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無題12
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:無題12
投稿者: 酉祷 ◆nontlYsvSg
 怒りの白い女体が浮かんだ。
 妻の則子だった。
 山岡は則子をみつめていた。
 全裸だった。
 乳房のふくらみと尻のふくらみが描く線が、たまらなかった。
 その則子の傍に男が姿をみせた。
 男も全裸だった。
 巨大な男根がそそり立っている。
 則子が、それを握った。
 
 山岡の知らない男だった。
 則子と男の姿が消えた。
 ラブホテル街に吸い込まれたのだった。
 性交をしないわけはない。
 シャワーを浴びた則子が、男に組み敷かれてる光景が消えなかった。
 あるいは、則子が男を寝かせて男根を弄び、口に含んでいるのか。
 則子とは二年前に結婚した。
 山岡が三十歳、則子が二十六歳だった。
 浮気をするようにはみえなかった。
 それが、昼日中、男と情事を愉しんでいる。
 妻は、いま頃は、男に組み敷かれている。
 足を拡げて男を迎え入れ、苦悶に似たうめきを洩らしている。
 あるいは、這わされて、男に尻を預けているのか。
 妻の尻を掻き抱く、男の姿がみえる。
 
 荷物をまとめはじめた則子を引きずり倒して、殴った。
 シャツを引き裂いて、山岡は則子を素裸にした。
 炎が燃え狂っていた。
 嫉妬と憎悪の炎だった。
 その場で犯した。
 則子は、男と別れる気のないことを告げた。
 いつでも離婚に応じると。
 則子が男と寝ていることはわかっていた。
 山岡の求めには、応じた。
 
 妻の則子は、いま頃は男に抱かれていよう。
 最近では日曜日がデイトになっていた。
 妻の尻を、男が抱えている。
 その男の男根が自分のよりはるかに巨大で、猛々しかった。
 則子の男である、吉良は一級建築士であった。
 一度の情事で、則子は夢中になった。
 情事の巧みさもそうなら、体格も、性格も、夫とは各段のちがいがあった。
 妻でありながら、公然と男をつくり、日曜ごとにねに行く。
 妻が帰ってきた。
 吉良に抱かれて燃え尽きていた。
 山岡は、遠慮深い手つきで則子のパジャマを脱がせにかかっている。
 則子は目を閉じていた。
 ほとんど反応らしい反応は示さなかった。
 男に愛撫され、燃え狂っていまはエネルギーは残っていない。
 ただ貸してくれているだけであった。
 女が燃えなくても、男は愉しめる。
 いや、むしろ、そのほうが愉しみが深い。
 犯している気分になれるからだ。
 動かない妻を、犯し、充分、愉しかった。
 妻がどう思おうと、知ったことではない。
 精液を放出させてくれる体でさえあればいい。
 
 妻が入ってきた。
「するの?」
 ベッドに掛けて、訊いた。
 山岡は立った。
 則子はまだ、ベッドに掛けていた。
 無言で、突き倒した。
 倒れた則子のネグリジェを剥ぎ取った。
 則子はじっと、されるままになっていた。
 素裸にした、山岡は傍に掛けた。
 白い体だった。
 乳房がたわむほどある。
 太股も豊かだった。
 男を吸い込みそうな美しさだった。
 乳房を握った。
 しばらく弄んでいるうちに、則子が反応しはじめたのがわかった。
 太股がすこしずつ開いていた。
 開いた股に、山岡は掌を入れた。
 昂ぶりが出ていた。
 則子をうつ伏せにした。
 豊かな尻の隆起を弄んだ。
 真白い尻だった。
 妻の尻の割れ目に顔をつけた。
 舌をつかった。
 執拗に舌を使いつづけた。
 かすかにうめきがきこえた。
 やがて、山岡は、尻を抱いた。
 妻は上半身をベッドに倒し、両手でシーツを握りしめていた。
 激しく動いて、山岡は、はてた。
 
 犯罪者のように岩陰に潜んで、山岡は見守った。
 やがて、男と女が出てきた。
 三十前後の男と、二十七、八の女にみえた。
 岩陰から覗いて、山岡はあわてて、首を引っこめた。
 男が平な岩にねていた。
 下半身が裸だった。
 男根が勃起している。
 その男根を、これも下半身を剥き出した女が、握っていた。
 女が、男根を口に含んでいた。
 さかんに貌を上下させている。
 舐めさせながら、男の手が女の性器に伸びている。
「ねえ。抑えつけて、うしろから、動物のように思いきり犯して。だれもいない山でそうされるのって、すてきよ」
 女は口腔性交をやめて、そういった。
 男が立った。
 怒張した男根が逞しかった。
 天空を向いてそびえ立っている。
 男が、女を岩に押しつけた。
 女は岩に両手を突いて真白い尻を男に差し向けた。
 男は無造作に女の尻を抱えた。
 そして、擦りはじめた。
 女の豊かな白い尻に、黒い男根が出入りしている。
 男は単調な動きでそれをつづけていた。
 女は、いま、すべてのことを忘れている。
 男がゆっくり、突きつらぬいて与えてくれる苦悶に身を任せている。
 山岡は、ふと、妻の則子を思いだした。
 妻は公然と男とねに行く。
 その男は、やはり、こうして妻を尻から犯しているのだ。
 憎悪が湧いた。
 女の体が、妻にみえた。
 その女が声をたてていた。
 しだいに尻の位置が高くなっている。
 女は傍若無人な声をたてた。
「ああッ、わたし、わたし、お尻から犯されているのねッ。
 ああッ――もっと、突いて!」
 女が、貌をのけぞらせた。
 男が、女の尻を抱えて、はげしく突きたてはじめた。
 女は声を発しつづけている。
 男の指が女の尻を掴みしめた。
 山岡は銃を構えて、走り出た。
「動く、な!」
 男が奇妙な叫びを上げた。
 叫んだが、まだ射精中であった。
 女が、悲鳴をあげた。
「歩け、さっきの、洞窟に入れ!」
「危ない。撃つな。いうことをきく」
 下半身裸の男と女が、歩きだした。
 山岡は、男に向けて、銃の引き金を絞った。
 山岡は、男に死体に近づき、足で岩盤の亀裂に突き落とした。
「お許しください!」
 女のすすり泣きが高くなっている。
 ふるえの中で、女は哀願した。
「あなたの奴隷になります! どうか、わたしを許してください!」
「名前は?」
 女は須美と名乗った。
 須美は二十六歳。
 殺された男が、夫だった。
 山岡は、須美の体に手をかけた。
 須美はあらがわなかった。
 シャツを脱がせて、乳房を剥き出した。
 白くて豊かな乳房だった。
 山岡は、ゆっくり弄んだ。
 長い間、乳房を弄んだ。
 山岡は、無言で、須美を裸にした。
 須美は、されるままに、足を開いた。
 山岡は股間に掌を入れた。
 山岡は裸になった。
 須美をうつぶせにした。
 男根を割れ目に当て、擦りはじめた。
 尻から犯しながら、山岡は、この地底の宮殿に女たちを素裸で輪舞させる夢を描いたことを、思いだした。
 須美は女奴隷の第一号だ。
 そう思いながら、はてた。
 山岡はロープで須美を縛りはじめた。
 
 吉良の部屋は十階にあった。
 山岡は絨毯に下りた。
 土下座をするしかなかった。
 妻と、妻の男の前に。
 それも、妻が盗んだ退職金の半分を返してもらうために。
「じっとしているのよ、そうやって!」
 則子はガウンを脱ぎ捨てていた。
 妻を寝取られた男の前に、夫は土下座をしている。
 素裸になって、吉良の膝に乗った。
 吉良のガウンを剥いだ。
 吉良の男根を握った。
 擦りはじめた。
 吉良は、すぐに則子の感情に反応した。
 土下座をしている山岡の前で、勃起したものを則子に含ませた。
 則子は気が狂ったように、口腔性交をつづけた。
 尻は山岡に向けていた。
 やがて、則子は、吉良の膝に抱え上げられた。
 挿入された。
「ああッ」
 則子は、思わず声をあげた。
 挿入されただけで、痺れが全身を走った。
 夢中で、則子は叫びつづけた。
 山岡は顔を上げてみていた。
 則子が吉良の膝の上で尻を上下させている。
 結合している部分が目の前にみえる。
 吉良が、則子を下ろした。
 則子は絨毯に腹這った。
 吉良が則子の尻に跨がった。
 則子が悲鳴じみた声を発して、両手で絨毯をつかんだ。
 豊かな太股だった。
 その上の尻に、吉良の黒い体が跨がっている。
 吉良ははげしく突きたてていた。
 則子が、頭を上下に打ち振った。
 二人の動きが停まっていた。
 則子の背に、吉良が倒れ込んでいる。
 しばらくして、則子が山岡の前に立った。
 目の前に札束を投げ落とした。
 
 山岡は、須美をシュラフから引き出した。
 無造作にジーパンを剥ぎ取り、うつ伏せにして真白くて豊かな尻を、掌でポンポンと叩いてみせた。
 須美は手錠をはめられた両手で、山岡の足首に縋りついた。
 こんどはあお向けにして、足を開かせ、性器を拡げてみせた。
「すばらしい体だ」
 石坂がうめいた。
「ほんとうに、やってもいいのか」
「いいとも」
 あわただしく、裸になっていた。
 すでに怒張している。
 須美をうつ伏せにして、尻に乗っかった。
 すぐに、突きたてはじめた。
 黒い体が、しきりに、白い体を責めたてていた。
 はげしく突きたてて、石坂が、はてた。
 
 有賀と洋子が樹海に踏み込んだのは、昼過ぎであった。
 岩場で、有賀と洋子は休憩した。
 有賀はそこで、洋子を抱いた
 夢中になって、ペッティングをはじめた。
 婚約はしていたが、まだ体の交渉はなかった。
 洋子の下半身を裸にした。
 真白い体だった。
 洋子は瞳を閉じて、愛撫にまかせた。
 有賀は、自分もズボンを脱いだ。
 洋子に、自分の男根を握らせた。
 洋子は瞳を閉じたまま、握っていた。
 静寂が占めていた。
 有賀と洋子の荒い呼吸だけがあった。
 やがて、有賀は洋子に乗っかった。
 一気に征服しようと、洋子を強引に押えつけた。
 割って、入った。
 
「おまえは、殺す」
 銃が、ゆっくり動いて、有賀を狙った。
 洋子が悲鳴を放った。
「奴隷が一匹、増えたな」
 石坂は、洋子に近づいた。
「ゆるして。おおねがい。ゆるして」
 つぶやくような声だった。
 石坂は、洋子を押し倒した。
 胸を拡げた。
 白い乳房が出た。
 たっぷり張っていた。
 それを揉みはじめた。
「おれが、先にやってもいいか」
 山岡に訊いた。
「ああ」
 洋子は泣きつづけていた。
 石坂は、器用に素裸にした。
 石坂は、性器を弄びはじめた。
 足をいっぱいに拡げ、弄ばれながら、洋子は泣いていた。
 山岡は、傍でみていた。
 石坂が洋子を犯していた。
 足を両脇に抱え込んで、ゆっくり突きさしている。
 洋子の石坂に抱え込まれた白い足が揺れている。
 妖しい光景だった。
 人間を、それも美しい女を奴隷にできる淫靡な愉悦は、心をふるえさせた。
 須美と洋子を並べて犯すろきに、洋子は反応をみせた。
 須美が声をたてるのに刺激され、小さなうめき声をたてるまでになっていた。
 中田を仲間に引き入れたのは、石坂だった。
 宮殿をみて、中田はふるえだした。
 広間に鎖でつないだ奴隷の須美と洋子をみたときには、足がわなないていた。
 山岡と石坂は、須美と洋子に立てと命じて、立った二人のほおを叩いてみせた。
 二人に素裸になるように明治、中田の前で尻を抱えて犯してみせた。
 中田の目の色が変わっていた。
 犯してもよい。
 須美も洋子もおまえの奴隷だというと、中田は、洋子に武者ぶりついた。
 突っ込んで、いきなり射精した。
 まだいきり立っていた。
 それを、須美の尻に突きたてた。
 中田には須美と洋子の体しか眼中になかった。
 暇さえあると、須美と洋子を並べていじくり、乗っかった。
 
 別荘の玄関に立った。
 バールでドアをこじ開けた。
 三人の女は寝室にいた。
 悲鳴が湧いた。
「ゆるして」
 三人ともパジャマ姿だった。
「おまえら、殺されるのと、犯されるのと、どっちを選ぶ」
「殺さないで」
「それじゃ、犯されるほうを選ぶのか」
「はい」
 細い声だった。
 暴力の前には、女はひれ伏さざるを得ない。だれにでも体を開くのが、女であった。
 女の本質は性の奴隷になることだった。
 石坂は、開業医の娘だという女を、その場に引き倒した。
 パジャマを引き破った。
 石坂は無言で、女を裸に向いた。
 パンティを剥ぎ取った。
 豊かな腰だった。
 陰毛もたっぷりあった。
 太股をつかんだ。
 傍で中田が別の娘を裸にしていた。
 山岡も娘を引き寄せた。
 中田と石坂が女の股を開いて、性器を弄んでいる。
 女を素裸にして、股を割り、性器に唇をつけた。
 清潔だった。
 かすかに石鹸の匂いがした。
 中田が、女をベッドにうつ伏せに這わせて、尻をかかえていた。
 その目の前で、石坂が女を組み敷いている。
 山岡はズボンを脱いだ。
 女をベッドから下ろし中田と同じにベッドにうつ伏せに這わせた。
 尻を抱くのにちょうどよい位置だった。
 尻から挿入した。
 ゆっくり、体を使いはじめた。
 まるく豊かに盛り上がった尻だった。
 女は両手でシーツを握りしめていた。
 中田が、うめいて、はげしく突きたてた。
 女の体が波打って揺れた。
 石坂は女の両足を抱え込んで犯していた。
 女の乳房が重そうに揺れている。
 寝室で性の狂宴が繰り広げられた。
 中田が、山岡が犯した女を絨毯に組み敷いて、腹に乗っていた。
 石坂は自分の犯した女に含ませている。
「おれのも、やれ」
 山岡は、女の白い貌に男根を突きつけた。
 女は命令に従った。
 山岡はベッドに掛けて、女の貌を股に引き入れた。
 頭髪を握って、喉まで突っ込んだ。
「ああ――」
 中田に組み敷かれた女が、かすかな声を洩らした。
 腕が中田の背に回されていた。
 中田の黒い尻がはげしく動いている。
 狂宴が終わったのは、小一時間近くたってからであった。
 精液にまみれた女三人は、犯されたままの恰好で、動かなかった。
 開業医の娘は圭子と名乗った。
 圭子を連れて出た。
 美しい奴隷が一人増えた。
 細面の貌は美しかった。
 その唇なら一日中吸っても厭きない気がする。
 中田は、車が走りだしてすぐ、圭子のジーパンを脱がせ、自分も裸になって、上に乗った。
 揺れにまかせて、圭子を抱いた。
 圭子は逆らわなかった。
 足を開いて、中田を迎え入れた。
 
 山岡、石坂、中田の三人が地底の宮殿に戻った。
 王宮では三人の奴隷が待っていた。
 須美と洋子、圭子の三人は寝袋をくっつけて、その中に潜っていた。
「おかえりなさいませ。ご主人様」
 須美は完全な奴隷になっていた。
 つぎに、洋子が、土下座をした。
 圭子は黙っていた。
 須美が鞭を把った。
 山岡に差し出した。
「ご主人様、罰を与えてくださいませ」
「わかった」
 中田が鞭を振った。
「尻を出せ、圭子!」
「許して」
 細い声で、圭子が許しを乞うた。
 圭子はジーパンとパンティを下げた。
 這った。
 尻をかかげて中田に差し出した。
 その尻に鞭が鳴った。
「ご主人様! もう、ゆるして、おゆるしくださいませ!」
 尻を打ち振って、圭子は叫んだ。
 山岡と石坂は、食事の支度を終えて、中田をみていた。
 中田は、圭子の尻をかかえている。
 圭子の白い尻が中田にゆっくり突き動かされている。
 須美と洋子の尻が中田の指にもだえて、貪欲そうに動いていた。
 女の尻はいかなる宝物よりも尊く思える。
 中田が須美と洋子を離した。
 猛烈に圭子の尻に突きたてて、中田は吠えた。
 はてた中田は、裸のまま、洋子を引きずってきた。
 その場に洋子をうつ伏せにして寝かせ、尻に乗った。
 中田は洋子の両手を取って手綱にした。
 洋子の白い貌がのけぞった。
 乳房が絨毯から離れて揺れている。
 髪が踊り、唇が開いている。
 その唇から、あっ、あっ、と小さな声が洩れはじめていた。
 やがて、洋子の中に放出した中田は、こんどは須美を転がして腹に跨がった。
 正常位ではじめた。
 表情がゆがんで、性交の鬼のような面つきになっていた。
 須美のたえ入るような声が湧いていた。
 
「女ァ、突っ込まれるようにできているんだ。男は突っ込むようにできている。
 女ってのは本性はマゾヒストなんだよ。圭子だって、いまは、奴隷生活を堪能してるじゃないか。
 女ってやつはもともと男の奴隷として造られているんだ。生活の心配がなけりゃ、どの女も男の奴隷になりがたっているんだ
 男は、どんな女でもいい、ひっぱたいて、ひれ伏させるんだ。それが自然なんだよ」
 圭子まで、いまは、完全に奴隷になっていた。
 足を舐めろといえば舐めるし、尻を出せといえば喜んで尻を差し出す。
 そして、犯されながらうれし泣きに泣くのだった。
 女の本性というのは、男の欲望に仕えて喜びを得るところにあるのだと、石坂は思っていた。
 緊縛したり、股を開いて磔にしたり、虐めて、虐め抜く。
 責めに堪えている女の体が、また、なんともいえない。
 はげしい性欲を煽るのだ。
 男にとって、女の体はすべてが性器だ。
 性器でないところはない。
 
 京子と石原は後ろ手に手錠をはめられて、引き立てられた。
 山岡は立って、京子の傍に下りた。
「ご主人様。鞭をどうぞ」
 京子は、山岡の足もとにひれ伏して、鞭を両手で差し出した。
「素裸になって、尻を出せ」
「はい、ご主人様」
 京子は、立って、服を脱ぎはじめた。
 石坂と中田が、凝視している。
 三人の女奴隷も見守っていた。
 パンティを脱いだ。
 瞳を閉じて、山岡の前に四つん這いになって、尻を差し出した。
 鞭が乾いた音をたてた。
 山岡は、京子を呼んだ。
 京子は、王座に上がって、山岡の前にひれ伏した。
「立って、性器を見せろ、拡げてとっくりとみせるんだ。尻もだ」
「はい。ご主人様」
 京子は立った。
 山岡の前に脚を拡げた。
 山岡は、石坂と中田を押しのけた。
 京子のそれに唇をつけた。
 高嶺の花だった。
 それが、いまは、自分の奴隷だ。
 腰に手を回して、夢中で舐めた。
「ああ、ご主人様」
 京子はうめいた。
「横にならさせてくださいませ」
 いつの間にか、屈辱から快感が湧き出ていた。
 快感は黒い炎となって、脳を焼いている。
 山岡が、顔を離した。
 京子はその場に横になった。
 山岡が裸になって、傍に立った。
 男根が怒張していた。
 体を起こして、山岡のものを口に含んだ。
 黒い炎が燃え狂っていた。
 
 石原はその光景をみていた。
 京子が犯されている。
 いちばん若い中田が、四つん這いにさせて、尻を抱えていた。
「ああッ、ご主人様! ああッ」
 京子がうめいている。
 山岡が終え、石坂が終えていた。
 その間、京子はさまざまな姿態をとらされていた。
 狂ったように、京子はもだえていた。
 白い貌が妖しい光に染まって桃色にみえる。
 やがて、中田がうめいて、はげしく突きたてた。
 狂宴が終わった。
 山岡と石坂、中田がウイスキーを飲みはじめた。
 京子は三人の前に土下座している。
 素裸のままだった。
「どうだ。おまえは警視庁選り抜きの捜査員だ。その凶悪犯の奴隷になって一生を過ごさねばならん。口惜しいだろうな」
 山岡は上機嫌だった。
「諦めました」
「そうかわかればよいのだ。ここへ寝て、テーブルがわりになれ」
 京子はそこにあお向けに寝た。
 腹の上に山岡がグラスを置いた。
 そして、乳房を揉みはじめた。
 中田が太股にグラスを挟んで、性器をなではじめた。
 石坂は貌をなでている。
 口に指を入れてきた。
 京子は、その指を吸った。
 三人とも素裸だった。
 京子は両手を石坂と山岡の股間に入れた。
 中田の指が京子の中心に入ってきている。
「京子」
「はい。ご主人様」
「おまえ、相棒を殺せ」
「承知いたしました」
 命令に従うしかなかった。
 どちらにしろ、石原は殺される。
「殺す前に、京子、あいつの精液を絞ってやれ。死刑囚へのせめてもの温情だ」
「はい、ご主人様」
 京子は王座を下りて、石原の前に立った。
「気のどくだけど、ご主人様の命令を実行させていただくわ」
 京子は、石原を押し倒した。
 ズボンを剥ぎ取った。
 萎えた男根を握った。
 すこし大きくなったのを、口に含んだ。
 しだいに、勃起していた。
 京子は石原に跨った。
 ゆっくり、動きはじめた。
 六人の男女が凝視していた。
 中田が、つぶやいた。
「みろよ。女刑事が、自分の手で殺す相棒を、犯している」
 動かない石原の体の上に、京子が素裸で跨がり、体を上下させている。
 乳房が揺れている。
 真白い、豊かな腰が、ゆっくりと上下していた。
 山岡は、洋子を手招きで呼んだ。
 前にひれ伏した洋子を頭髪を摑んで引き込み、含ませながら、いそがしく、洋子を裸にした。
 石坂が圭子を、中田が須美を呼んだ。
 死の性交はゆっくり、つづいていた。
 
 京子の奴隷生活がつづいた。
 とらえられたのが十二月二十九日であった。
 山岡、石坂、中田の三人には文字通りの正月であった。
 男たちの好きな遊びに、奴隷同士のレズビアンがあった。
 男たちの命ずる相手とねるのだった。
 京子は洋子に抱かれるときがいちばん燃えた。
 抱き竦められただけで、炎がつくのだった。
 洋子が男たちに犯されるのをみていると嫉妬が湧くまでになっていた。
 豊かな白い尻を差し出して、つらぬかれてもだえているのをみていると、掻き裂きたい思いがした。
 あの日、京子は石原の精液を絞り取った。
 石原は泣き声とも悲鳴ともわからない声をたてて、京子の中にはてた。
 助けてくれ、許してくれ、と泣きわめく石原を、中田が滝の縁に引きたてた。
 突き落としたのは、京子だった。
 正月三日間は性に開け、性に暮れた。
 時の流れの大半を、京子は男に抱かれていた。
 抱かれていないときは、男根を含まされていたり、自身の性器を弄ばれていたりした。
 男たちは性に執着した。
 はてても、だれかが女を弄びはじめると、また、回復するのだった。
 男の性欲は、精液とは関係なかった。
 脳を灼く炎があればよいのだった。
 他人の性交場面を観ることで得られた。
 
 山岡と中田は樹海で待っていた。
 石坂がレンタカーで則子を連れてくることになっていた。
 車が、目の前で停まった。
 山岡が、則子を強引に引きずり出した。
「おまえは、奴隷だ! 鎖につないで、奴隷にしてやる!」
 則子の耳もとで叫んだ。
「圭子」
 山岡はいちばん歳下の圭子を呼んだ。
「はい、ご主人様」
「無作法な奴隷を、痛めつけてやれ。存分にな。殺してもかまわぬ」
「はい、ご主人様」
 圭子は、則子の傍に立った。
「おまえ、裸になりなさい」
 圭子は、平伏した則子の頭に足を載せて、命じた。
「やめてよ。バカバカしい」
 則子は圭子の足を跳ね上げた。
「やったな。奴隷の奴隷のくせに!」
 圭子が、足で則子を蹴った。
 須美が立った。
 つかみかかり、髪を握って引きずり出した。
 則子が悲鳴を放った。
 その則子の前に、京子が立った。
「諦めなさい。奴隷になって、ご主人様に仕えるのです」
「バカなこといわないでよ!」
「やってやるわ」
 圭子は、則子の前に立った。
 圭子は、則子のほおに平手打ちをくれた。
 則子に諦めが出ていた。
「素っ裸になるのよ!」
 かん高い命令が落ちた。
 則子は裸になりはじめた。
 山岡はウイスキーを飲んでいた。
 素裸になって、坐った。
「ほら」
 圭子は片足を突き出した。
「足を舐めてきれいにするのよ、おまえ」
 則子は目の前に突き出された足をみた。
 圭子の足を両手に取った。
 ゆっくり、唇をつけた。
 
 奴隷生活がはじまった
 四人の女は容赦なく則子をこき使った。
 食事、掃除、すべてが則子に課された。
 返事のしかたが悪かったり、ぼんやりしていると、引き据えられて叩かれた。
 圭子は則子に敵意を持っていた。
 則子に裸になることを命じ、その背中に乗って這い回らされた。
 尻を鞭で叩きながら、則子が潰れるまで這い回らせた。
 素裸で柱に縛りつけ、大の字に手足を拡げて磔にされた。
 山岡が傍にきて、磔にされた則子を犯しはじめた。
「おねがいです。もう、許して。あなたのお力で、みんなと同じ奴隷にしてください」
「おまえのあなたではないぞ」
「申しわけありません、ご主人様」
「おまえがしたことを思い出せ。死ぬまで、おまえは最下等の奴隷だ」
「はい、ご主人様」
 ある日、則子は圭子との同性愛を命じられた。
「おまえが、圭子に仕えるのだ」
 山岡が命じた。
 則子は圭子の前に手を突いた。
 本気で圭子に仕えようと思った。
 圭子は須美を自分のものにしていた。
 はたちを過ぎたばかりの小娘だった。
 這い寄って、圭子の足を舐め、自分の頭に押し戴いた。
 足から太股に、そして性器へと、たんねんに舐めた。
 張りのある肌だった。
 若さが漲っていた。
 乳房に移った。
「圭子さま、これから、本心であなたにお仕えいたします。どうか、お許しください」
 乳房をゆっくり愛撫しながら、則子は哀願した。
「考えてみてあげるわ」
 圭子は、うなずいた。
「ありがとうございます」
 両手を突いた則子を、圭子は突き転がした。
 圭子は、則子に跨がった。
 乳房を弄びはじめた。
「ああ、圭子さま」
 則子は、目を閉じた。
 やがて、圭子は体を回した。
 太股で乳房を締めつけ、唇を則子の陰部につけてきた。
 急速に則子に炎が湧いていた。
 本心で圭子に仕える覚悟を決めると、屈辱が炎に変わっていた。
 圭子の真白い尻を掻き抱いて、貌に載せた。
 包み込んでもらいたかった。
 
 中田は、則子を呼んだ。
「はい、ご主人様」
 則子が傍に来たのを、中田は転がした。
 下半身をめくって、尻に乗っかった。
「ああ――」
 則子が声を立てていた。
 則子が、ご主人様、ご主人様とうわごとのようにつぶやいている。
 快感に襲われているようだった。
 中田が則子の尻を抱えて夢中で腰を使っている。
 ああッ、あッ、あッと、則子が快感にうめき声を出しつづけていた。
「奴隷ッ」
 中田が一声、呼んで、はてた。
「ああッ、ご主人様――」
 則子が尻を打ち振って、声を絞った。
 
 車が停まった。
 中田が助手席の女に散弾銃を突きつけ、石坂が運転席に回った。
 中田が、男を引きずり下ろし、山岡が女を引きずり下ろした。
 早業だった。
 男女を宮殿の王座の前に引き据えていた。
「名前は?」
「佐藤、です。妻の、理恵です」
 男が答えた。
「理恵か。いい名前だ。おまえは、たったいまからおれたちの奴隷にする。裸になってみろ」
「ゆるして! ゆるして!」
 理恵は泣き声を放った。
「無駄よ、泣いても。どうにもならないの。ここに来れば、ご主人様のお情けに縋って、お仕えする以外にないの。殺されたくなければね」
 京子が傍に立って、理恵に、しきたりを説明した。
 二十四、五歳の女だった。
 圭子は、鞭を取った。
 圭子の鞭が尻に打ち下ろされた。
 理恵は悲鳴を放って転がった。
「奴隷になるか」
 圭子の息が荒い。
「なります、なります!」
 理恵は圭子の足もとに土下座した。
 理恵はジーパンを脱いだ。
 白い太股があらわれた。
 小さなパンティをはいていた。
 嗚咽しながらそれも脱いだ。
 素裸になった。
 豊かな乳房だった。
 尻がたくましく盛り上がっている。
 圭子がその乳房を、尻を、太股を、自分のものにしたがっているのを、圭子は知った。
 理恵は山岡と石坂の前に土下座をして、その前に立った。
 山岡に尻を触られながら、理恵は低い嗚咽を洩らしていた。
 佐藤は呆けたような表情で見ていた。
 結婚して六カ月にしかならない理恵だった。
 その理恵が、嗚咽しながら、尻を差し出して弄ばれている。
 山岡が両手を使って責めていた。
 山岡が理恵の尻を抱えていた。
 ゆっくり、突きたてている。
 長い間、責めつづけた。
 いつの間にか、理恵は嗚咽をやめていた。
 嗚咽のかわりに、あ、あ、あ、と、低い声を洩らしはじめていた。
 反応していた。
 順応したのだった。
 奴隷の仲間入りだった。
 その場で、理恵は三人のご主人様につらぬかれ、失神寸前まで追い込まれる。
 若い女の体は意思とは関係なく、男に迎合する。
 三人のご主人様が済めば、つぎには、圭子が待っている。
 圭子はそくざに理恵を犯そう。
 執拗に、失神するまで犯すにちがいなかった。
 圭子だけではない。
 洋子も、狙っている。
 須美も、そうであろう。
 則子も、いまは奴隷の奴隷からは抜け出ている。
 下げ渡された理恵を抱いて、弄ぼう。
 もちろん、京子も、理恵を抱くつもりだった。
 抱かれてふるえる理恵の肌を思うと、心が絞られる気がする。
 その後は、理恵は完全な奴隷だった。
 女には奴隷になる素質があった。
 静寂の中を、理恵のうめきだけが洩れた。
 
 京子の腕の中で、理恵がふるえていた。
 固く瞳を閉じている。
 京子は、その瞳に唇をつけた。
 左手は理恵の乳房をゆっくり揉んでいた。
 唇に唇を重ねた。
 舌で愛撫すると、理恵は、口を開けた。
 唇を吸い、舌を差し込んだ。
 理恵の舌を捜して、吸った。
 理恵の体は小刻みにふるえている。
 ふるえながら、理恵は、舌をからませてきた。
 長いキスがつづいた。
「おまえ、わたしのもになるかい」
 耳もとで、訊いた。
「はい、ご主人様」
 理恵は瞳を開いて、京子をみた。
 京子は、乳房から腹に、そして股間へと、ゆっくり掌を滑らせた。
 理恵は京子をみつめつづけていた。
 
 玲子の手足を縛ってトランクに入れ、自分も入った。
 すぐに、車は走りだしていた。
「わたしを、どうするの?」
「あるところへ、連れて行く」
 玲子は黙った。
 そっと、手を出してみた。
 太股に触れた。
 玲子は動かなかった。
 ゆっくり、掌を這わした。
 尻の隆起に掌が伸びた。
 ジーパンをはいている。
 盛り上がりを、撫で回した。
 そうされる玲子の胸中を思うと、昂ぶりが湧いた。
 どこの馬の骨ともわからない男に体を開かねばならない苦悶が、玲子を染めているにちがいなかった。
 高名な女優だけに、その無念さが思われる。
「やめて」
 玲子の冷たい声が、耳を搏った。
「なんなら、絞め殺したっていいんだぜ」
「……」
「じっとしていろ」
 また、撫ではじめた。
 こんどは、玲子は黙っていた。
 たんねんに尻を撫でて、その感触を愉しんだ。
 ボタンを引き千切って、乳房を摑み出した。
 鷲づかみにして、揉みはじめた。
 掌に吸いつくような肌理のこまかい肌だった。
 玲子は黙っていた。
 いまに、素裸で這い回らせて、特別に辱め、ご主人様に仕えさせてやると思った。
 
 関根が立って、京子の前に来た。
「いい体だ」
 関根の手が乳房に触れた。
 ゆっくり、揉みはじめた
 しばらく揉んでいて、関根は京子の前に腰を下ろした。
 掌が下腹にのびた。
 やわらかい下腹を撫でさすりしていた掌が、やがて、陰毛に下りた。
 京子は足を拡げ切っていた。
 関根の指は無造作に性器に入った。
 長い間、関根は弄んだ。
 巧妙な愛撫だった。
 女の性感帯を隈なく指で掘り進めた。
 関根の拷問は京子に感じさせることにあるようだった。
 ひとびとの中止の中で、京子に感じさせ、そのつぶさな表情、体のうめきを、みせようというのだった。
 関根の片方の手が中心を弄んでいた。
 もう片方の手は鋭敏な部分を愛撫している。
 濡れはじめている。
 時間の経過がわからなかった。
 光の射さない暗い部屋に京子は閉じこめられていた。
 何人かに凌辱されていた。
 目を閉じて、男の蹂躙に、堪えていた。
 男たちは無造作に突き転がして、前から責め、尻から責めた。
 男たちの排泄物を受ける膣だけが、妙に寒さをかんじないでいた。
 
 圭子は、立った。
 無造作に玲子の頭髪を握ってその場に引きずり倒した。
「おまえ」
 声が高かった。
 足で乳房を踏みつけた。
 圭子は玲子に敵愾心を燃やしていた。
 玲子は美しすぎた。
「ゆるして!」
 はじめて、玲子が悲鳴を放った。
「わかったか、玲子」
「はい。ご主人様」
 両手を突いた。
「よろしい。では、立って、裸になれ。体の隅々までみせるのだ」
 うなずいて、玲子は立った。
 玲子は奴隷になる覚悟をした。
「こいつ」
 圭子が、玲子を引きずり倒した。
「裸にならせていただきます、ご主人様というのよ」
 圭子の声はかん高い。
「はい、ご主人様。裸にならせていただきます」
 素裸になって、玲子は立ち尽くした。
 玲子は這った。
「どうだ、奴隷になった感想は」
「……」
「おまえは、牝の性器を持った、ただの女だ」
「はい、ご主人様。ただの奴隷女にございます」
「そこで、オナニーをしてみせろ」
「はい、ご主人様」
 玲子は、四つん這いになったまま、しばらくは動かなかった。
「ものすごく、淫売風にやれ」
 玲子は這ったまま、床をみつめていた。
 かすかに、白い尻がふるえている。
 その場に尻を落とし、あお向けに寝た。
 全員が、無言でみつめた。
 犯されたり、男根を舐めさせられることは覚悟していよう。
 しかし、自分で自分を汚すことは思ってもみなかったにちがいない。
 玲子の手が下腹に伸びた。
 周囲で奴隷たちが息を呑んで見守っている。
 玲子の右手が陰毛の部分をゆっくり、愛撫しはじめている。
 左手は乳房をつかんでいた。
 玲子は瞳を閉じていた。
 白い額に屈辱の苦悶が翳りを生んでいた。
 指が中心部に下りた。
 わずかに、股を開いた。
 指がクリトリスに触れている。
 中指の腹でゆっくり、擦りはじめた。
 左手は乳首を揉んでいる。
 やがて、その左手が膣に下りた。
 両手を使いはじめた。
 右手指がもっとも敏感な部分を挟み、左手の指は膣に入っていた。
 白い体だった。
 長い時間がたった。
 玲子は単調に愛撫を繰り返している。
「ああ」
 やがて、玲子の口から、かすかな声が洩れた。
 唇が開いたままになっている。
 指の動きが早くなっていた。
 すこしずつ、足の開く角度が大になっていた。
 玲子が感じていることを、山岡は疑わなかった。
 玲子は完全に足を拡げ、陰部全体を剥き出していた。
 白い指がせわしなげに、動いている。
 ぬめりが出ている。
「ああ、健一さま」
 男の名前が、口を衝いた。
「抱いて――入れて、そう、そこよ、ああ、健一さま、好き、すき」
 指の動きが早くなっている。
「大きいわ。大きいわ。ああッ、大きいわ。健一さま。いっぱいに、いっぱいよ――」
 足の指が内側に曲げられていた。
 太股も、動いている。
 ふくらはぎが引きつれている。
 太股がくねりはじめた。
「ああッ、犯されるわ。犯されるわ。男のひとに!」
 重い叫びだった。
「ああ、強盗に犯される! わたし、強姦されているわ。健一さま――強盗に――ああッ」
 足が床に落ちて、尻が上下しはじめていた。
 乳房が揺れ、口が開いている。
「ああ! いきます! わたし、わたし――ああッ」
 はげしい指の動きだった。
 声を大きかった。
 貌をのけぞらせて、玲子は、はてた。
 玲子は放心したように、体を横たえていた。
「則子」
 山岡が、静寂を破った。
「玲子のを舐めて、掃除しろ」
「はい、ご主人さま」
 則子はいわれたとおりに、玲子の股間に入った。
 貌をつけた。
 則子が清め、玲子が上体を起こした。
「ここに、来い」
 山岡は手招いた。
 ズボンを脱いだ。
 苦しいまでに、勃起していた。
「はい、ご主人様」
 玲子は平伏してから、体を起こした。
「おまえは、こいつの奴隷だ。そうだな」
 自分のを指した。
 声が昂ぶっていた。
「はい、ご主人様」
 玲子は這いつくばって、含んだ。
 やがて、山岡は、玲子の貌を上げさせた。
「おまえ、さっき、強盗に暴力で犯されるといったが、その願望があったのか」
「はい、ご主人様。だれかに暴力で犯されている光景を描くと……」
「オナニーをやるときは、つねに、ああいうのか」
「はい、ご主人様。男のかたに乱暴に犯されているのだと、思うと、異様に、昂ぶるのです」
「ああ、もうたまらん」
 山岡は、玲子を突き転がした。
 尻を抱えた。
「みろ。おまえは、尻から犯されているんだぞ」
 冷たい尻だった。
 
 その晩は、玲子には地獄だった。
 奴隷の入隊式のような自瀆行為が済んでから、玲子はさんざんに凌辱された。
 山岡が抱き、そのつぎに石坂が抱いた。
 中田がはてる頃には、また、山岡がもよおしていた。
 石坂に、そして、中田に弄ばれている玲子は、異様に美しかった。
 本来なら、山岡たちに手の届く女ではなかった。
 写真でみてオナニーペットにするしかない玲子であった。
 その玲子が、いわれるままに這いつくばり、尻を出せといえば尻を差し出し、組み敷かれて凌辱されているのだった。
 女には、男に征服されたい、虐げられたい、犯されたい欲望がある。
 三人の男に仕え、好きかってに犯されることは、その欲望を満たすことになる。
 マゾヒズムの炎を充分にかきたて、燃やし尽くせるのだ。
 その上、女同士の性愛が生じていた。
 男だけではない、女だけではない、両者が複数でもつれての欲情の世界だった。
 
 京子が宮殿に元ってきたときには、一同はそれぞれの部屋で眠りに落ちていた。
 圭子と玲子だけが起きていた。
 だれからも相手にされなかった圭子は、玲子が放されるのを待っていた。
 飢え切ったけもののように、玲子を自分のベッドに引き込んだ。
 玲子は疲れきっていた。
 嫌がる玲子に、指と舌での奉仕を強要した。
 そこへ、京子が、立った。
「何よ! 玲子はわたしのものよ!」
 圭子は、京子をみて、悲鳴をあげた。
 素裸の玲子を押し倒して、上に乗っかった。
 悲鳴をきいて、山岡は、はね起きた。
 京子が、立っていた。
 石坂と、中田が起きてきた。
「はい、ご主人様」
 京子は、その場に土下座した。
 急に、山岡は、欲情した。
 自分の手で、京子を虐げたかった。
 王座を下りて、京子の前に立った。
「はい、ご主人様」
 京子は、うなずいて、自分で裸になった。
 押し倒して、跨がった。
 乳房をしばらく揉んでいて、唇を重ねた。
 京子ははげしい勢いで、山岡のを吸った。
 山岡は、挿入した。
「ああ」
 京子が低い声でうめいた。
「わたし、どれほど、ご主人様に抱かれたかったことか。それで、必死の思いで逃げてきたの。これで、安心できるわ。存分に、弄んでね」
「いいとも」
 山岡は、かぶさった。
 京子が、しがみついて、腰を振った。
「京子ッ」
 叫んで、山岡は、果てた。
「ご主人様ッ」
 京子も、低く叫んでいた。
 京子には、理恵がつきっきりで世話をした。
 理恵は京子の留守に洋子の女になったことを詫び、京子を見守った。
「いいわ。許してあげる。でも、これからは、わたしの女になるのよ」
 京子は、理恵を抱き寄せて、唇を重ねた。
 理恵は肌を擦り寄せて、甘えた。
 
2025/12/06 07:59:49(celUezo.)
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