡をつらぬいていた。
 ゆるして、お許しになってと、志津は、胸中で叫んでいた。
 黒々として波濤が押し寄せていた。 
 
 木内家に数人の男が押し込んだのは、五時前であった。
 悲鳴をあげる嫁の好子を、男たちは引きずり出した。
 村の中に地蔵を祀った社がある。
 男たちは好子をそこに引き立てて、柱に後ろ手に縛りつけた。
 そうしておいて、好子の着衣を毟り取った。
 好子は三十六歳になる。
 素裸にされた体が、無残に打ちふるえていた。
「保月と森戸を、ここに連れて来い。さもなけりゃ、村中の女をこうして縛りげてやる。強姦してやる」
 好子の乳房を摑んで、ねじりあげた。
 細い悲鳴が走った。
 島根家に男たちが踏み込んだのは、十分ほど前だった。
 三十を過ぎたばかりの嫁の栄子は押入れの布団の下に潜ませていた。
 だが、男たちは捜し出した。
 その場で素裸に剥いで、引きずりだされた。
 好子と並べて縛られた。
 男たちは、これみよがしに、好子と栄子の乳房や尻を弄んでいた。
 合計、七人の嫁が連れ出された。
 社に七人が素裸で後ろ手につながれていた。
 十人近い男が監視をしている。
 拳銃を持っている男が二人いた。
 男たちは女を弄んでいた。
 最初は、乳房をなでたり、尻や太股をなでたりしていた。
 男たちは図に乗りはじめた。
 加虐の喜びへと変化した。
 一人の男が栄子の股間に手を入れた。
 男は、しばらく弄んでいた。
 そのうちに、どうにもならなくなったようだった。
 栄子に尻を突き出させて、うしろから犯しはじめた。
 それが皮切りだった。
 全員が、縛ったままの女に尻を出すように命じて、犯しはじめた。
 村の男や、子供、老人たちが、その光景を見ていた。
 
 志保は海を見ていた。
 どこの海なのかわからない。
 志津の住む岬は広大な面積を擁している。
 岬全体が白砂彦三郎の所有地であった。
 陽にくるまれた芝生に、白砂が坐っていた。
 志津は、ゆっくり近づいた。
 志津が近づくのを、白砂は土下座して待った。
 志津は黙って白砂の前に立った。
「お舐め。おまえ」
 命じた。
「ああ、奥様」
 白砂は、志津の足を押し戴いた。
 白砂は倒錯した性を持っていた。
 買い取った志津を奴隷にするかわりに、自分がその地位に就いた。
 志津を崇めるのだった。
 この広大な岬に、白砂は住んでいた。
 使用人は二人いた。
 料理を造る老人と犬を扱う少年であった。
 少年は良成といった。
 良成は十七、八歳にみえた。
 呼ばれないかぎり、貌を出さない。
 ひっそりしていた。
 白砂に足を舐めさせながら、志津は海をみていた。
 白砂の唇がふくらはぎに移っている。
 志津は浴衣を着ていた。
 その浴衣を帯までたくしあげて、裸身を晒していた。
 白砂の唇が尻に登ってきている。
 志津は足を開いた。
 舐めながら、白砂は喘いでいた。
 夏の終わりの、けだるい午後であった。
 良成が部屋に呼ばれたのは、一時間ほどのちだった。
 良成には青畳を敷き詰めた部屋に入ってきて、黙って、志津の前に立った。
 傍に白砂が平伏している。
 良成は怒ったような固い表情で、志津を見下ろした。
 志津は膝で良成ににじり寄った。
 良成のジーパンに手をかけた。
 ゆっくり、良成を見上げながら、ジーパンを下ろした。
 良成のは怒張していた。
 志津はそれを握った。
 白い指で握りしめた。
 志津は良成のものを口に含んだ。
 両手を良成の尻に回した。
 少年期を抜け出していない良成の尻は固く締まっていた。
 昂ぶりが志津を染めていた。
 ときに、白砂は少年に志津を与える。
 少年に仕える志津の裸身をみて、白砂はおのれを灼くのだった。
 志津はしだいに昂まる炎に身を灼きはじめていた。
 白砂が自分にしたように、少年の背後に回って、固い尻に唇をつけた。
 夢中で舐めはじめた。
 やがて、志津は少年の前に這った。
 少年は浴衣をまくりあげて、志津をあらわにした。
「ああッ、良成さま!」
 志津は小さく叫んでいた。
 少年は一気に挿入してきていた。はげしい勢いで志津の尻を掻き抱いた。
 
 地虫が啼いていた。
 戸外は闇が覆っている。
 男と女が入ってきた。
 ヒョットコの面をつけている。
 部屋にはカンテラの黄色い灯りがただよっていた。
 灯りの中に監視役の男と女が横たわっている。
 男と女は一言も喋らなかった。
 寄り添っていた。
 横になって向き合い、男は女の腰に、女は男の腹のあたりに手をかけていた。
 柱に縛られたまま、保月は身動きもできないでいた。
 保月の凝視の中で男が動きはじめていた。
 女の腰に置いた手が尻に伸びている。
 ゆっくり、尻をまさぐっていた。
 しばらく尻をなでていて、男は、女のジーパンを脱がしはじめた。
 女は腰を浮かせて、男の意に従うことを示した。
 男は途中まで手で下げて、あとは足を使って引き下げた。
 同じようにしてパンティも脱がした。
 真白い下半身が目の前に横たわった。 
 豊かな尻だった。
 長い足だった。
 女はその下半身をじっと横たえている。
 男は女の尻をなでつづけた。
 尻全体をなで回していた手が、やがて、隆起の割れ目に入った。
 女の腰がわずかに動いた。
 男が、自分でジーパンを脱いだ。
 女が、男の股間に白い手を差しのべている。
 怒張したものを、女は握っていた。
 男の手がふたたび、もとの場所に戻った。
 女の白い手が動いている。
 ゆっくり、動いていた。
 男と女は三メートルと離れていないところで、剥き出しの性交為をはじめている。
 カンテラを消そうともしない。
 あえて剥き出しでそうする男と女に、残忍さを感じた。
 女があおむけになった。
 男がその傍に跔んだ。
 女が足を開いた。
 男の手が女の股間に入った。
 女は右手を男の股間に入れて、動かしている。
 ヒョットコの面が二つ、あえぐように揺れ動いた。
 その仮面の下から、女のうめく声が洩れた。
 女のヒョットコの面が右に左にと動きはじめた。
 男の股間で、女の白い手の動きがはげしくなった。
 男がうめきを洩らした。
 男は立って、女の足を両腕で抱えた。
 女の足が貌に向かって折り曲げられた。
 女の悲鳴が湧いた。
 男は女をうつ伏せに這わせて、豊かな尻に乗っていた。
 女の悲鳴が高く低く、つづいた。
 
 女は仮面をとっていた。
 二十三、四歳にみえる年頃だった。
 女は須美と呼んでほしいといった。
 須美は一団の男女を、ある政治団体に属しているとだけは、説明した。
 恐怖に包まれた生活だった。
 支配者は、圧制を布いた。
 さらに支配者の締めつけが強くなった。
 男女の共有制であった。
 毎晩、順繰りに女はちがう男とねなければならなかった。
 須美はそれに耐えかねた。
 脱出を考えない日はなかった。
 しかし、勇気がなかった。
 脱出を計っているとの疑いを被せられて処刑された仲間の女性の無残な光景が灼きついていた。
 広子という女だった。
 素裸にされて、男たち全員に犯された。
 一通りの凌辱が済むと、二度目は肛門性交をやられたのだった。
 終わったときには、広子は悶絶していた。
 精液にまみれたまま、首を吊るされたのだった。
 
「志津」
 白砂が押えた。
「良成に犯されなさい」
「はい」
 志津は良成に向かって、両手を突いた。
 良成は立って、志津を見下ろした。
 昂ぶりで白い皮膚に朱が射している。
 ジーパンのそこがすでに膨れ上がっている。
 志津はジーパンを下げた。
 少年はパンツをはいていなかった
 怒り狂った者が、志津の貌を突き刺そうとした。
 志津はそれを口に含んだ。
 少年は足を開いて、腰をせり出した。
 志津は少年のものを喉まで含んだ。
 右手は少年の固い尻に回し、左手は睾丸に添えていた。
 昂ぶりが志津を染めていた。
 じきに口を離して、突っ立ったままの少年の尻を舐めはじめた。
 隆起の内部まで舐めて、そこから太股に唇を這わした。
 体全体を舐めたいと思った。
 やがて、少年につらぬかれる。
 そのときのするどい痛みに似た感覚が脳裡に光っていた。
 良成は十四歳のときに白砂に買われた。
 大柄な少年だった。
 性交の方法も知らなかった。
 白砂はその少年に自身の仕える女を捧げる。
 女は少年に跪いて少年のものを怒張させて、口に含んだ。
 少年は急速に性愛に溺れ込んだ。
 男根は日に況して雄々しくなった。
 買われた人妻は少年の奴隷になることに喜びをおぼえた。
 突っ立った少年の前に跪き、少年を裸にして、精魂を傾けて愛撫した。
 そして、這って少年に尻を捧げた。
 白砂は買った人妻に奴僕のように仕え、人妻は少年に奴婢のように仕える。
 志津は少年の良成を愛しはじめていた。
 最初は、そうではなかった。
 奴隷女に自由はない。
 命じられるままに、少年に仕えるしかなかった。
 寡黙な少年だった。
 黙々と志津を犯した。
 美しい貌と肢体を、少年は持っていた。
 その肢体で志津の前に立ち、奉仕を求める姿は、志津の心を灼いた。
 あらがいたがいものを少年に感じるようになった。
 少年の男根は異様なほど、逞しくなっていた。
 勃起力も並外れたものを持っていた。
 少年に仕え、犯されているうちに、志津は皮膚に突き刺さるようなよろこびを感じるのだった。
 
2025/12/06 08:03:11(celUezo.)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.